新・薄口コラム

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根性論が嫌いな人のための理屈勉強法7 | 成果の上がる勉強法!得点につながらない学習は勉強でなくてただの趣味

勉強をマネジメントするという、前に書いたのとは少し違うレイヤーのお話で恐縮ですが、どうかお付き合い下さい。

勉強計画を立てる際に、何より意識しなければいけないことは、「成果を質で量る」ことです。
しばしば、時間で計画を立てる人を見かけますが、これは得策ではありません。
経済学で想定されるような「合理的な個人」を考えると、時間の枠組みが設定された個人にとってもっとも合理的な行動は、その時間内で最大限負担の少ない選択をすることです。
具体的には1時間に1度休憩すると決めたとして、その人は制限時間がくるまで、できる限り手を抜き、体力を温存することがもっとも「合理的な判断」ということになるのです。
そりゃヘトヘトになるまで頑張っても、手を抜いたとしても同じ1時間であるならば、手を抜く方を選ぶに決まっています。

もちろん、自分のために勉強しているのだから、努力するのが合理的という指摘もあると思います。
しかし、それは「意志力」の話であって、本能レベルの合理的な判断では、手を抜く方に流れるのが、有る意味で必然と言えます。
そして本能は意志力に比べて、より深いレイヤーで僕たちの行動を規定している。
そうした判断を理性で軌道修正しようとするのは、かなり大きなコストです。

こうしたコストを抑えるためには、合理的な判断が、より頑張るものになるように、枠組み自体を予め設定することが大切です。
ひたすら、量ではなく「質」で計画を立てるようにする。
例えば、英語の学習であれば、「1時間勉強する」とか「10ページ進める」というのではなくて、「5ページから10ページまでの問題を完答する」というような形で計画を立てます。
計画の達成目標を時間から定着率にすると、もっとも合理的な判断は「より効率良く、短い時間で完璧に仕上げる」という選択になります。


いかに集中して、短時間で終わらせられるかという所にインセンティブをつける。
意志力に依存した勉強計画は、どうしても本人の「強さ」に左右されてしまいます。
そうした不確定要素をできるだけ排除するために、学習計画は常に「量」ではなく「質」で設定するようにする。
これが、勉強能率をあげるための、有効な手段であるように思います。

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