新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



BLEACH考察〜黒松心中と枯松心中〜

ここ最近のBLEACHが僕の中でアツいです。

京楽隊長とリジェとの戦い。
2週前の京楽隊長の隠し技である卍解は「花天狂骨黒松心中」となっていたのに、翌週改めて出てきた技名では「花天狂骨枯松心中」とされていました。
おやっ、と思ったので、僕なりにストーリーを予想してみます。
 

BLEACH―ブリーチ― 70 (ジャンプコミックス)

技を出してから京楽は一貫して七五調になっています。
卍解を出してからのタイトルは毎回「THE THEATRE SUICIDE SCENE○○」つまり、「心中劇第○幕」とされています。
明らかに歌舞伎をモチーフに考えられた技であることが分かります。
心中をモチーフにした技ということで、相手と自分が一緒に死ぬような技にも思いますが、実はこの技は「使用者自身と卍解が心中する」という能力ではないかというのが僕の予想。
 
今週号のジャンプで、卍解の正体として花魁を想像させるような女性が出てきました。
心中というのなら、敵と京楽ではなく、京楽とこの花魁風の女が心中というほうがしっくりきます。
現時点までで分かっている技の特性は①お互いに受けた傷を共有する「躊躇疵分合」と②心中で死に切れなかった物が心を病んで死んでしまうのになぞらえた呪い「慚愧の褥」、そして③入水自殺を連想させる「断魚淵」です。
どれも心中をテーマにしているのですが、核心をついてはいないように思うのです。
 
心中劇で最も有名なものに、近松門左衛門の「曽根崎心中」があります。
主人公の徳兵衛はお初を短刀で殺めて、その刀で自害する。
京楽の技はこれになぞらえたものじゃないのかというのが僕の予想です。
今週号(649話)の最後は、勝ったと思った瞬間に胸を貫かれる描写で終わっています。
次号ではもう勝ち目がなく、女の姿になった斬魄刀を自らの刀で殺め、奥の手のような必殺技が発動する。
女の姿をした刀と自分が心中することで真の技を発動する。
これが、花天狂骨の能力ではないかと予想しています。
 
もう一つ、「黒松心中」と「枯松心中」という、誤植かどうか分からない技名の違いについて。
ここからは予想というより単なる妄想です。
(というか冒頭から全部妄想なのですが、、)
647話の最後には「花天狂骨黒松心中」となっていて、648話では「花天狂骨枯松心中」となっていました。
僕はこれが二つの「心中」を表しているのではないかと思っています。
ひとつは劇中での心中。
そしてもうひとつは終幕という意味での「心中」です。
演目の中で男と女が心中するのは、劇中での役としての死ということができます。
これが枯松心中。
メタ的な部分になってしまいますが、この技自体が一つの演目になぞらえているとしたら、その劇そのものの終幕があるはず。
この終幕、つまり技の終わりと同時にそこに巻き込まれた演者全員と心中するというのが黒松心中ではないかと思うのです。
以前アランカル編で、浮竹が京楽に対して「お前の卍解はこんな一目につくところでやるものじゃない」と言っています。
そして、京楽自身も卍解をする前に「ここなら巻き込む人も少ない」と言ってる。
現在分かっている卍解の能力だけだと、そこまで周りを巻き込んでいません。
この「周りを巻き込む」の真意は、終幕と同時にその演目にさらされた者全員が心中する」という所にあるのではないかというのが僕の妄想です(笑)
 
女の姿をした自らの斬魄刀を殺めることで枯松心中の幕が下りて、そこにいる全員を巻き添えにして卍解自体が閉じる。
そんなような技なんじゃないかと思っています。
で、敵は倒せるけれど自分の斬魄刀を殺めて戦う手段を失った京楽は一命を取り留めつつもここで戦線離脱。
駆けつけた七緒に抱きかかえられて終わり。
僕の予想は毎度毎度大外れするのですが、懲りずにまた書いてみました(笑)
何にせよ来週号が楽しみです。