新・薄口コラム(@Nuts_aki)

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



「できる」と「できない」、「する」と「しない」

あまり自己啓発の類は好きではないのですが、僕は自分の中で「〜できない」という語尾を使わないようにしています。
「〜できない」ではなく、「〜しない」と言うようにする。
「できない」という言葉には、自分の責任ではなく外的要因の結果行動に起こせなかったみたいなニュアンスが含まれるように感じるからです。
それに対して「しない」というのは自分の意志に基づいて行動に起こさなかったというニュアンスがあります。
つまり行動に起こさなかった責任が全て自分の下に降りかかる。
「できない」から「しない」にすることで、全てが本人の選択の問題になると思うのです。


行動の決定パターンは外的要因の「できる/できない」と内的要因の「する/しない」の組み合わせでできているように思います。
組み合わせは以下の3パターン。
①「できない」から「しない」
②「できる」けど「しない」
③「できる」から「する」
もうひとつ「できない」けど「する」という組み合わせもありますが、これは物理的に不可能なので含みません。
①の物理的に不可能だから「しない」という選択を取るのは仕方がありません。
重要なのは②番の物理的には可能であるのに行動に移さないという選択を減らしていくこと。
僕たちはさまざまな言い訳をつけて、②ばんのパターンを「できない」と言いがちです。
「できる」「できない」の意思決定をしていると、本来②に該当する場合でも①であるように自分の中で感じてしまいます。
自分の中でそれっぽいエクスキューズをつけて逃げてしまう。
それを避けるために、「できる/できない」の他に「する/しない」という選択があると考えて置くことが有効です。

「できない」と「しない」の区別をはっきりつけることで、ムダを省けるように思います。

アイキャッチ太宰府天満宮で引いた僕のおみくじ。
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