新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



AO入試の自己PRで書くことがなく悩んでいる人へ

この時期になると、毎年AO入試をはじめとする、志望理由書の相談を受けます。
その多くが、何を書いていいのかわからないというもの。
特に自己PRについてが多いです。

僕は質問されるたびに「みんな考えすぎ」って思います。
凄い経験をしてなくちゃダメって思ってしまうんですよね。
でも大切なことは、むしろエピソードそのものより、そこからどう感じとったかだと思うんです。
例えば今晩のご飯食べるお店を決めるとして、同じ料金なら「1流の食材をこれでもかと使った対して美味しくないお店」と「食材はありきたりだけれど調理の工夫で美味しくしてる店」のどっちに行きたいかってことと同じです。
僕なら間違えなく、後者を選ぶ。
試験官もおそらく形だけの功績と、ありきたりだけれどストーリーのある話なら後者に注目すると思います。

これだけだと、理想だけの話になってしまうので具体例を。。
例えばSF小説が好きな理系の子がいたとして、それは十分PRできる素材です。
「僕は小さい頃からSF小説が好きでした。なぜなら、小説の世界には未来の技術が生まれた先の世界が描かれているからです。いろんなエンジニアの人のテレビのインタビューをみると、どれも「こんな技術が生まれる」という、技術の未来の話ばかりです。でも、僕はこれから生まれる技術が人々をどう幸せにするのかこそ、技術者が考えることだと思います。それはSF小説が好きだからこそ身についた考え方です。技術開発だけでなく、その先の人々の幸せを考えた技術屋になりたい。SF小説は、僕にそう思わせてくれたきっかけです。」
こんな感じのアピールされたら、ちょいグッときませんか?(笑)

解釈の仕方次第なんだと思います。
自分が好きなことならば掘り下げればきっと、進路選択と共通項が見えてくる。
自己PRで求められるのは、その「共通項」を探る力に尽きると思います。

おもろいネタを探すよりも、奇抜なエピソードを並べるもりも先に、自分の好みを掘り下げる。
自己PRはエピソードとそこから学んだ事の掛け算です。
エピソードがいくら凄くても、学んだことが何もなければ、出てくる数は0になる。

それならばエピソードが小さくても、そこから学んだ事が大きいものを選ぶ方が効率がいいし、何より書きやすい気がします。

小手先のネタ探しより、自分自身を掘り下げること。志願理書で迷ってる人は、まずそれをするといいと思います。少なくとも僕が見てきた中で、その子の興味があるもので、掘り下げて魅力的な点が見つからない子はいませんでした。

自分を徹底的に掘り下げる。それが重要な気がします。

具体的な文章の書き方については、就活という体でまとめていますが、こちらが参考になると思います。

就活で面接官が読みたくなるエントリーシートの書き方④メンタルをロジックで切らない - 新・薄口コラム



アイキャッチはどの大学入試のほんよりも細かく体系化されたみつしろさんの就活ゲーム(自己PR編)

就活ゲーム/第5章 『必殺自己PRのつくり方』 就活ゲーム(分冊版)