新・薄口コラム

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まだ文法で消耗してるの? | 覚えない英文法助動詞④[may]のイメージ~開きかけの校長室のドアを見て君はどう思うか?~

3-4可能性と許可のmay


前回のwillに続いて、今回はmayの基本イメージをお話したいと思います。


まずは例文から。
May I help you?(何かお探しの商品はございますか?)
My father may go back soon(父さんはもうすぐかえってくるかもしれない)
He may be gay.(彼はオカマかもしれない)
因みに全然本文とは関係ありませんが、gayの原義は「美しいもの」という意味です。


さて、これらの3例から共通項を探って見ることにしたいのですが、なかなかピッタリ適した表現が見つかりません。
したがってここでは文法的解説と、僕が1番納得した解説を、そのまま書き出していこうと思います。

まず、文法的には「許可」と「推量」の意味があるとされています。
My father may go back soon(父さんはもうすぐかえってくるかもしれない)
He may be gay.(彼はオカマかもしれない)
の例文は「違うかもしれないし、そうかもしれない」っていう推量のニュアンスが含まれます。
一方、May I help you?は許可の意味で使われています。
直訳すると「私があなたを助けていいですか?」だから従業員がお客様を助ける婉曲表現として「何かお探しですか?」とか「いらっしゃいませ。」とかになるんです。

よく(特に中学生の皆さんのなかで)「~してくれませんか」のwill you~と「~しましょうか」のmay I~で迷ってmay you~やwill I~にしてしまう人がいます。
これなんかは、まさに丸暗記の副作用です。
直訳したら何も迷う必要なんてないんです。
だってMay you open the door.じゃ「あなたがドアを開けるのを(私が)許しますか?」になってしまいますし、Will I help you?に至っては「私にはあなたを助ける意思がありますか?」なんて訳になってしまいます。
「お前の意思なんか知らんがな!!」ってツッコミたくなっちゃいますよね!?(笑)
こんな風に直薬を覚えると意外と理解しやすいのでやはり助動詞は基本の意味を抑えるようにしてください。


さて少し余談が長くなってしまいましたが、今回のまとめである、mayの基本イメージを一言で表していきたいと思います。
ズバリ一言にまとめるならばmayは「開きかけの社長室のドア」のイメージです。
皆さん、開きかけの社長室のドアを想像して見て下さい。
少しだけ空いたドアの隙間からは、社長室のなかの明かりが漏れ出しています。
もしかしたら中に社長がおるかもしれない、でももしかしたら出かけていていないかもしれない。
ここに可能性50%の推量のイメージが隠れています。

それから仮にドアが開いていたとしても「ちわーすっ!」って入っていくのは失礼すぎますよね?
何て行って入って行くか想像して下さい。
「社長、中に入ってもいいですか?」
ではないでしょうか?
ほら、ここには許可の意味が含まれてますよね。
この「開きかけの社長室のドア」という表現力は何かの参考書でみていいなって思って以来使っている表現だったりします。
便利なのでゼヒ覚えて置いてみて下さい。