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新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



自分がテロリストなら、伊勢志摩サミットの時期に清水寺を狙う

こんな縁起でもないことを言葉にするなと怒られてしまいそうですが、やっぱり可能性のお話として書いておきたいなと思うので付き合ってやって下さい。。
今月26日、27日に行われる伊勢志摩サミット。
5月の頭から安倍首相は欧州ロシアと次々に訪問して、サミットに向けた準備を着々と整えています。
伊勢志摩サミットに関しては、そこでどんな成果が得られるかということと同時に、テロが起こらないかということが心配されています。
ISは日本のことをテロの対象国だとはっきりと声明を出しています。
テロのタイミングとして、各国首脳が集まる伊勢志摩サミットは、絶好のテロの機会といえるでしょう。

各国の首脳が伊勢志摩に集まるということで、警備はそこに集中しそうですが、むしろテロを起こすとしたらもっと違うところになるような気がします。
これまでのISのテロを見て見ても、劇場を狙うなど、政治的に影響のないような場所が狙われています。
だとしたら仮に日本でテロが起こるとしても、政治に関係する場所よりは、純粋に被害が最大化される場所を選ぶと思うのです。
しかも伊勢志摩サミットなどで警備の目が主要都市ではないところに向いているのならなおさらです。

仮に僕がテロリストだとして(笑)、テロを仕掛ける場所とその根拠を何箇所か挙げてみたいと思います。
まず一つ目は新幹線。
僕たちの住む日本は、ちょうど日本列車の背骨のように新幹線が通っています。
そしてそれは、見た目が背骨のように見えるというだけでなく、実際の経済活動においても非常に重要な役割を果たします。
日本に大打撃を与えようとしたら、新幹線の交通網を切ってしまうのが効果的です。
具体的には、熱海-小田原の辺りのトンネルの中で大規模な爆発を起こしてしまう。
1番本数の走る朝の時間帯にトンネルの中で爆破が起こって新幹線を止めてしまえば、とてつもないダメージです。
おそらく、丸一日日本の交通は分断されてしまうでしょう。
このテロの怖いところは、簡単には防げないということです。
新幹線は僕たちにとって非常に重要な役割を担っているからこそ、厳重な手荷物検査なんてできません。
こっそり爆弾などを持ち込もうとする人がいたとして、それを止めるのは事実上不可能でしょう。
そんな訳でテロが起きる可能性として非常に怖い場所のひとつが新幹線です。

次に僕がテロリストなら狙うだろうと思うのは清水寺
政治の中心という意味では東京が狙われそうですが、僕は観光の中心である京都の方が、ISのテロリストにとって狙う価値が大きいように思います。
京都は世界中から観光客が来ているため、そこにテロを仕掛けたとき、世界中に与えるインパクトは他のどの都市よりも大きくなります。
1番効率よく多くの人に恐怖を植え付けられるのが恐怖なのです。
その中でも特に、狭くて人が密集した場所は狙いどころです。
清水寺は、そこにたどり着くまでが一本道なので、道中でテロが起こって人々がパニックになったら、大混乱になるでしょう。
将棋倒しになって別の被害に繋がることも、容易に予想できます。
また、清水寺の中でテロが起こったとしても、非常にまずいことになります。
例えば、清水の舞台で爆発が起きて崩れたら、そこにいる人は爆発に巻き込まれなくても高い確率で落下することになります。
そして世界遺産にも大きなダメージを与えることが出来る。
清水寺も新幹線動揺、不審なものを持っている人を締め出すことはできません。
つまり原理上、ここでのテロを防ぐのとは不可能というわけです。

他にもテロを起こしやすい場所としては、先日の地震の復旧で指示系統が復旧していない熊本、高速道路、東京ディズニーランドなど、考えればいくつも候補は思い浮かびます。
こういった可能性は、「不吉だから考えない」のではなく、「危険があるからこそ何パターンも想定しておくこと」が大切だと思うのです。
伊勢志摩ばかりに注目が向かいがちですが、むしろ他の地域を警戒しておいた方がいい。
5月末は、ほんの少しだけでも、こうしたことを頭で考えておいても損がないように思います。

アイキャッチはテロに関する本

無差別テロ――国際社会はどう対処すればよいか (岩波現代全書)

無差別テロ――国際社会はどう対処すればよいか (岩波現代全書)