新・薄口コラム(@Nuts_aki)

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



リア充非リア奮闘記〜「君に届け」と非リアがリア充になる方法〜

今朝Facebookを見ていたら、ブラックサンダーのCMが流れてきました。
リア充vs非リアのラップバトルという内容。
ブラックサンダーにもラップバトルにもほとんど興味がないのですが、内容が面白く、ついつい最後まで見てしまいました。

僕は自分のターニングポイントがどこだったかと言われたら、迷わず高1のときのクラスであったと答えます。
なんというか、クラスの9割がリア充で、その上半分以上がリーダー肌みたいな、とんでもない連中が集まっていました。
今でも入学式の日の自己紹介の後のちょっとした自由時間に何故か始まった、罰ゲームがショートコントのタケノコニョッキを覚えています(笑)
男女関係なく当たり前のように罰ゲームで即席コントをして、キチンと笑いをとっていく。
人を楽しませることに特化した人が集まっているクラスでした。

6月くらいになったとき、偶然席替えで隣になったヤツが何故か僕のことを好いてくれて、そこから色々なことに巻き込まれるようになりました。
その最たるものが生徒会長への立候補
「俺生徒会になるから、応援演説よろしく」
そう言われてからトントン拍子に進んでいき、気がつくと彼が生徒会長になっていて、僕も役職をやることに。
ぶっ飛んだヤツだったために同級生だけでなく先輩との交遊も広く、気がつくと僕の交遊関係はとんでもなく広がっていました。

ブラックサンダーのCMでいうところのリア充と非リアで言うのであれば、間違えなく僕は非リア気質です。
それが、高1のときのクラスの環境とそこで出会ったヤツに生徒会に巻き込まれたことによって、僕はリア充側も体験することができました。
一方で非リアの友達がたくさんいて、一方でリア充な友達とも関わってという形で、僕の高校生活は結構楽しいものだったように思います。
そんな感じで幸運にもリア充と非リアの両方の交友関係があり、またどっちつかずでもあったため、それぞれの長所や短所をどちらかに属するよりも引いた目で見てきたつもりです。

リア充サイドの印象を一言で表すと「楽しいけど疲れる」です(笑)
とにかく陽気な連中が集まるため、びっくりするくらい面白いことが次々に起こり、まず飽きることはありません。
反面、交友関係が広くなるので、空気を読むとかそういうのと別に、単に友達関係が大変だったように思います。
何より最大なのは面白いけれど明らかに生産性がゼロであるということが分かりきっていることがツライ(笑)
それに対して非リアサイドを一言で表すと「充実しているけれどつまらない」といった感じです。
リア充と聞くと充実しているのはリア充サイドのように聞こえますが、実際に充実しているなと感じるのは非リアの方でした。
深く狭い交友関係で、共通の趣味を掘り下げるため、自分自身の知識の蓄積を確認できます。
だから充実感は非リアの方があったように思いました。
(この辺は僕の適正が非リアサイドということもあるかもしれませんが)
ただ、非リアサイドはびっくりするくらい「キラキラ感」がなくつまらない。
男女関係なく一緒に遊ぶことが当たり前で、オシャレに気を使い周りを楽しませることに特化した人が集まった環境のほうが、どう考えたって刺激的です(笑)

非リアでありながら行きたいときにリア充を体験させてくれる。
僕の立ち位置は客観的にみて恵まれたものだったように思います。
で、そんなツイている立ち位置にいられた人間として、非リアがリア充のコミュニティに属す方法をあれこれ考えたのですが、①みんなに知られる一芸をもっていて、②リーダータイプのリア充の友達と仲良くなるの2つしか無いように思います。
しかも、より重要になってくるのは②の方。
つまり運です(笑)
非リアの人がリア充コミュニティと関わろうとしたら、単発的でいいなら自ら声をかけるだけで大丈夫ですが、継続的な関係を作るのであれば、向こうサイドから声をかけられなければなりません。
君に届け」の爽子メソッドですね(笑)
声をかけられそうな環境にいてタイミングを待つ
次に向こうが声をかけるだけのメリット(一芸)を持っておく。
そして、声をかけられたときに向こうサイドに飛び込む。
これが僕の考える非リアがリア充と関わるための手法です。
爽子であれば肝試しの相談でやのちんとちづが偶然教室に残っていたタイミングで霊感が見えると皆に怖がられていた爽子が出くわし、それをきっかけに2人のグループに入った。
こんな具合になると(それが楽しいかどうかは別として)非リアがリア充サイドに関わりを持つことができるように思います。

ブラックサンダーのラップバトルにいちいち共感しつつ、このエントリの草稿を考えている最中、リア充が非リアサイドに関わる方法も同時に思いついた(海月姫メソッド)のですが、それはまた次回書きたいと思います。