読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



ASKAさんのブログ記事と、ベッキー、SMAPの謝罪会見を見て共通の「違和感」を感じたという独り言

芸能関係の話題に関しては基本的にほとんど興味が無いのですが、新年早々のベッキーの謝罪会見、SMAPの謝罪会見、そして一時ブログにアップするも一瞬で撤回されたASKAさんの謝罪のブログ記事の3つに関しては、非常に興味があります。
SMAPと他の二人の問題は全く異なるものなのだから同列に見るのはけしからんという主張のヒトもいるかもしれませんが、僕が興味を持ったのはあくまで「何らかの謝罪」の部分であるので、以下内容とは切り離して構造的に同列として扱います。

僕はこれら3つの謝罪を見たときに、同様の違和感を覚えました。
僕にはそれぞれに関して謝罪のベクトルと内容が不自然に感じられたのです。
まず、ベッキーさんの謝罪のベクトルに関して。
あの謝罪会見を見る限り、事務所が謝罪をさせた内容は「世間を騒がせたことに関して」であり、「不倫をしたこと」ではありません。
だからあの会見での謝罪相手はひたすら「騒がせて迷惑をかけた」ファンであり、それ自体は(会見の内容がどうであったかは別として)一貫していたので特に気にはなりませんでした。
しかしながら、本来の謝罪すべき対象を考えたら、「ファンのみなさま」は必ずしも1番に来る相手ではないように思います。
謝罪対象を優先順位の高い順に挙げていくと、まずは問題に直接的に巻き込まれた「ゲスの極み乙女」の川谷さんの奥さん、次に仕事上大きな損害を被るテレビ局およびベッキーさんを起用していたCMスポンサー、そしてその次に来るのが契約を結ぶ事務所。
そして「ファンのみなさま」は直接的な損害は被らないので優先順位としては最後になると思うのです。
もちろん、ファンあってのタレント業ですので、謝罪会見で開口一番に「ファンのみなさま」に対する謝罪が出ること自体は自然です。
しかし、その次とはいかないまでも、どこかのタイミングで一番被害を与えてしまった奥さんに対する謝罪があるのが、それが「謝罪会見」である以上自然な流れだと思うのです。
長谷川豊さんのブログを読んで気がついたのですが、ベッキーさんの謝罪会見には奥さんに対する謝罪が一つもありません。
僕にはそれが、どうしても「謝罪」ではなく謝罪劇に映りました。


優先順位という意味では、SMAPの謝罪会見も別の意味で違和感がありました。
SMAPに関しては本人達がどうというのではなく、根本は事務所内の政治に原因があるわけで、それこそ謝罪会見であるならばその優先順位は「ご迷惑をおかけしたファンのみなさま」になると思うのです。
応援していたファンにとっては、事務所内のゴタゴタは関係ないですし、まして商品であるSMAPには(不仲説のようなものではなく、あくまで構造上は)なんの欠陥も無かったわけですので。。
ところが、SMAPの謝罪会見では謝罪のベクトルはあくまで事務所に、そして何よりもジャニー喜多川さんに向いたものでした。
ファンへの感謝や謝罪は全くと言っていいほどありませんでした。
やっぱりこの謝罪会見も、謝罪劇に見えました。


そして最後がASKAさん。
9日にアップされ、翌日には削除されたチャゲアスASKAさんのブログ記事。
記事にはASKAさんが麻薬に手を染めるに至った経緯から、その後の経過までが詳細につづられていました。
内容を見ると、麻薬の中毒症状とも取れる描写が多く、ネット上では「麻薬に犯された人間の狂言」という見方が多いですが、内容に関しては真偽を確かめる術もないので興味がありません。
やはりこちらも、謝罪相手に関してのみが気になりました。
ASKAさんのこのエントリに関しては、謝罪すべき相手の一人が抜け落ちていたことに違和感を覚えました。
言わずもがな、一番迷惑をかけたのはファンの人たちです。
だからこの記事でも冒頭でファンに対する謝罪がありました。
そして、周囲の人々に対する謝罪もありました。
これも極めて自然です。
しかし、一緒にスターダムを登った相棒であるCHAGEさんへの言葉だけがすっぽり抜けているんですよね。
事の経緯を綴った文章は90年代にさかのぼります。
しかしながら文章を通して一貫してCHAGEさんの描写はほとんど見えませんでした。
不仲なのかどうかさえも知りませんが、あれほど細かく描写するのであれば、嫌が応でも相方の影は出るはずです。
それがほとんどないことが気になって仕方ありませんでした。

3つの「謝罪」に関して僕の感じた違和感は、謝罪のベクトルの不自然さです。
邪推が悪い癖の僕は、こうしたところに妙な「ほころび」を感じてしまいます。
タイミングを同じくして出てきた3つの全く異なる会見で同じ「ほころび」を感じたのが印象的でした。
これが3者固有のものなのか、芸能界の持つ不自然さが表出したものなのかはサンプル数を増やさなければ分かりません。
今後も注目という意味で非常に興味のあるトピックが増えてしまいました。


アイキャッチ宮崎駿さんがチャゲアスの歌にpv提供したOn your mark