少し感情的に行動するところは別として、国会での話し方や党の運営とかは結構好きだったんですけどね。。
統一地方選もあり、今回の辞任は避けられないこととなりそうです。
僕は基本的に政治家の誰々が幾らのお金を貰ってたとかいうのに全く興味がない人間(別に政治家がお金もらっててもいいと思っているから)なので、この手のニュースに対して批判も言いたいこともないのですが、個人的に興味があるところがあったので、エントリにしてみました。
僕が興味を持ったのは、騒動が発覚した時期とDHA会長の証言が出てきたことの2点です。
金額とか、使用用途とかどーでもいいです。
そんなところ知っても何にもならないので(笑)
それよりも、この時期に発覚したっていうことと、DHA会長が証言をしたってことが気になります。
まず、タイミングが非常に良かったというところ。
結いの党は維新の会と統一会派を結成。
リークのタイミングとしては非常にいいところですよね。
僕は基本的に政治家はつつけば必ず少なからず埃が出るものだと思っていて、かつそれは仕方がないことだと思ってるので、この手の問題を見る時は基本誰がリークしたんだろうって考えることにしています。
これが一つ目の気になるところ。
※陰謀論とかは一切興味ないし、そのつもりで書いてもいません。
普通、こういうのって貸し手のコメントなんて出てこないはずなんですよね。
信用して貸しているし、応援しているからこそ貸しているはずだから。
その貸し手が、渡辺喜美さんを守ろうとするコメントではなく、むしろ追い込むような証言をしているというところに、渡辺さんとDHAの吉田嘉明会長との間に、何か意見の相違が生じていたのではないかと思ってしまいました。
その意見の違いとは何なのか。
みんなの党ができた最大の目標が自民にも民主にも投票できない、そんな国民の受け皿を作るってことでした。
その目標の元に順調に支持を集めてきた。
で、その後に出てきた日本維新の会。
基本的な方針ってほぼ一緒なんですよね。
そんなこともあって、実際に橋下共同代表から維新の会に合流しようという声もかけていた。
多分、みんなの党の中にはこの合流の話に賛成の人も少なくなかったと思うんですよね。
結局合流の話は流れてしまいましたけど、後に橋下さんがニコニコ動画の生放送で、「僕が渡辺さんに嫌われてしまったので、もう一度合流の話がでることは無いと思う。」と語っていました。
その視点でみると渡辺代表の懐具合をリークしたのはみんなの党の党員で、DHA会長の吉田さんは自民でも民主でもない選択肢を作るという当初の目的を忘れて迷走し出した渡辺代表に愛想を尽かしてあの証言を出したって考えられます。
なんとなく、真相はこんな感じなんじゃないかなって思ってます。
ひとつ、統一地方選までをめやすにこんな動きが出てきたら僕が言った事が当たってたんじゃないかなって思いながら、今後の動きを追ってみたいと思います。