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新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



るろうに剣心-追憶編-考察〜巴が傷をつけた訳〜

先週の日曜日、車で熱海から浜松へ向かう途中の車の中での会話で勧められたOVA版の「るろうに剣心」。
昨日見る時間が取れたので、剣心の頬に十字傷がついたエピソードが語られた追憶編全4話を鑑賞しました。

映像のクオリティもさることながら、そのストーリーがとてもよかったです。
なんと言っても一番は剣心の頬に十字傷が刻まれる瞬間です。
原作では捨て身の攻撃をした剣心が、誤って最愛の女性である巴を切ってしまい、その弾みに折れた剣が頬をかすめて前についた傷の上にクロスの傷ができたとなっていました。
それがOVA版では巴が死ぬ直前に剣心の頬に自らの手で傷を刻むように描かれます。

多くのファンの方もそうだと思うのですが、この僅か数分のオリジナル部分が非常に惹きつけられました。
このシーンの僕の解釈は以下のような感じです。
剣心の頬に縦に一筋刻まれた傷跡は、巴が以前結婚を約束した幼馴染が死に際につけたもの。
強い怨念をもった者が与えた傷は決して癒えることがないのだそう。
そのためか、頬に傷を食らって以降、剣心は度々その傷口から不意に血を流します。
巴は死ぬ間際、その傷口をちょうど断つかのように頬に傷をつけるました。
その触れ方はまるでそれまでに何度かやった剣心の頬の傷をそっと掌でさするかのようにです。

これは、巴が自ら剣心の頬の古傷を半分に切るように傷をつけることで、その傷をつけた、巴の初めの婚約相手の恨みから解放させるという意味が込められているのだと解釈しました。
巴に傷を入れられて以来、傷口から血を流すことがなくなります。
これは、前の傷をつけた男の恨みから解放されたことの現れだと思うのです。
つまり巴は死に際に剣心の頬の傷を、ちょうど半分に断つように傷をつけることで、恨みから解放させたんだと僕は理解しました。
さらに、その傷が今尚消えずに残っているのは、巴の「いつまでも忘れられたくない」という強い思いが残っているから。
あのワンシーンには、強い恨みを断つのと同時に、剣心を好きだったという強い思いを刻むという意味が込められていたように思います。

もちろん、これは僕の勝手な解釈でしかないので、見る人によっていかようにもとることができると思います。
全編に渡って、この追憶編は心理描写が細かいので、個人的にいろんな人に是非見てもらいたい作品です!


日を開けて書いたので文章がちぐはぐになってしまいました。
これ以上散らかさないために、ここでやめときます(笑)