新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



僕流、受験戦略シート

普段僕は受験生を担当するとき、自分なりに基準となる指標を立てて入試戦略を練っています。
その中の一つが偏差別入試戦略シート。
ノートを整理していたら出てきたので、簡単な図にまとめてみました。

科目ごとのベルカーブと偏差(受験者全体の点数のバラツキ具合)からどの科目にリソースを割くのが効果的かを考えるために使うモデル。
高校入試やセンター試験を受ける生徒さんを持つときに頭の中で考えたりします。
まず入試で使う全ての科目を偏差(本人の偏差値ではなく、模試受験者全体の偏差=バラツキ)が大きいものと小さいものに分け、それぞれを大まかにベルカーブ左(苦手科目)、ベルカーブ真ん中(ふつう科目)、ベルカーブ右(得意科目)の3つ、計6個のテーブルに分けます。
そして担当する生徒さんが科目ごとにどのグループに属しているかをカテゴライズする。
イメージとしてはこんな感じ↓

f:id:kurumi10021002:20140918152325g:plain

f:id:kurumi10021002:20140918152345g:plain



僕の判断基準はざっくり偏差が小さければ得点が平均点付近に寄っているということなので、苦手ならば克服しやすい。逆に平均から得意科目にして差をつけるのは労力がいる。逆に偏差が大きいということは受験者全体の得点のバラツキが大きいということなので上位者と下位者の理解度の差が大きく、武器にしやすいが弱点の克服とい観点からは時間がかかるといった感じ。
以上を踏まえて優先順位をつけいていきます。
まず一番初めに行うことは、偏差が小さく生徒さんが苦手(グループ④)に属する科目を平均(グループ⑤)まで引き上げること。
得点が中心によっているということは基本事項の定着で平均点付近までの実力アップは可能ということなので、基本事項の定着を徹底します。

次に考えるのがその子の強みの分析です。もし⑥に属する科目がある場合、それはこれ以上延ばすには時間効率が悪いが、逆転されにくいということで、現状維持程度の学習にとどめ、②グループに属する科目を伸ばすことを考えます。⑥グループの科目がない子の場合、③グループに属する科目を振り切らせる戦略を考えます。
最後にグループ①とグループ⑤のどちらに手を付けるかを考える。

こんな感じで立てた戦略と、入試までの日程及び志望校に受かるために必要な点数と現状の点数の差などを合わせて一応の勉強イメージを作る。
実際には他の科目の担当の先生やその子の特徴もあるのであくまで参考程度ですが、一応の指標として結構気に入っていたりします(笑)

 

・・・あくまで個人的な指標です。

 

 

==========================

関連エントリです。よかったらこちらもよろしくお願いします。

二つの積極性 - 新・薄口コラム

「オリンピック見たいから青学目指す」もいいと思う。 - 新・薄口コラム

「先生に頼る」と「先生に甘える」事の違い - 新・薄口コラム

頭を遅く回転させる強さ - 新・薄口コラム