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新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



社会人は皆知っている読ませるエントリーシートの作り方④素人の「情熱大陸」は誰も見たくない

エントリーシートの自己PRに関して、僕はよく「一般人の情熱大陸なんて誰も見ないという」話をします。
例えば、みなさんはそこら辺にいるくたびれた会社員が自分で「これは凄い!」と思っている部分をディレクションしたドキュメンタリー番組に興味があるでしょうか?
少なくとも僕はそんなもの興味がない(笑)
新進気鋭のベンチャー社長さんや、世界的なヒット商品を開発したメーカーの社員さんなどの話であれば聞きたいという人が多いと思います。
しかしくたびれたスーツを着て、フツーに満員電車に揺られて、毎日会社勤めをしているだけのサラリーマンの話は興味がない。
一般人の自慢話って、これくらいに興味を持ってもらえません。
まして、学生さんのエピソードの場合、普通のサラリーマン以上に凡庸である場合がほとんど(すみません。。。)
だって、サークルやゼミの代表は学校っていうサービスの中での話ですし、バイトで頑張ったというエピソードもあくまで「バイト」という枠組みの中の話だから。
そこでのあらゆるエピソードは、社会に出て、生産者という立ち位置で日々活動している社会人には殆ど刺さらないんですよね。
ではどのようなエピソードが有効か?

どこにでもいる素人が出ている番組でも、一つだけ多くの人が見るものがあります。
それは、素人の人がいじられる系統のバラエティ番組です。
どこの誰かも分からない人の自称「一大エピソード」をまとめたドキュメンタリーには誰も興味はないですが、どこの誰かも分からない人がいじられるバラエティ番組はみんながみるんですよね。
なぜドキュメンタリーは誰も見なくて、バラエティなら見られるのか。
僕はその理由には2つあると思っています。
その中でも最大の理由は「面白い」か「面白くないか」(笑)
基も子もない言い方ですが、よほど大きな成果を残したわけでもない人の自慢交じりのエピソードはつまらないんですよね。
それに対していじられている姿ならその人の経験抜きに面白い。
面白ければ注目が集まるし、面白くなければ誰も見ない。
自己PRでも基本的には同じです。

「面白い」か「面白くないか」という話ではさすがに納得してもらえないこともあるかと思うので、もう少し客観的に、素人がいじられる姿なら見てもらえるという理由を書いてみたいと思います。
バラエティ的ないじりであれば素人のそれでも見られるもう一つの理由は、その人のキャラクターが見えるからです。
いじられているときには、そのいじられ方、あるいはリアクションの取り方にその人らしさ、つまりキャラクターが反映されます。
いじられるというのは、自分が万全に準備をしてきたものではなく、即座に返さなければならないものだからです。
先ほど、一つ目の理由として「面白い」と言いましたが、決して「いじられている姿」が面白いと言っているわけではありません。
「いじられている姿」が面白いのではなく、「キャラクターが見える」から面白いんですよね。
素人のドキュメンタリーはしょうもないエピソードを見せられるからつまらない、素人のバラエティはキャラクターが見えるから面白い。
僕は、エントリーシートを書くときに、この認識が非常に重要であると思っています。

エントリーシートは見る側が好きに選べるテレビではないのだからと思われるかもしれませんが、何百もあるエピソードに目を通さなければならない中で試験官の印象に残ってもらうという意味で、つまらないか面白いかというのは非常に重要です。
内容を書くときに役職や経験、「その時〇〇はこう思った」みたいな情熱大陸ばりの心境の吐露ではなく、できる限り具体的な動作や行為、そしてキャラクターが前面に出るようにエピソードを書く。
この事が非常に重要だったりします。