新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



高齢者向けカフェチェーン店ビジネス

細かくは覚えていないのですが、この前池上彰さんのテレビ番組で高齢者が話し相手を探すために病院を利用してる事に対して、グラビアアイドルが「治療のためのお年寄りの医療費負担ならいいけど、井戸端会議のために医療費負担が増えるのは嫌」といった発言をしたら大炎上したという記事をみました。
確かに昼間に病院に行くと、本当に老人ばかりですもんね。
僕はあの待ち時間の長さがたまらなく嫌なのですが、そこで楽しそうに喋っているお年寄りもちらほら。
待ち時間が長い方が彼らにはいいんじゃないかって思うこともしばしば(笑)
同じく最近図書館をよく利用するのですが、そこも老人がたくさん利用しています。


そんな景色を思い出し病院や公共施設の中もしくは周辺に、老人をターゲットにしたカフェチェーン店を作ったらいいんじゃないかって考えました。
10代の学生から20代、小さい子供がいる家族などをターゲットにしたカフェチェーンがマクドナルド、ロッテリアなどのファーストフード系のカフェ
大学生、20代の若者から30代くらいまでの女性、ビジネスマンをターゲットにしたスターバックスタリーズなどのカフェテリア系のお店
30代~50代くらいの主婦の方々をターゲットにした個人経営のレストラン。
60代以上の人をターゲットにしているカフェって、あまり見かけない気がします。

多分老人では、ファーストフードやスターバックスに一人で入って楽しむのはちょっとハードルが高い(笑)
っていうよりも、別に一人で時間をつぶす事を求めているわけでは無い。
多分老人が求めているのは「会話をできる場」と「会話する相手」なんですよね。
その辺って、お一人様や回転率を重視するカフェの形態ではどうしてもフォローできません。
だからこそ、そこに特化したカフェを作ったら、結構な需要が見込めると思うんですよね。


お年寄りをターゲットにした時の強みと弱みを考えてみます。
弱みは回転率が悪い事、顧客単価が高くない(若者と比べそんなに多く頼まない)ことなどでしょうか。
反対に強みとしては気に入ってさえもらえれば、根強いリピーターになりやすいという事が挙げられます。
多分他の層との最大の相違点はこのリピート率になるんじゃないかななんて気がします。
この特徴を活かしてお店のプランを考えてみます。

まず、毎日通って貰えるくらいのリピート率を想定したら、回転率と顧客単価を上げるという戦略は逆効果。
いっそそこはある程度低くして、他の部分で収益率を上げること考えたほうがいいと思います。
その方法で考えたのが、固定した座席を置かない事で一人当たり利用面積を小さくすること。
例えばテーブルと椅子がセットになった座席を60席抱えるお店だとしたら、最大利用人数は60人になってしまいます。
でも、仮に60席分の面積全てが畳敷きの空間で、好きな所に座布団持って行って利用してくれみたいになっていたら、座席を用意するよりもずっと多くのお客さんに利用してもらえます。
しかもコンセプトは「人と話せる場所」とかにしておけば、むしろ固定された座席より、好きな所に自由に座れた方がいい。
畳敷きに座布団とか、団子屋の軒先にあるような長椅子がバッと並んでるみたいな、座る場所を比較的自由にできるような設計にして、一人当たり利用面積を小さくし、その分回転率とかを追わない様にしたら、利用者のニーズに答えられる気がします。
とはいえ一日中いられたらちょっと困る。
そこで、ある程度の区切りがつくような工夫は必要です。
だからってお一人様◯時間までとかでは冷たすぎるので、自然と帰って貰える仕組みを作るべきでしょう。
もしお年寄り向けカフェをやるなら、多分食事は一切置きません。
置くのは種類豊富な飲み物と、ちょっとして茶菓子だけ。
そうすることで、お昼ご飯や夕ご飯などの時間になったら一度お店を出てもらうインセンティブになり得るから。
開店時間もいっそ9時-5時くらいにしてしまって、日常生活に合わせた感じにします。

メニューは普通のカフェのコーヒー、紅茶に加えて緑茶やほうじ茶を用意。
ただのお茶なら家で飲めるので玉露とか高級八女茶とか、色んな地域のものを用意しておく。
色んな銘柄のコーヒー用意してる店があるのだから、色んな銘柄のお茶がある店ってあってもいいと思うんです。
お茶に特化するのでなく、コーヒーや紅茶などもあることが大事。
リピート率を第一にするため、飽きられないためのバリエーションが必要だからです。
値段はタリーズ位でいいんじゃないでしょうか。


こんなお店が都市部の比較的老人が多地域の区役所や病院の辺りにあったら、結構需要あると思うんですけど、、
しかも重要な地域コミュニティにもなるので、社会的な役割もあります。
これからますます高齢者が増えていく事を考えたら、結構面白いビジネスである気がします。

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