新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



同じ仕組みで解決できる!~リバウンドしないダイエット法と3日で辞めない勉強法~

この前の授業の休憩時間に、子供たちとリバウンドしないダイエット方法について話をしていました。
僕はリバウンドする理由をシンプルに、外見上の体重減に習慣が追いついていないからだと思っていたのでそれを話しました。
実体重を減らすには、食事を減らして運動を増やすだけでいいので、ダイエットを始めてから効果が出るまでに即効性があります。
それに対して、自分の生活習慣はそれほど早く変わりません。
今まで当たり前としていた習慣を大きく変えるのには、少なくとも数ヶ月はかかります。
僕はかなりの痩せ型体系で、今まで太るといったことがありませんでした。
これはもちろん、体質由来の部分も大きいと思うのですが、それと同時にもう十何年もの間「太らない習慣」で生活してきたというのも大きな要因の一つだと思っています。
物心つく頃から「太らない習慣」で暮らしてきたから、いまさら一日や二日暴飲暴食のような「太る行動」をしたところで太らない。
短期的には太る要因になったとしても、少し立てばすぐにやせてしまうのです。
ちょうどリバウンドと逆の作用です。

リバウンドしないためのダイエットに必要なことは、身体的な体重の増減と、習慣の変化のギャップをできるだけ小さく保つことです。
そのためには、ダイエットが身体的変化として現れるタイムスパンと、生活習慣の変化が板につくタイムスパンをそれぞれ認知しておく必要があります。
僕にとっての両者の変化の期間は、身体的変化が現れるのに2週間、生活習慣として板につくのに3ヶ月といったところです。
つまり、仮に全力でダイエットを始めたとして、2週間もすれば身体は痩せ始めるのですが、生活習慣のほうはまだまだ「太る習慣」が染み付いたままであり、2ヵ月半はリバウンドの可能性が消えないということです。
一旦体重が目標値まで減少すると、どうしても気が抜けてしまいます。
また、「体重を減らす」方法と「体重を維持する」方法は異なるため、「痩せた人の生活習慣」が身につかないうちに目標体重まで落とすことに成功してしまうと、かえってリバウンドしやすくなる。
こうならないためにも、自分の生活習慣の変化するペースに合わせて、体重も少しずつ落としていくことが大切になってくるのです。


さて、ここまでで僕はダイエットについて「成果が体重の増減に表れるまでの期間と生活習慣が変化する期間のタイムラグを減らす」という切り口でお話してきました。
じつはこのやり方、勉強にそっくりそのまま当てはめることができます。
よく、受験勉強を始めたのはいいけれど3日坊主で終わってしまうという生徒さんを見かけます。
これは表面的な変化と習慣的な変化の間のギャップが埋められないことによりうまくいかない典型例です。
何らかのやる気に当てられて、数日の間はものすごい気合が入り、何時間も勉強しようと意気込んでいるような「生まれ変わった自分」であったとしても、それまでの習慣は総感嘆に変われるはずも無く、引き続き「いままでだらけてきた自分」のままなのです。
だから、もし急に何時間も勉強するという目標を立てたとしたら、生活習慣の変化がおきるまで、非常に強固な意志力で「いままでだらけてきた自分」から「生まれ変わった自分」に近づく努力をしなければなりません。
で、ここの部分でうまくいかないから、たいていの場合三日坊主に終わってしまうわけです。
そうならないためには、生活習慣のペースに合わせて勉強法方を少しずつふやしていくという方法以外にありません。
ダイエットにせよ勉強にせよ、短期間で成功する手段を見に付けるだなんて虫のいい話は存在しないわけです。

表面的な効果が現れる期間と習慣的な変化が現れるまでの期間のタイムラグを埋めるというのは、いろんな局面で有効です。
今回はダイエットと勉強方法という2つの目的に適用しましたが、これは就活にも組織運営にも応用できると思うのです。
同じ切り口をまったく違う事象に適用する。
今回はダイエットや勉強の話ではなく、あくまで思考方法のお話でした。

 

アイキャッチはダイエットでこの思考法を紹介していた岡田斗司夫さんの「いつまでもデブと思うなよ」

 

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