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新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



成績を伸ばす努力をする前に、成績を下げる習慣をなくせというお話

私大入試の結果が、少しずつ出てきています。
今年も関関同立産近佛龍を初め多くの学校の合格を勝ち取ってくれています。
子どもたちの勉強姿を見ていて、やはり勉強を通して実力を挙げて、希望通りの大学に合格できる子は、一定の共通項があるなあと感じます。
というよりも、正確には思うように成績が伸びない子には共通項があるという認識の方が正しいかもしれません。
成績が伸びる子は、「成績を伸ばす努力」と共に、「成績が伸びない習慣」を減らす努力をしています。
逆に、成績が伸びない子は例外なく、「成績が伸びない習慣」を減らす努力をしません。
凄く頑張っているのに成績が伸びない習慣をなくそうとしないものだから、結局いつまで経っても成績が上がらないということになってしまうわけです。
浴槽にドバドバ湯を注いでいるのに、詮をしていないから水が溜まらない。
毎年このタイプの子を見かけます。

成績が伸びない習慣を僕は端的に以下の4つと定めています。
①睡眠時間を削る、または一定の時間確保しない
②スケジュール(学習計画)管理をしない
③積み上げ型のコスト計算をする
スマホリテラシーが低い

睡眠時間を削るというのは、文字通り夜遅くまで勉強しようとか、時間を確保するために睡眠時間を削ろうとすることをさします。
睡眠不足は翌日の生産性を落とすため、長期的に見て非効率です。
たしかに夜気分がのっていて、もうちょっとだけと睡眠時間を削って勉強をしていると、頑張っているように感じます。
しかしそれは「感じる」だけで、結果に繋がりません。
そのため、睡眠時間を削ることは、成績を下げる習慣といえます。
二つ目のスケジュール管理をしないというのも良くあるお話。
1年間を通してどのような勉強をするのか。
そのためには今週はどういった計画で勉強をすればいいのか。
今日は何をどれだけ勉強しなければならないのか。
そういった計画をきちん立てて、その上でそれを実行しようとしないのが、二つ目の習慣です。
これは三つ目の積み上げ型のコスト計算という話にも繋がります。
成績が伸びない人ほどどれだけの時間が必要かという計画を、積み上げ型で考えます。
で、一日ではこなせないと嘆く。
そもそもどれだけやれば確実に受かるなんてことは分からないため、積み上げ型で勉強計画を立てていけば、その計画が一日にこなせる量を超えてしまうのは、火を見るよりも明らかです。
勉強計画は積み上げ型ではなく、時間を確保して、その中でできることを考えていく。
こうした予算制約型のコスト意識が重要です。
最後のスマホリテラシーを端的に言えば、「スマホに生活を支配されるな」ということ。
例えば、ラインでメッセージが着たらすぐに返さないといけないと焦ったり、ゲームのイベント発生に引っ張られてスマホをいじるみたいなこと。
そもそもメッセージやイベントを気にしなければいい話なのですが、仮にそれができないにしても、設定で通知が来ないようにしたり、ゲームを削除したりと、主体的になる方法はいくらでもあります。

以上①~④までの習慣を改善せずにひたすら勉強に打ち込むというタイプが少なからずいます。
そして、このタイプの人は例外なく成績の伸びは芳しくない。
勉強の努力を始める前に、成績を下げる習慣をなくすという意識が非常に重要です。
で、この事は勉強に限らず、あらゆることに当てはまることのように感じています。
例えば、ダイエットや貯金もそう。
運動や過度な食事制限のような痩せる努力をする前に、日常生活から太る要因を減らそうよみたいな話。
就職活動でも同じことが言えます。
「(ありもしない)受かるテクニック」を探す前に、現状の自分を振り返って「ダメな部分」を直すほうがよっぽど効率的です。
勉強に限らず、この辺の4点を意識しておけば、比較的上手くことが運ぶのではないかと思うわけです。