新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



評価経済社会を実践してみた①引っ越し編

欲しいものへのアクセス手段が、貨幣ひとつだった社会から、評価というものも手段の一つに加わる。
僕の大好きな岡田斗司夫さんがいう、評価経済社会という考え方です。

貨幣経済の中では、欲しいものにアクセスする唯一の手段が貨幣でした。
例えば僕の場合、欲しいものを手に入れるために授業をしてその対価で貨幣を受け取り、その貨幣によって食べ物だったり洋服だったりを手に入れるという状態です。
この場合、貨幣が仲介となって、欲しいもの(食べ物や服)と売りたいもの(国語の授業)をマッチングさせているといえます。

評価経済とは、欲しいモノにアクセスする手段が、貨幣の他に評価というものも入ってくる社会のこと。
貨幣経済ではお金がなければ何も手に入らなかったのですが、評価経済社会ではその人に対する評価で、マネーを通じずに物にアクセスすることもできるようになったという考え方です。
あの人にいつもお世話になってるし、この米分けてやるかとか、こいつオモロイから車だしたる!みたいな形で、その人の評価でいろんなものにアクセスできる社会。

ここ一年、こうした考え方を身近に感じるようになりました。
例えばちょっと遠出したい時には知り合いに原付借りたりクルマ借りたり。
オススメの音楽CDや本を譲ってもらったり。
先輩や上司に飲みやご飯に連れて行ってもらったり。
結構な頻度で欲しいモノにアクセスできるようになったんじゃないかってのを強く感じています。

貨幣以外の選択肢でモノにアクセスする生き方っていうのんは、今後ますます重要になって行くんじゃないか。
こんな風な事がここ数年の僕の研究テーマだったりします。


今回新しい地域に引越しをしたので、それを機に貨幣を介在させない、市場経済以外の選択肢で新しい生活をスタートさせるっていうのんを試験的にやってみました(笑)
今日はそのレポート。。

まず引っ越し先について。
これは、引っ越し先の土地に住んでいる塾の上司の方に探してもらいました。
何も知らない状態でさがしたら多分値段と駅からの距離しか考慮に入れられないのですが、土地勘がある方に一緒に回ってもらったため、いろんな要素を踏まえて新居を選ぶことができました。
ここ数日、ボチボチ家の周りを散策しているのですが、むちゃ便利(笑)
家賃もかなりリーズナブルで、間違えなく自分で不動産屋さんにいって一人で探すよりもいい物件に巡り会えたと思います。
(初めに想定してたのは不動産屋とかの前にのってる5万円強の物件です。それを一万近く安くでき、かつ使い勝手も最初に想定してたところよりいい場所を見つけられました)

それから引っ越しは友達に助けてもらいました。
軽トラと軽自動車で合計二往復。
引っ越し業者さんの見積もりでは10万強。
それをいろんな人に助けてもらったおかげで一円もかけずに引っ越しを済ませることができました。
(諸々のお礼の品とか買うお金だけ!)
業者のサービスを頼むのと比べ、10万以上安くなったのは大きかったです。

それから引っ越し先では移動手段が欲しいと思ったので原付きを購入。
中古でも3万チョイはするので、これも友人に譲ってもらうことに。
メンテナンス、名義変更等の僕が苦手な手続き面を全部一緒にやってもらったので、それ込みで2万円。
ついでに自転車もいただいたのでその分もプラスに(笑)

引っ越し祝いでいろんな人からもらったお酒でしばらくの晩酌代も浮き、もろもろの品もかなり貰い物で賄えたので実質の引っ越し費用は20万(二ヶ月分の家賃先払い込み)
家賃抜きにして、前のマンションの敷金の返金(10万は返ってくると思うと言われました)をプラス計上したら、実質の引っ越しにかかった費用は3万円ほど(笑)

市場原理の中で全てを手に入れるよりも、ずっと安く抑えられたとおもいます。
他にも引っ越し終えた後に知り合いのタクシー運転手さんが言ってくれたら引っ越し手伝ったのにとか、家決めた後に知り合いがその辺に強い不動産屋のツレ紹介したのにとか、いっぱい声をかけて頂きました。


ホントありがとうございます。
貨幣でサービスを享受するでなく、人との繋がりで生きる。
実際やってみて、かなりの手応えです。
ネットがさらに発展して、コミュニケーションが自然になっていけば、今以上に評価経済社会上で得られるものは増えて行くと予想します。

ここ数年で自分自身の生活の比率を貨幣経済:評価経済を6:4くらいに実験的にシフトさせて、社会変化を肌で感じてみたいと思っています。
その先駆けが今回の引っ越しです。

改めて、協力していただいた皆様、声をかけて下さった皆様ありがとうございます。
また甘えさせてもらうと思いますが、懲りずにお付き合いよろしくお願いしますm(_ _)m