どうしても講習期間になると、アウトプットの量が増えすぎて、ブログの更新が滞ってしまいます。
仕事に要する時間は変わっていないのですが、圧倒的に費やす脳の要領が増えているからです。
スポーツなどでは体力が重要になってきますが、頭を使うことに関しても、体で言うところの体力に相当するものがあるように思います。
僕はこの脳をフル回転できる持続力のことを、知的マッチョ力と呼んでいます。
どんなに深い考察ができても、どんなに素晴らしい発想が生み出せても、それが瞬間的なものではあまり意味がありません。
どれだけ頭をトップギアで回転させ続けることができるのか?
それを知的マッチョ力と呼ぶことにします。
僕は受験生を教える際には必ず長期休暇、特に夏休みは毎日14時間、最低でも一日10時間は勉強するようにと言います。
これは精神力を鍛えるとか、努力することが大切と言った根性論からこうしたことを言っているわけではありません。
僕が長期休暇に長い勉強時間を課すのは、先に述べた知的マッチョ力をつけるためです。
人間の集中力は90分が限界などと言われることがありますが、これは普段から何かに打ち込む習慣がついている人にとっての最大値です。
日頃から何かに打ち込んで頭を回転させ続ける習慣がついていない人であれば、当然集中力が持続する時間は短くなるわけです。
大学入試では、平均して一科目辺り70~90分、長いところでは120分という試験時間をかしている学校もあります。
そして休憩をはさみ、一日に3~4科目の試験を行います。
最低でも、試験時間内はトップギアで頭を回転させ続けるだけの「脳の体力」が必要になるわけです。
あくまで感覚値ですが、大体一日10時間の勉強を40日ほど続ければ、最低限入試に通用するだけの脳の体力、つまり知的マッチョ力がつきます。
この知的マッチョ力がついているか否かで、まったくラストスパートの伸びが変わってくるのです。
体力と同様に、頭を使う際に意外と重要なこの「知的マッチョ力」。
話が受験勉強の方に向いてしまいましたが、自分自身のパフォーマンスをあげるためにも高めたいところです。
今日は慌しいことと誕生日ということで、本当にただの日記見たいになってしまいましたがご容赦ください。。。
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