新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



「最近の女の人がみんな美人になっている問題」についていろいろ考えてみた

久しぶりに東京を歩きました。
僕が東京を歩いていて一番感じたのはかわいい子ばっかりということでした。
っというか、どの街でも可愛い子が増えたと言う印象です。
そのあとやたらそのことが気になって、僕はずっと「可愛い子が増えた問題」について考えていました。
僕の中で立てた仮説は3つ。
ひとつは自分自身の年齢が上がり、オスとしての本能レベルで相手を求めるため、目に映る女の人全員が画像補正されて僕の脳が認知しているという可能性。
もうひとつはメイク技術の発達によって、本当に女の人全般のルックスが良くなっているという可能性です。
そして最後は無意識のうちに自分の中で好みの対照に入らない人が視界から排除しているという可能性。
まず3つ目の可能性はないだろうと、かなり意識してこのエントリを書いているカフェをぐるりと見回したのですが、やっぱり全員きれいに見えます。
したがって3つ目の可能性は却下して、残りは「僕の細胞が女の子と上位補正して捕らえている」か「女性全体がきれいになっている」かのいずれかです。
はじめは前者だと思っていました。
「お前も20代の真ん中なのだから、いい加減相手を見つけろ。」
そんな実家の母親がチクチクと言ってきそうな呟きを、僕の染色体が言って来ているのだろうと思っていたわけです。
そのくらい見る人全員がきれいだから(笑)
しかしながら、考えているうちに、ふと後者であることがわかりました。
きっかけは角川ドワンゴ会長の川上量生さんの「コンテンツの秘密」という本を読んだことです。

オススメの一冊です

コンテンツの秘密―ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書 458)

その中で美少女、イケメンのキャラクターについて言及されていました。
川上さんに曰く、イケメンや美少女とは特徴ない顔を持った人物だそう。
黄金比を始めとして、誰もが美しいと感じるものには一定の基準があります。
イケメンや美少女と言うのも同じ。
その「美しい」という基準は、僕達が無数に触れてきた、過去のアーカイブの中から導き出されます。
膨大な情報ストックの中で合致率の一番高いものを僕らは「美しい」と判断しているのでしょう。
それが絵画や建築物で言えば黄金比というわけです。
イケメン・美少女というのも実はこれじゃないかと思うんです。
一番きれい、あるいはかっこいいって感じるルックスは僕らにとってもっとも「普通」な顔立ちなのです。
で、最近の女性はみんな可愛くなったように感じる問題。

僕の個人的な感覚ですが、アイプチが流行始めた位から、劇的にメイク術がレベルアップしたように感じます。
ただしこの「メイク」とは、特徴を際立たせるタイプのものではなくて、標準化させる方向のメイクです。
一重まぶたを生かすのではなく、誰もがきれいに感じる二重まぶたにするためのメイク。

自分の唇を生かすリップではなく、アヒル口を作るようなメイク。
清楚風もナチュラルメイクも同じです。
どれも不特定多数にウケる顔に近づけるためのメイクです。
自分の顔立ちとは別に、標準的にきれい、またはかわいいと感じる顔に近づける技術がすごい勢いで進化しているように思います。
メイク技術の発達によって、女の子全般が、人間が可愛いと感じる理想系の顔に近づいた。
はじめに考えていた、「かわいい女の子が増えた問題」の答えはこれではないでしょうか。
メイク技術の進化によって、本当に女性の皆さんがきれいになっているのだと思います。
そんな理屈を並び立てて、必死に自分のオス遺伝子が焦り始めているのではないと言い聞かせる今日このごろ(笑)