新・薄口コラム(@Nuts_aki)

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



テスト勉強のポイントは「何を勉強しないか?」

テスト対策をしていると、あれもこれもやらなきゃと言って、色々なものに手を伸ばす人を見かけます。
そういうテスト勉強って、すごくもったいない。
数学などでは部分点もありますが、基本的にはテストは聞かれたことにピンポイントで答える(=完答する)ことで得点につながります。
だとすると、全範囲を万遍なく7割ほど抑えておくのは得策ではありません。
それよりも、自分の目標点にあわせて勉強する分野を絞り込み、そこの範囲を完璧にするという戦略が有効です。

どういう戦略を取るかということは、その人の目標点によって全く違ってきます。
50点を超えることを目標にしている場合全分野を5割くらい理解しておくべきか、それもとテスト範囲の半分の内容を完璧にしておくべきか。
前で言ったようにテストはその性質上、完璧に答えられることが得点するための基本スタンスです。
したがって、テスト勉強の時には、全分野を5割覚えるのではなく、半分の内容を完璧にすることが有効な戦略であると言えます。
例えば英語でテスト範囲に授業でやった長文が4つ含まれているのならば、4つの文章をどれも5割くらいの仕上がりにするのではなく、あえて2文は捨てて、その代わり残りの2文を完璧に仕上げるという戦略です。
一見手を広げた方が得点につながるように思うかもしれませんが、実は勉強する範囲を狭めることが得点を上げるために最も有効な戦略なのです。


具体的にテスト勉強の計画を建てる際は、「どこを勉強しないのか」を意識することが大切です。
あらかじめ、「この分野は勉強しない」という範囲を決めてしまいます。
そうすることで、自分がやらなければならない分野がクリアになり、勉強効率を上げることができます。
「目標点を決める」ことと、「勉強しない範囲を決める」こと。
点数が伸び悩んでいる方は、この二つを意識してみるといいと思います。