新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



辺野古基地の問題点

久しぶりに紙の新聞を見たのですが、沖縄県名護市長選挙で稲嶺氏が再選を果たしたってのがどの新聞でも一面でした。
普天間飛行場辺野古移設反対派の候補者が再選ってことで、名護市民の飛行場に対する立場が改めて明確になりました。
普天間飛行場については鳩山政権のときから(もちろんそれ以前からも)ずっと話題になってきたのは知ってるんですけど、あれって結局何が問題点なんですか?
テレビでも新聞でもなんか、いろいろな問題をごっちゃに説明していて本質が全然見えなくなっているような気がしてならないんですよね。
個人的にはあんまり興味がない(賛成派と反対派が自分の主張しているだけで結論があるわけない問題ってあんまり興味がないんです…)トピックなのですが、少し気になったので思うことをつらつらまとめてみようと思います。
(ちなみに僕が知ってる範囲内で書いています。間違ってたらごめんなさい。)

まず何を移設するのかっていう話。
あれ、あくまで移設するのは「飛行場」であって、別に基地全部を移転するわけではないんですよね。
ただ普天間基地にくっついていた飛行場をもともとある辺野古基地のある場所の海上に持っていくだけ。
基地全部が移動するように聞こえますけどそういうわけじゃないんですよね。
移動させるのはあくまで「飛行場」の設備。

じゃあなんで「飛行場」を普天間から辺野古に移動させなければいけないのか。
考えなくちゃいけないのはココの部分だと思うんです。
僕がニュースとか見てて感じる、普天間から飛行場設備を移転しなければいけない大きな理由は2つ。
(米兵による暴行とかそういうのは「飛行場」移転の争点じゃないって判断しました。それは移転するからどうこうじゃないので。。。)
飛行機事故などの安全問題と、飛行機が離着陸する際の騒音問題。
普天間飛行場って、町のど真ん中にあるからむっちゃ事故起きた時に危険だし、騒音もうるさいんですよね。
で、そういう状況を改善することが必要で移動することになっていた。
だから元々海に面していた場所の海上に飛行場を移動させることにしたんですよね。
事実はそれだけ。
本当はココに対してのメリット・デメリットを照らし合わせないといけないんじゃないのって思うのは僕だけなんですかね。。。

ついでに、よく普天間問題を扱うと町のど真ん中に飛行場があることに対していろいろ言われているので、歴史の流れをまとめてみたいと思います。
最初に普天間飛行場ができたのは戦後すぐのころでした(細かい数値はしらないです)。
その時はまだ一面はサトウキビ畑。
当時は「周りに何もなく」かつ「騒音」も「事故」も考慮された場所だったんですよね。
その後、時代とともに経済発展をしていき、普天間飛行場の周りが栄えて人々が住むようになりました。
で、今みたいな町のど真ん中に飛行場がある状態になった。
もちろんそれとともに「騒音」が問題になり、「事故」の危険性も叫ばれるようになります。
それで新たな場所を探していたっていうのがざっくりしたことの顛末の説明。

だから普天間の周りに住み着いたほうが悪いだなんて考えません。
もともと基地なんてなくてもよかったっていう意見も十分わかるんで。
ただそういう感情的なところ一切抜きにして当時の沖縄の環境を見たときに分かるのは、結構合理的な理由で選ばれた建設場所だったんだなってことと、60年以上が経過して周りの様子が大きく変わった現代において、飛行場をそこに置いておくのは危険だってことです。

以上を踏まえて僕が思うことは一つ。
普天間飛行場の移設の問題のポイントは、「時代の流れとともに現行の飛行場のリスクが増している」から、「別の場所に移さ」なければならないから、「移設先」をどこにするのが沖縄県民にとって「騒音」の心配と「事故」の不安がないかってことだけ。

「移設先」をめぐる議論に関して言えば、他は問題を複雑にしているだけだと思うんですよね。
もちろん基地をこのまま押し付けるのかって言われたらそりゃその通りなんですけど、それは「移設」の問題ではない。
移設を認めたら今後も沖縄に米軍基地がおかれることを容認したことになるって意見も聞いたことありますが、それは普天間に基地を置いたままでも同じ。(それは危険性を有したまま米軍基地が残り続けるのがいいか、危険は減って米軍基地が残り続けるのがいいかっている軸にある問題だと思うので。)

もちろん普天間飛行場移設に関する周辺の問題も含めて多角的に問題を扱うことは大切だと思いますが、一方でシンプルに問題を見極めることも必要だと思うのです。
この問題に関しては特に後者をする人がいないなっていうのが個人的な印象だったので、ちょっと思うところをまとめてみました。