新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



あなたの褒めは求めてない~モテたい男がよくやる、間違えた褒め方。

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少し前、飲み店の隣の席で女性を口説こうとして大失敗している男の人を見てふと考えたことです。

僕の隣のテーブルに座っていた男性が、女の人(おそらく年下?)を口説こうとして、非常に頑張っていました。
具体的にどういう行動に出ていたというわけではないのですが、同じ「オス」としてひしひしと伝わってくる必至感がありました。
その男の人はとにかく声が大きく、聞きたくなくてもその口説き文句みたいなのが耳に入ってきてしまいます。
頑張っているなあと思いつつ、耳に入ってくる声を聴いていて、ふと耳障りなフレーズが時々入ってくることに気づきました。
それは「彼の褒め言葉」でした。


恋愛本にもよく相手を褒めろと書いていりますし、一般的に褒め言葉なんて言われてうれしいものであるはずなのに、その男性の褒め言葉はなぜか鼻に突くのです(笑)
帰宅途中、そのとき感じた違和感について考えていて、「褒め」には二種類あることに気が付きました。
ひとつが尊敬目線の褒め言葉で、もうひとつが上から目線の褒め言葉です。
尊敬目線の褒め言葉とは、自分の持っていない相手のよさみたいな部分を言語にする褒め方です。
それに対して上から目線の褒め言葉は、「俺は当然知ってるけど、そこに気づけるなんてすごいじゃん」みたいなタイプの褒め方。
自分が相手より進んだところにいて、そこに近づけたことを褒めるみたいなニュアンスを含む褒め方です。


これが恋愛ノウハウを扱ったコラムなら、「尊敬目線の褒め方をしましょう」と文を締めるところですが、僕には著者適性がなさすぎるので続けます。。
僕がこの二つの褒め言葉に分類して面白いと思ったのは、尊敬目線の褒め言葉が言う人を選ばないのに対して、後者の上から目線の褒め言葉は言う側の資質が必要であるという点です。
「あなたを尊敬しています」という意思表示ならばたとえ嫌いな人から言われてもうれしいですが、上から目線で「お前すごいじゃん」って言われるのは、自分が好意を抱いている相手以外からだと逆効果になる場合さえあります。
つまり、上から目線の褒め言葉の場合、大前提として褒められる側が、褒める人に対して何らかの好意を抱いている必要があるのです。
無条件に褒めればいいと思っている人ほど、この「上から目線の褒め言葉」を使ってしまう場合が多い。
実はこの褒め方って凄くハードルが高いものです。
これは恋愛に限らず、教育でも、先輩後輩関係でも同じです。
この手もマニュアル本を参考にコミュニケーションを円滑にしようとして「褒める」を実践しようとする人が、よく陥る失敗であるように思います。


褒めを実践したい場合、「よくできました」的な上から目線の褒め言葉ではなく、「すごく面白い」「うらやましい」「こんなのはじめて」みたいな、相手を尊敬するような褒め言葉のストックみたいなものを用意しておくといいような気がします。
ということを考えさせてくれた、飲み会でのワンシーン(笑)