新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



ブロガーが教える誰でも書ける読書感想文!ONE PIECEで解説する感想文の「作り方」前編

読書感想文くらいの長さの文章はブロガーが1番得意

夏休みがやってきました。
そろそろミンミンミンミンと、エコをガン無視してセミたちがエネルギー全開で鳴き始める季節です。
子供たちにとって夏休みの3大イベントといえば祭りに花火、そして読書感想文です!
TwitterやLINEでのつぶやき(およそ10〜50字)が普段書く文章の当たり前の長さになっている世代の子達にとって、1500字〜2500字の文章だなんて、殺人的な長さです(笑)
それ以前にやったことがないからそもそもてもつけられないのではないでしょうか。
因みに僕のブログの文字数が、平均1500〜2000字くらい。
それを毎日(書こうと思って実際には月に20日エントリくらい)書いているのでだいたい月に3万〜4万字くらいの文字数を書いていることになります。
普通の人と比べれば文章を多く書いていると思います。
そして何より読書感想文くらいの文字量の文章を書くことに関しては、ブロガーが1番慣れています。
検索すると読書感想文の書き方はいくらでも出てきますが、具体的に書いてくれている物はあまり見かけません。
そのため、今回は誰でも知っていそうな作品(マンガ)を例にとって、感想文の書き方を書いてみようかと思います。

※あくまで「ブロガー」が個人の見解で書いたエントリです。このやり方が正解というわけではないですし、評価されやすい点を盛り込んだわけでもありません。


よくある読書感想文の失敗例

感想文を書けと言われているのに、仕上がったものを読んでみると感想文でないというものが幾つかあります。
それをカテゴリーに分けると、大きく次の3パターン。
①評論型②あらすじ型③自己陶酔型
ひとつ目の評論型は本の「感想」ではなく、いい点悪い点をひたすら列挙したりして、書評みたいになっているもの。
「○○という人物が出てきてよかった。××はダメだった。」みたいなのが延々と続くやつです。
感想文を読み終えて「で?」って片付くのがこれに当たります。
因みにAmazonレビューとかみて書いた感想文はだいたいここに入るものになります。
読んだら一瞬で分かる(笑)

二つ目があらすじ型。
おそらく子どもたちが書いた文章では、これが1番多いのではないかと思います。
ひたすら物語の展開を書いている文章。
作品の雑な要約になってしまっているものです。
2000文字という文字数に到達せず、なんとか原稿用紙を埋めなければとあせりはじめるとだいたいこのパターンに陥ります。
読み終えて「へえ。」で終わる感想文はこのタイプ。
因みに本のあとがきやネットのあらすじだけを拾って書いた人の感想文は大体このパターン。
読んだら一瞬で分かります(笑)

最後が内容を無視した自己陶酔型です。
内容と全く関係ない話が延々と繰り広げられるパターン。
それが本を読んで思い出した自分のエピソードならば立派な感想文ですが、ここに該当するのは全く関係のない話がただただ書き連ねられたものです。
作品をロクに読まずに書き始めるとこのパターンになりがちです。

読書感想文を書こうとして陥る失敗の典型例が上に挙げた3パターンです。
ぶっちゃけほとんどの人がこのいずれかに陥っています。
それはある意味当然です。
だって「書き方」なんて具体的に教わってないんだもの(笑)
ほとんどの感想文が上の3つに属するのなら、逆に言えばそうならないように注意するだけで、周りと差をつけることができる訳です。
脱評論型・脱あらすじ型・脱自己陶酔型を目指しましょう!

2000字の感想文ではなく、500字×4本の文章を書くイメージを持つ

長い文章を書ける人と書けない人の唯一の違いは、文章を一つのかたまりと考えているか、短い文章の集まりと考えているかです。
長い文章を書ける人はみんな、小さいテーマをたくさん用意して、それに関する文章を書いて一つにまとめています。
僕が最近読んだ本の中でそれが最も現れていたのがジョジョの作者荒木飛呂彦先生の書いた新書「荒木飛呂彦の漫画術」です。

面白い本なので是非読んで欲しいのですが、そうでなくても店先で目次だけは開いてみてください。
もう目次だけで全部を伝えようと思ってるんじゃないかってくらい細かく節に分かれています。
さすが週間連載を続けてきた漫画家さんだと、改めて荒木先生の凄さが分かります。
細かな節に分けて、それぞれのテーマで短い文を書いて一つにまとめる。
読書感想文も全く同じです。
2000文字の感想文であるとするからば、400〜500字で一つのまとまりと考えて、それを4本書くというイメージを持つようにします。

具体的に文構成を考える

400〜500字×4本の文章というイメージができたら次は構成です。
今回のエントリを書くにあたって、僕はブロガーの立場からいい文章の書き方ではなく、とりあえず「読める」文章の書き方をまとめようと考えました。
だからこそタイトルは「書き方」でなく「作り方」と表記しています。
本来いい文章は、あまり型にはめるべきではないのですが、今回のテーマは文章の「作り方」なので、構成も順番も書いてしまいます。
4本の文章の構成はそれぞれ
一段落・・・本当の出会い、最初の印象
二段落・・・あらすじ
三段落・・・感想
四段落・・・これからどうしたいか
にしてしまいましょう。
そしてそれぞれのテーマで400〜500字書くわけですが、いきなり書いたら200字くらいで手が止まってしまうと思いますので、まずは段落のテーマに沿って、書く内容を箇条書きにしていきます。
一文は約30〜40文字で構成されています。
極端な話文章を書くのが苦手な人は、一段落につき12個くらい書くことを箇条書きにして、それを繋げていくだけでいいわけです。

一段落目:本との出会いを書く

一段落目には、本との出会いを書けばいいと言いましたが、そもそもの話、読書感想文で嫌々手にして読まされた場合、本との出会いもクソもないかもしれません(笑)
・読書感想文で読まなきゃいけない。
・1番薄いやつを探した。
・これしかなくて仕方なく選んだ
以上!みたいな

漠然と本との出会いを書けなんて言われても上手く書けないのも当然です。
具体的に以下のようなことを箇条書きにして行って見てください。
・本を読む前の印象
・タイトルから想像したこと
・作者の顔写真をみた印象
・なぜその本を選んだのか(「なんとなく」も可)
・表紙の印象
・値段、発表年、作品の受賞歴
などなど
全く読んだことのない段階で触れられる部分としたらこんなところでしょうか。
これらを参考に、ONE PIECEを例にとって一段落目を考えてみたいと思います。
因みに僕はONE PIECEを読み込んでいますが、今回は初見という体で(笑)
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今回の感想文でこの作品を読むまで私はこの作品の名前を聞いたことがある程度でした。まわりの友達がみんな熱中しているので「ONE PIECE」という名前はよく耳にしていたのですが、実際に読んでみようとは思いませんでした。表紙を見た正直な感想は「なんだか子どもっぽい」でした。丸顔で笑う主人公の絵を見て、子ども向けの作品なのだろうと思っていました。またタイトルからは全く作品の想像もつきません。表紙やタイトルからはほとんど内容が想像できませんでした。そのため読む前は皆がなぜあれほど熱中するのか疑問でした。そして本当に面白いのか不安に感じていました。
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本当に400字書いたらそれだけで文字数がえらいことになるので半分くらいに収めています。
上に書いた感じで、本との出会い(本を読む前の印象)を書いていきます。


ちょっと長くなってしまったので、続きは明日書こうと思います。
つづく?
追記 後編書きました!こちらもお願いします
ブロガーが教える誰でも書ける読書感想文!〜ONE PIECEで解説する感想文の「作り方」〜後編 - 新・薄口コラム


個人的に僕が読書感想文に向いていると思う本を幾つか紹介します↓↓
重松清季節風・春」

ツバメ記念日―季節風 春

ツバメ記念日―季節風 春

短編なので読みやすいということと、共感できるストーリーが多いということから感想文に向いているように思います。

橋本紡「九つの、物語」

九つの、物語 (集英社文庫)

九つの、物語 (集英社文庫)

長編なので読書が嫌いな人には少し大変かもしれませんが、全体を通してほんわかして読みやすいです。
主人公が女の子ということもあって、特に女の子は感想が書きやすいかもしれません。


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