新・薄口コラム(@Nuts_aki)

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



意識高い系が揶揄されていたので、意識低い系を定義してみた

最近いわゆる「意識高い学生」って呼ばれる人がよくディスられてる(僕もガス欠アウトプットとかいってディスることありますが、、、)記事をよく見かけます。
ふと、なんかフェアじゃないなって思いました。
なぜなら、その対となる属性が存在しないから。
比較対象がないままに批判するのはズルい気がします。
今だと、「意識が高い学生」に対する比較対象が僕たちの頭の中に描く「できる社会人」になってしまう。
「意識高い系」の人ってのが具体的なのに、その相手は極めて抽象的です。

意識高い学生と比較すべきなのは、そんな「みんなの頭の中のスーパーマン」ではないだろうと。。
ということで、対立する概念を考えてその特徴をまとめて見たいと思います。

まず「意識高い学生」の対偶をとります。
(直感的なイメージのしやすさを優先して「対偶」という言葉を使ったので、数学的にはちょいズレてます)
意識高いの反対で、「意識が高くない」。
それからここでいう学生というカテゴリはおそらく「社会人に対する」という意味だと思うので、学生の反対は「社会人」でいいと思います。
従って、「意識高い学生」と対になるのは「意識高くない社会人」。

具体的に特徴を定義して行きましょう。
意識高い系の学生と揶揄される行動を挙げてみます。
・やたらと仕切りたがる
・肩書きや経歴が誇大
・積極的に人と繋がる
・知識より行動して経験
・根拠のない自信に満ちている
・やたら積極的
などなど。

ひとつずつひっくり返していきます。
やたらと仕切りたがる→なんでも人任せ
肩書きや経歴が誇大→肩書きも経歴も特徴なし
積極的に人と繋がる→繋がりよりもネット
知識より行動して経験→行動よりも知識で批判
根拠のない自信に満ちている→明確な根拠のある将来を憂いている
やたら積極的→やたら保守的

ということで、意識高い学生と比較する際の正しい比較対象はこんな感じの人ではないだろうかという結論になりました。
これなら比較してもフェアでしょ(笑)

意識高い系って言って極端な特徴を比較するなら、同じく極端な例と比較してあげなきゃ比較される側がかわいそう。

上に挙げた特徴を持つ「意識高くない社会人」か「意識高い系の学生」のどちらかと必ずご飯に行かなきゃいけないと言われたら、どちらを選びますか?
僕は迷わず学生さんを選ぶと思います(笑)