4.雨と梅
昨日の日の暮れと共にポツポツと雨が降り始めた。
いよいよ本格的に梅雨に向かって行く様だ。
雨が続くと何かと過ごし辛くていけない。
移動手段は限られ、洗濯は部屋干しをせねばならない。
傘の隙間から入ってくる横殴りの雨に濡れて帰宅したとき、部屋の中にぶら下がる衣類を見ると閉塞感を抱くのは私だけであろうか。
雨も情緒だといえばその通りなのだが、どうしても気分は晴れない。
それだけに梅雨明けの晴れ間が待ち遠しく思える。
「雨降って地固まる」という言葉を思い出した。
仲直りや進展を表すこの言葉を見ると、
一層晴れ間が恋しくなる。
昨日、公明党が一体改革の修正案に合意をして、一筋の晴れ間が見えたかに思えた。
しかし民主党内はまとまらず、天候はまだまだ荒れている。
日本列島はいよいよ本格的な梅雨入りとなる。
梅雨明けを待つなどといわず、21日の会期末までに永田町に降る長雨が止み、足元が固まることを願いたい。