新・薄口コラム(@Nuts_aki)

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



イケメンはムリでも、「雰囲気イケメン」なら誰でもなれる!〜モテる男に共通するたった一つのこと〜

昔、学校で開催された就活向けのOB説明会での出来事。
某予備校に勤めているという女の先輩が大学生から「どんな学生をバイトで雇うのか?」と聞かれたときに「・・・イケメン」と答えてその場が凍りついたことがありました。
その人はすぐに言葉足らずだったと謝罪して「雰囲気がイケメンの人を雇いたい」と慌てて言い直したのですが、僕はこの「雰囲気イケメン」という言葉が妙にしっくりきて、ひとりなるほどと思っていました。
確かに、よく見たらそんなにカッコ良くない(っというよりどちらかといえばモブっぽい顔立ち)なのに、一緒にいるとカッコ良く感じる人がいます。
僕の周りにも思い当たる友達が何人もいたので、その人たちを頭に思い浮かべながら、彼らが彼女の言うところの「雰囲気イケメン」なのだなあとひとり納得していたのを覚えています。

イケメンは素材の問題なのでどうにもなりませんが、雰囲気イケメンならば、心がけ次第で誰でも目指せます。
僕の周りにいる雰囲気イケメンに共通することは、聞き上手で話が面白いこと。
だからといって、相手の話を聞いて喋りがうまくなりましょうでは、元も子もないので、もう少し要素を分解してみたいと思います。
聞き上手に関してはスキルではなく心がけの問題なので一旦置いておいて、話が面白いということを分解します。
僕は話が面白くなるために必要な要素は①面白いことを見つけてくる能力と②何かを面白くして発信する能力の二つだと考えます。
自分の好奇心の網に引っかかったことを、相手に楽しんで貰えるパッケージにして語ることができる。
これが、雰囲気イケメンの必須要素です。

ここで大切なことは、どちらか一方だけではいけないということです。
例えば、①の自分が面白いと思うものを発見する力だけがあって、②のスキルがない場合、自分の言いたい事ばかりを話す自己主張の塊と思われてしまいます。
このパターンがいわゆる「オタクしゃべり」。
どんなに自分の感性で見つけてきた面白いことでも、それをそのまま話しても全くコンテンツとして成り立ちません。
逆に①がなくて②の面白く発信する力だげ持っているだけでも足りません。
いくら話が上手くても、自分の感性に引っかかった面白さの「原石」がなければ、これもやはりコンテンツとしては成り立ちません。
①だけの人がオタク的であるのに対して、②だけの人は薄っぺらな印象を与えてしまいます。
重要なのは、①と②を両方備えていることなのです。

普段は職場と家の往復だけで、休日には日頃の疲れからほぼ寝て過ごす。
生活圏はもっぱら半径10キロ以内。
そんな人が、自分よりもずっと広い生活圏で暮らしている人が面白いと感じたことを、相手が飽きないように面白おかしく加工して話す人と出会ったら、絶対にカッコ良く認識してしまうと思うのです。
自分が見つけてきた一級品の面白い小ネタの原石を、相手にもっとも似合う形に加工して渡してあげる。
これができるかどうかが、雰囲気イケメンか否かの分水嶺です。
いきなり両方を備えようとするのはハードルが高すぎますが、おそらくほとんどの人が①か②のどちらかに属しているように思います。
だとしたら大抵の人にとってはもう一方を磨くだけということになります。
片方だけなら努力でなんとかなるでしょう。
友達のグループのなかでは狙う雰囲気イケメン枠。
もしモテたい人がいれば、ぜひ実践して見てください!

アイキャッチは検索したら出てきたイケメンコレクション

イケメンこれくしょん 上

イケメンこれくしょん 上