読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



自分だったら今年の就活で熊本でのボランティアの話を出す学生は採用しない

もともと人の移動が多いときに旅行をするのが好きではないという自分の性分もあって、今年のゴールデンウィークはまるまる京都で過ごしました。
人と遊ぶのか一人で読書をするのか、はたまたお酒を飲みに行くのか、理由は異なりましたが、結果的に毎日京都の繁華街である河原町に出てきていました。
やはり、4月の熊本の震災があって、駅前や交差点では募金の呼びかけが非常に多かったのが印象的です。
そんなことを思いながらスマホアプリを見ていたら、「就活」目的でのボランティアの人など、様々な「目的」を持ってやって来た人々に困るという記事が流れてきました。
それを見てまず一番に感じたことは「自分が採用担当だったら、今年の就活で熊本大震災のボランティアに行った事をPRで話す学生がいたら、きっと取らないだろうな」ということ。
別に自分の利益のためにボランティアにくるなんてけしからんなどと感情的に思っているわけではありません。
どんな理由であれ、その「ボランティア」というサービスの需要者がいて、それを供給するというのなら役に立っていることに間違えはないと思うからです。
僕が熊本大震災のボランティアをしたことを今年の就職活動で言う人がいたら取らないだろうと思ったのは、もっとシンプルな理由です。
自己PRでもがんばったことでも構いませんが、単純に20数年生きていて、数週間前に起きた出来事に上書きされてしまうような経験しかしていない人がそれほど訳に夏用には思えないから(笑)
もちろん主要なアピールしたい内容があって、それを裏付けるエピソードがしっかりあって、その上で「先日の熊本大震災のときも…」みたいな組み立てのエピソードであれば話は違います。
ただ、そういうのもなく、「熊本にボランティアに行きました」みたいな人がいたら、その人のエピソードはかなり薄くなるように思います。
面接する側の人間にとって学生時代のエピソード聞く理由は、その経験を通してどんな人物かを知りたいからです。
直近の話だけ一つ持って来られても、その人「らしさ」はあまり出ない。
むしろ、何も話すようなエピソードが無かったから、作りに行ったのかなという印象を与える可能性さえあります。
少なくとも僕はそれを聞いたらこんな判断をすると思います。
どんなにそれらしい理由があったとしても、プロットだけとれば、「学生時代にがんばったことや自分のアピールしたいことを聞いた→つい数週間前の出来事を挙げた」ということに変わりは無いからです。
「素晴らしい行動である」ことと、「その人らしさが伝わる」ことは全く別物です。
熊本にボランティアに行ったという現象から、どういった「自分らしさ」を伝えようとおもっているのか。

よほどその明確なイメージが立っていない限り、熊本大震災を就職活動のエピソードには使わないほうがいいように思います。

アイキャッチくまモンのクッション