新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



まだ文法で消耗してるの? | 覚えない英文法助動詞⑪実は仮定法の単元なのに助動詞に含まれるshouldの構文

3-11 提案主張 that S V原形


こちらも入試頻出の単元と言えると思います。
He recommended that I go to school everyday.
「彼は私が毎日学校へ行くように勧めた。」
ちょっととっさに作った文章なので変な文章で申し訳ありませんが、本日は助動詞の最後のまとめとして、この「提案・要求」系の構文を取り扱うことにします。


一見違和感のないこの構文。
しかしこれが問題としてでてくると、突如分からなくなってしまうのです。
特に多いのが空欄補充問題でしょう。
下のような形で出題されます。
次の空欄に当てはまる、正しい選択肢を選べ。
He recommended that I ( ) to school everyday.
1.go 2.went 3.had gone 4.have gone
といった具合です。
こうなると事態は一変して、急に間違いが多くなってきます。
殆どの人が2番のwentを選ぶのです。
その理由はおそらく「時制の一致」
という概念から。
従属接の中と外は、原則時制がズレてはならないというルールがあります。
2で間違えた人は、このルールに当てはめたために間違えたのでしょう。


では、He recommended that I go to school everyday.の文章は何故過去の事なのにgoという原形を使うのでしょうか。
この構文だけは例外なのでしょうか?
いえいえそんな事はありません。
文法すなわち文の法則である以上、
そこに例外など存在しないのです。

この構文で、従属接の中が原形になるのは、単に一語省略されているからです。
通常recommendを含め、提案や要求を表すpropose/suggest/decide/demand/order/insistなどの動詞は、後ろにthat S should V原形というように、助動詞の
shouldが付きます。
これは、提案や決定、主張や要求といった動作は、心情の動きが伴い、そこに感情を示す助動詞がある方がいいと考えられているからです。

さらにshouldは運命や弱い意思を表すshallの過去形。
ほら、こう見たら時制の一致も同時に満たした構文とも言えるじゃないですか(理由はちょっとちがうけど、、、)
「出てきたから取り敢えず覚えよう」では、まるで役に立たない構文がたくさんあります。
この構文はその好例でしょう。
ただ闇雲に丸暗記しようとするのではなく、何故そうなるのかを理解しながら知識を深める事が大切です。
そうした視点を伝えて助動詞の単元は終わりにしたいと思います。