「周囲の期待する宇多田ヒカル」を演じる大変さ
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成績を伸ばすために必要な「蓄積」という意識
塾のコラム用に考えていたものなのですが、少し複雑になってしまったので、僕のブログにアップすることにしました(笑)
大学生の時期を合わせて8年近く子供たちの勉強に関わっていると、成績が伸びる子と伸びない子の特徴がいくつか見えてきます。
その違いの多くは、意外と勉強をしている、していない以前のところにあったりします。
その中でも最も大きな差は、「蓄積」を意識しているかどうかです。
その子の地頭がどうかは別として、長期的に見て成績が伸びる子は、例外なく知識を「蓄積」することを意識できています。
或いは、どんなに頑張って勉強しても伸びなかった子の成績が伸びるようになるのは、「蓄積」を意識し始めたときです。
ここで言う知識というのは、単語や公式といったものばかりでなく、よく出る問題のパターンや出題の傾向みたいなものも含みます。
むしろ、そういった部分の方が重要かもしれません。
(一定レベルになったら単語や公式といったものは覚えているのが当たり前)
勉強をしているのに成績が伸びないという子は、「その問題が解けること」が目的となってしまっています。
だから、せっかく復習をしても、ゴールが「その問題」を解くことなので、とき終えたあとにその問題を解いたことで得られる思考過程や問題パターンを収集しようという部分に意識があまり向かわないのです。
それに対して「蓄積」を意識している子は、その問題を解くこと自体を目的としていません。
意識的か無意識であるかは別にして、問題演習が思考過程や問題のパターンをしっかり覚えるための手段であるということを理解しているのです。
「蓄積」することを意識できていないと、とにかく膨大な問題を解いて、その中から体で覚えるしかありません。
いわゆる「慣れ」ってやつです。
「慣れ」はその子のセンスに左右されます。
サッカーのリフティングで、数回やってみたら何10回も続けられる子もいれば、何回やっても2,3回でボールがコロコロとどこかへ転がってしまう子もいます。
「慣れ」ることが得意な子は数回やれば十分なのに、「慣れ」ることが苦手な子はどれだけやっても成長になりません。
それくらい「慣れ」は個人差が大きいものなのです。
もちろんセンスがあってすぐに「慣れ」ることができる子はそのやり方で全く問題ありませんが、大半の子はそうはいかないでしょう。
「蓄積」を意識することによって、この「個人差」は大幅に減少します。
例えばコンビ二の店員さんを見てみると、態度の良し悪しなどの違いはともかく、一週間もすれば基本業務はこなせるようになります。
これは、しっかりとしたマニュアルが用意されていて、効率的に知識の蓄積がなされるからです。
知識が蓄積されれば、本人の能力に関係なく、一定のパフォーマンスは発揮されます。
「蓄積」を意識することは、よほど慣れることが得意な人を除いて、勉強をする上の必須事項なのです。
「蓄積」が大事と書きましたが、実際にどのようなことに意識をすればいいのか。
ここで大切なことは、問題の構造に意識を向けることです。
例えば英文法であれば、その問題がどの知識について問おうとしているのかを考える。
古文の現代語訳であれば、どの文法事項から答えとなる訳が導出されるのかを意識する。
あるいは数学ならば「この公式を使えば解けるのか」ということではなく、「どうしてその公式を使えばいいと考えるのか」という部分に注目する。
このように表面的に問題を解くのではなく、問題の背景に意識を向けることが大切です。
そして、背景に意識を向ける有効な手段はとにかく書くこと。
成績が頭打ちになる子(特に私立専願の子)はとにかく書いてみるということをしない傾向があります。
頭の中での理解と、書いてみることでは、その思考の深さがまるでことなります。
頭の中で考えるということは、「自分の処理能力で可能な範囲」でしかその問題を理解できません。
それに対して、紙に書いて、或いは問題に書き込みをして考えることは「自分の処理能力を超える思考」を可能にします。
僕は別に根性論者ではないので、「書くこと自体」が大切だなんて言いませんが、思考を拡大するという目的にはやはり書くことが有効だと思うのです。
そして、その深い思考こそが知識を蓄積するための手段です。
ここに書いたことを一言でまとめてしまえば、「とにかく書け!」なのですが、これもやはりなぜ「とにかく書け!」なのか、その背景を理解していなければ意味がありません。
意味を理解せずに書くのは、それこそ問題を解くのが目的となっているのと同じだからです。
知識の蓄積が始まると、その子の成績は途端に伸び始めます。
もしどんなに勉強しても成績がのびないという人がいたら、ここに原因がある可能性があります。
知識の「蓄積」、意識してみて下さい。
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【メディア寄稿】AV女優という「見られる」ことのプロが書いた小説
書評サイト「シミルボン」さんからお誘いを頂いて、文章を書かせていただきました。
一本目はずっと書きたかったAV女優紗倉まなさんの「最低。」のレビュー記事。
ブログではあまり書かない僕の読書暦を中心にシミルボンさんでは書くつもりですので、こちらもよろしくお願い致しますml-_-lm
学生時代に読んだ乙一さんのデビュー作、「夏と花火と私の死体」の印象を、未だ強烈に覚えています。
―運ばれる死体の『私』―
殺された死体の「見られる」視点で進む物語に、当時の僕は強く惹きつけられました。
上手い作家さんほど、物事を観察することに長けていると思っています。
僕にとっての作家さんは「優れた観測者」です。
だから、小説を読んでいると、「主人公には世界がどのように見えているのか」「どんな視点で世界と向きあっているのか」ということばかりに目がいってしまいます。
そんな僕が出会った乙一さんの「夏と花火と私の死体」は...
続きはシミルボンさんでお願いします
ワンピース考察〜サンジだけがジャッジの子だとするとなぜビックマムの娘と結婚させられるかの説明が上手くいく〜
*例のごとく壮大に外しました(笑)
ワンピースに出てくる女の敵キャラって、つくづくいい奴が多いよな、、、
元情報商材屋さんがノウハウを無料で流していたから、それを使った副業を考えてみた
情報商材界隈の人びとに関して、世間ではあまり言い印象がありません。
僕自身もそれに違わずあまりいい印象はもっていないのですが、与沢翼さんと土屋ひろしさんという二人の情報商材屋さんに関しては、(少なくとも彼ら自身の行ったシステムやノウハウに関しては)信頼できるのではと思っています。
そんなわけで二人だけはずっとウォッチしていたのですが、最近土屋さんが再び情報商材の部分で動き始めました。
といっても商品を売るのではなく、単純に自分のノウハウを公開するというカタチ。
ここで土屋さんの動画をリンクしてしまえば、それこそ情報商材みたいになってしまうので張りませんが、少なくともそのノウハウはどれも非常に体系的なので、情報商材が実際にどのようなものであるのかを見るためにはオススメです。
さて、先ほども書いたように別に情報商材を褒めたいわけではありません。
そのコンテンツを見ていてふとアイデアを思いついたので、備忘録がてら書き止めようと思っただけです。
土屋さんはアップされた動画の中で、誰でも儲けることのできる方法としてネットでの転売を紹介しています。
家電量販店などのお客様感謝セールみたいなところで大幅値下げされた商品を仕入れ、それをAmazonや楽天などで定価の少し安い価格で売る。
定価とディスカウント分の差額が利益になるというものです。
確かに家電の中でも売れ残る可能性が少なく、かつ高付加価値の商品(土屋さんはカメラを紹介していました)を選べば、月に数万円程度なら十分可能だなあという印象です。
僕はこれに、それこそ情報商材屋さんの得意分野である「情報」を組み合わせたら、もっと利益を上げることができるのではないかと考えました。
僕は今、有る程度このブログのアクセスが増えてきたので、ウェブにアップするコンテンツを作るためにカメラを買いたいなあと思っています。
僕が欲しいのは「いいカメラ」という物質そのものではなく、「いい写真が撮れる」というカメラを使った際の経験です。
実は商品そのものではなく、それを使ったときの体験・経験にお金を払っているということは少なくありません。
もし同じカメラが並んでいたとして、一方には「プロによるそのカメラを使った際のテクニック集」や「被写体の配置のサンプル集」みたいなものがついていたら、そちらのほうを選ぶ人が殆どでしょう。
しかもそれが多少値段が高かったとしても、「プラス2000円払えば、きれいな写真を自分でも撮れる」ということであれば、十分にそちらが選択される可能性はあります。
少なくとも自分ならそちらを選ぶ。
単なる商品に、それを購入した後の体験を充実させるための「情報」を付加価値として付けて売る。
競合商品が溢れるネットで、価格競争に陥ることなく差別化を測るための最適な手段だと思います。
情報単体で売られていたとしても、そのいかがわしさから、なかなか情報自体は購入されないかもしれません。
しかし、それが商品についた付加価値としてならば別。
自分で何かの商品の使い方についてまとめ、その付加価値部分だけを利益とするのもいいでしょう。
たとえば僕の場合なら、オススメの国語の参考書に、それにぴったりあった問題集や勉強方法をまとめたオリジナルテキストを付加価値として付けて、ネットで出品するとか。
参考書なんてどの本屋にもあるので、注文を受けてから買いに行けば、在庫費用はゼロです。
参考書の主な購入者は子供たちで、彼らはあまりネットでの購入をしないので、この方法はあまり利益が見込めるとは思いませんが、ようはこの方針で考えれば、ちょっとした利益の上がる商品を生み出すことが可能かもしれません。
就活のエントリーシートの書き方みたいな本に、一流企業に通った人の自己PR100人分くらいをまとめたものをセットにするとかもありかもしれません。
それなら下手したら倍近くの値段で売れるかもしれません(笑)
といった感じで、あれこれビジネスモデルについてアイデアを浮かばせてくれる土屋さんの動画。
「情報商材なんて」とバカにできないなあと感じました。
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