新・薄口コラム(@Nuts_aki)

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



読まれる文章の書き方を、広めたくないからあえてつまらないタイトルで書いてみる

もともと本を読むことが好きなので、シミルボンさん(https://shimirubon.jp)でちょくちょく書評を書いています。

このブログは書きたいことを好きなように書いて、マーケティングなどほとんど意識していないのですが、折角シミルボンさんは本のサイトとテーマが決まっていたので、マーケティングなどを意識しながら投稿するようにしていました。

で、そんな努力?の甲斐あってか、今週のランキングでは総合pv数ランキングで第1位、記事別アクセス数ランキングでもトップ10の中で1位、2位、6位を取ることができ、そこそこ読んで貰えています。

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こんな感じ。

別に順位はどうでもいいのですが、しっかりと「読まれる文章」を意識して書いたものがしっかりと評価されるのは、やっぱり嬉しかったりします。

 

改めて振り返って感じるのは、読まれることを意識して書くときと、書きたいことを書くときでは、題材選びから書き方までまるで違うなということ。

今回は僕が「読まれる文章」を意識するときに心がけていることをまとめていきたいと思います。

僕が読まれたいと考えて文章を書くときに意識していることをザッと書き出すと、だいたい以下のようになります。

①「今書くべき理由」がある

②目を引くタイトルが書ける

③書く媒体が宣伝したくなる

④自分ならではの切り口から書ける

⑤自分にしか書けない「著者適正」がある

読まれることを意識して書く場合、上記のうち①〜③を満たし、且つ④か⑤がある物を僕は書くようにしています。

まず大前提となるのが①の「今書く理由」があるという条件です。

自分が書きたいなと思ったことそのままのタイミングで出したところで、当然誰にも響きません。

だって、周りの人にとっては「読む理由」が無いから。

しかし、映画化やドラマ化が決まっていたり、朝のテレビ番組で話題になっていたりというタイミングであれば、読む側に動機があるので、向こうから読んでくれます。

だから、まずは何か書きたいことがないかと考えるのではなく、「今書くべきネタは何か」という視点で題材を探していく。

こうした題材選びが非常に重要です。

 

人によってはウェブメディアはタイトルで惹きつけなければ読んでもらえないから、タイトルから考えるべし、なんてアドバイスをしますが、僕はほとんどが内容を書き上げてからタイトルを考えています。

というのも、タイトルにはコンテンツをよりよく見せる力があると思っているからです。

今書くべき題材が決まったら構成を考えて書き上げる。

そして、書き終わったらそれを1番惹きつけるのはどんなタイトルか、どんなコピーかということを意識してタイトルをつけます。

これが②の作業。

 

③に関しては①とも関わってくるのですが、すでにあるプラットフォームで書く場合には、個人的に1番重視しているところだったりします。

どうやったって個人の発信力には限界があります。

そして、どこの誰かも分からない人間の書いた記事なんて、基本的に誰も読みたくない。

だから、プラットフォームを編集している人が取り上げたいような題材、切り口を考えて書くのです。

特集を組んでいたり、新しいサービスが付加されたりという場合はそれにのっかってみるなど、いろいろな方法があります。

そうやって取り上げやすい記事を書くとTwitterで告知をされたり、プラットフォームのオススメに表示していただけたりするので、自然とアクセスが集まります。

僕の場合、この記事([改稿]結婚はぜいたく品?「タラレバ」「逃げ恥」の強烈コンボ - シミルボン)がFacebook広告にまで使われたみたいです(30代で、まさに逃げ恥のターゲット層である知り合いから教えてもらい、知りました 笑)

 

以上の3要件を満たしただけではどうしても内容がペラッペラになってしまいます。

アクセスされやすいこととネタとして面白いことはまるで違うからです。

そこで、3要件を満たした上でコンテンツとしての面白さを乗せなければなりません。

それが④の独自の切り口と、⑤の著者適正です。

独自の切り口というのは「あっ、そんな視点からいくんだ」と、他の人がなるほどと思える着眼点を盛り込むことです。

そして⑤の著者適正とは「自分が書くべき理由」です。

僕の場合なら「国語の先生」という立場だからこそ書けるような内容などがそれに該当します。

こういう視点が入っていると、格段に「いいね!」やシェアの数が伸びるのです。

 

もちろんこれを満たせば確実にアクセスが集まる訳ではありませんが、こんなことを意識しながらずっと書き続けていると、読まれる記事の割合はそうでない場合と比べて当然高くなります。

(僕はこれを「打率を上げる」と呼んでいます)

っと、この辺りが読まれる記事を書きたいときに意識していることです。

よかったら参考にしてみて下さい。

あと、シミルボンさんの僕の記事をいいねしてくれると嬉しいです(笑)