新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



低所得者は成功体験を求めてパチンコ屋に行く!?~パチンコと所得の関係~

先日パチンコに関するエントリを書いたのですが、そこからパチンコについてあれこれ考えるようになって、ひとつエントリのネタが思いついたのでまとめてみようと思います。
考えてみると面白いんじゃないかと思ったのは、「年収が低い人がパチンコにはまる理由」です。
よく、半分批判交じりでパチンコにはまる人は年収が低いみたいな話を聞きますが、それは理屈を付けて説明することができるのか、そして仮にそうだとしたらなぜ彼らはパチンコにはまるのか。
この2点について屁理屈をこねてみたいと思います(笑)

まず、本当に年収が低い人ほどパチンコにはまる率が高いのかということについて考えてみます。
以前何かの本でそんなデータを見た気もするのですが、調べてみてもそうしたデータがでてこなかったので、周辺から攻めることにします。
僕が注目したのは喫煙率です。
喫煙率と年収の間には相関関係があるというのは、厚生労働省の「所得と生活習慣等に関する状況」(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000020qbb-att/2r98520000021c30.pdf)という資料の中で明らかにされています。
それによると、世帯所得が200万円以下の場合の喫煙率は男37.3%女11.7%、600万円以上だと男27%女6.7%となっています。
ここから「低所得者ほど喫煙の割合が高い」ということがいえます。
次に、パチンコユーザーと喫煙者の関係を見てみます。
こちらは空気清浄機のメーカーさんのサイト(http://www.suntacnet.ne.jp/air/index2.html)からの引用です。
これによると、パチンコ店での喫煙率は最低でも50%ほど(調査対象をヘビーユーザーに限ればさらに増えるのではないかというのがこのメーカーさんの予想です)とのこと。
日本人全体の喫煙率が焼く20%ですので、パチンコ店内での喫煙率50%というのは普通に比べて明らかに喫煙率が高いと判断できるでしょう。
パチンコを行う人は喫煙率が高い、それから喫煙率は世帯収入が低いほど高くなるという2つのデータから、とりあえず「パチンコユーザーの世帯収入は低い傾向がある」ということは言えそうです。

次に、なぜ「低所得者ほどパチンコにはまるのか」ということに関する考察をしていきたいと思います。
パチンコにはまる最大の理由として、ギャンブルの中毒性がよくあげられますが、僕は少し違う角度でパチンコにはまる理由を考えています。
僕の意見は、パチンコにはまる最大の理由は「努力せずに成功体験を得られるところ」にあるというものです。
普通、何かに成功するためには相応の努力と時間を要します。
それが社会人であれば組織のブランドやポジションなど、成功体験をする際に必要な諸条件はますます増えてくる。
仕事や私生活で一定の成功経験を得るには、それなりの努力と時間の投資が必要なのです。
それに対してパチンコやスロットといったギャンブルは基本的に確率論です。
よく「工夫すれば~」みたいなことを聞きますが、前提として機会により確率が完璧に管理されているという事実は変わりません。
そのため自分の実力が結果に与える変化の余地は極めて少ないのですが、これは裏を返すと「自分が行動することなく一定の結果を引き出せる」ということでもあります。
自分の行動が結果に与える影響が殆どないのであれば、いるだけで、そこでお金と時間を費やすだけで「大当たり」という成功体験を得ることができるわけです。
(本人には目押しなどの努力をしたと思い込ませた上で)自分の努力なしに成功体験を味わえる。
年収が多い人ほど社会的ステータスは高く、成功経験をする機会には恵まれている可能性が高く、その機会は下に行くほど下がってくる。
「成功経験」を欲する欲求が全ての人に等しく備わっているとしたら、それを満たすための選択肢としてのパチンコが、所得の低い人にとって相対的に大きな存在であるということができるように思います。
自分の成功欲求をみたすための手段としてのパチンコ。
実はギャンブル性よりもここにひきつけられている人が多いのではないかと思うのです。

以上が僕のパチンコに関する考察(っていうかほぼ想像)です。
なんかまた友達が減りそう。。。

 

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私、パチンコ中毒から復帰しました (中公新書ラクレ)

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