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新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



就職先に悩んだ時は「向いている」と「好き」の2軸で考えるのがいいと思うのです

 

ちょっと前に、僕の所属するNPO の事務局長?(といっても僕の大学時代からの親友)と進路って分からないよねという話をしていました。

「好き」と「向いている」は必ずしも一致するものじゃないんだなあと最近強く思います。

僕は就職活動のとき、メディアに関わる仕事に就きたくて(というかライターになりたくて)、新聞社や出版社、広告業界を受けまくっていて総崩れでした。

逆にひとつだけ受けた教育業界はあれよあれよと進んでいき、気づいたら内定を頂いているという感じ。

結局そこには行かず、今の塾で好き勝手やらせていただいているわけですが、少なくともそのときの僕には教育業界にいる自分のイメージは微塵もありませんでした。

もちろん大学に入ったと同時に塾でバイトをしていたし、最初の授業の時、あまりの下手さに開始10分で塾長にペンを奪われたのが情けなくて毎週別の校舎の上手いと思ったベテランの先生に指導を仰いだりみたいに、ある程度の興味はありました。

ただ、いずれもモチベーションは「授業の完成度」に対するものであり、子供の未来を考える「教育」に向いたものではなかったんですよね。

そのときの僕には「子供を育てる」ということに関する興味は皆無だったと思います。

 

そんな僕ですが、今の生活を振り返ってみると、どっぷりと教育に浸かっています。

月曜〜土曜は塾の先生、合わせてやっているNPO法人は海外の子供達に映画を通して将来の生き方の選択肢を広げてもらいたいという趣旨のもの。

で、挙句に中学校の夏期補習の援助をしている知り合いのお手伝いをさせてもらったり、先日は彼のお誘いで小中学生クッキングコンテストのイベントのお手伝いをしたりと、どっぷり教育関係のことに関わってしまっているんですよね(笑)

もちろんそれが全く嫌じゃない。

僕にとって教育は、好きかどうかは別として間違えなく向いている分野なのだと思います。

 

逆に、あれだけ好きでやりたいと思っていたライターの仕事は僕にとって「好きだけど向いていない分野」だったのかもしれません。

幸いなことにここ最近、いくつかの文字を書くお仕事を頂きました。

ある意味で夢が叶ったわけですが、実際に仕事をしてみて頭に真っ先に浮かんだのは夏休みの宿題でした。

テーマと納期が設定された瞬間、急に嫌になってしまったんですよね。

それでも書くことは好きなので、全然問題はなかったわけですが、これだけで生きていくというのは自分には無理だということを実感する経験となりました。

 

好きかどうかは別にして自分に向いている教育と、大好きだけど向いているかどうかは分からないライターのお仕事。

もちろん僕にとって「好きで、且つ向いている」仕事があるのかもしれません。

しかし、まだ見ぬ理想の選択肢を抜きにして、目の前に上の2者があるのなら、僕は前者を選んだ方が幸せなんじゃないかなあと思います。

なぜなら、「好きだけど向いていない」は趣味にできるから。

僕にとって「物書き」は好きだけど向いていないものです。

だからこそこんなブログを月に20本近くを書き、塾のfacebookの勉強コラムをほぼ毎日更新するみたいなことをしています。

これが「好きかどうかは分からないけど向いている」程度のことであったら多分続けていないと思うのです。

まして、妥協して「好きでもないし向いていない」分野の企業に就職するなんて選択肢をとったら、上のどちらの可能性も捨てた、つまらない「大人」になっていた気がします。

もちろん「好き」でもなく「向いている」訳でもないことを、家族や生活のために続けられるのは素晴らしいと思います。

でも、少なくとも僕には無理。

①好きな上に向いている

②好きではないけど向いている

③好きだけど向いていない

④好きではないし向いていない

この四択ならば、僕はたとえなんのためであっても④は選ばないような気がします。

というか性格上選べない。

きっと仕事ができなさすぎて辞めさせられるか鬱になると思う(笑)

 

ちょくちょく進路や仕事についての相談を受けることがあります。

その時に僕が自身の経験に合わせて言うのが上のこと。

④に該当するのなら辞めた方がいいけれど、②や③にいる人が①じゃないからイヤだっていうのは理想を求めすぎじゃない?というスタンスです。

そして、②か③の選択肢が前にあるなら僕は少なくとも②を選ぶ。

(*一応断っておくと、僕は教育が嫌いな訳ではありません!笑  プライベートを全て後回しにしても全然苦ではないくらいには好きなので。。)

②や③なら自分の工夫次第だと思うんですよね。

もし大半が④で頑張っているのだとしたら、②や③にいる時点で客観的には楽しめる余地がある。

だったらあるかも分からない①を目指すより、②③をやりながらそれを探す、或いは②③を①にしたほうがいいと思うのです。

妥協と損切り

進路を考えるとかは、この両面の視点が必要であるように思います。

 

 

アイキャッチ岡田斗司夫さんの悩みのるつぼ

 

オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より (幻冬舎新書)

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