新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



政治の話じゃなくて、ゲームのルールのはなし

僕は基本的にシステム第一主義で物を考えます。
仕組みとルールを踏まえて、その中でならどう立ち回ってもいいというのが基本スタンス。
ルールを使って遊ぶタイプの思考法を好みます。
逆に言えば、ルールを無視するタイプの振る舞いをする人は生理的に受け付けません。
学校でいうなら校則破って好き勝手やるヤンキータイプ(笑)
また、定めたルールがあるにもかかわらず、「常識的に」とか「フェアプレーの精神を」みたいなものを持ち出して、ルールを上手く利用して優位に事を運ぼうとする人を禁じる人も苦手です。
学校でいうなら校則に男子の髪の長さについての規定がないのに、学生らしい髪型を強要する体育教師(笑)
ルールや手続きがあるのなら、それのラインを越えてはいけないし、逆にいえばあくまでルールや手続きを守っている枠内ならば、何をやってもいい。
僕の思考の出発点はここに置いています。

という前提で見ていて面白かったのが安保法案の可決問題(笑)です。
あちこちのニュースで、強行採決という言葉が踊っていました。
法案の内容云々に関しては今回の興味の範疇外ですので、通った内容とその手続きを、以下完全に切り離したお話です。
どうしても僕には強行採決には見えないんですよね。
一応日本の政治の仕組みでいけば、僕たち国民が、自分の考えに最も近い人に投票し、そこで選ばれた代表者が集まって国を運営するという形です。
実際に自分たちの意見を代表しているかどうかは別として、仕組みの上ではあくまで僕たちが自らの考えに近い人に自分の一票をまかせ、それで選ばれた人が国会でアレコレと決めています。
で、その国会内でのルールの決め方っていうのんは、原則多数決となっている。
国民の中から無作為抽出(実際は選挙という形ですが)した数百人が賛成やら反対やらやっていれば、まあ統計的に僕らが考えていることが反映されるでしょうくらいに僕は捉えています。

で、僕が考えるこの仕組みをざっくりとまとめるとこんな感じ↓
僕らが自分の意見を任せる代表者を選ぶ→僕がら任せた代表者が多数決をする
その際に国を運営する内閣がおかしなことしてると僕らが任せた代表者が考えれば解散できるし、それ以外に一定期間で僕らの考えを任せる代表者を選び直す機会がやってくる。
多数決が民主主義かどうかは別として、今の仕組みはこんな感じで動いていると僕は考えています。

それを踏まえて、僕には過半数が賛成している法案を通すのは強行でもなんでもないように見えます。
むしろ代表者による多数決で決まりますからねという「仕組み」を阻もうとする方が強行に見えてしまう。
(これはアナウンサーの長谷川豊さんもブログで言っていましたが。。)
デモをする人の思想や思いに対しては全く自分の意見はありませんが、仕組みということでみると、僕にとってデモという手段は全く違うアプローチで横槍入れようとする方法に見えます。
冒頭の学校の例でいくなら、強行採決っていう人たちは僕にとっては校則に書かれていない「らしい髪型」を強要する体育教師ですし、デモなどで自分の意見を実現しようとするは校則破るヤンキーです。
改めて断っておきますが、僕はその思想性や主義主張、思いに関して体育教師だとかヤンキーと揶揄しているわけではありません。
あくまで手続きの部分を見た時の話。
ルールありきで、その制約を利用していかに優位に立ち回るかみたいな発想に軸足を置いている僕としては、なんとなく、一連の安保法案可決のプロセスがわちゃわちゃしているなぁという印象でした。

アイキャッチドワンゴジブリ、角川で有名な川上量生さん「ルールを変える思考法」