新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



ネットは成功者たたきが増えるもの

僕はネット空間が荒れるようになった最大の原因は生活水準の格差が可視化されるようになったことにあると思っています。

ネットの普及によって、あらゆる人間の仕事やプライベートを知ることができるようになりました。

それにより、今までならば絶対に知ることの無かった生活をしている人たちが目に飛び込んでくるようになったのです。

その結果、今までならば知る由も無かった生活の人々を知り、自分たちとの生活を比べ、そこに妬みや嫉みが生まれる。

これが、有名人を炎上させようとする人たちの基本的な思考回路です。

しかし、単に生活水準の格差が可視化されるようになったというだけでは、説明が不十分です。

僕は上に挙げたことに加えて、ネット空間では、成功をしている人がそこにたどり着くまでにした努力が表出しづらいということも、有名人や成功者が叩かれやすい原因になっていると思っています。

 

一定以上の成果を出した人ならば、そこにたどり着くまでに果てしない努力をしていることを知っています。

だから、表面的に成功している人を見ても、どのような苦労を積み上げた果ての結果であるかが分かるため、そこに嫉妬感情は浮かびません。

しかし、ネットではその性質上自分の表現したい情報を発信者が「編集」して発信しています。

そのため、成功の裏にある要因や、どのような戦略をめぐらせたかといった部分は見えづらくなるわけです。

一方で情報を受ける側は、ネットの普及によって膨大な情報が得られるようになったため、発信者にとっては「編集」した情報であるはずのSNS上の情報を、プライベートのことであるように受け取ります。

結果、成功しているその背景には目が行かず、表面的な部分がその人の全てであるかのように映ってしまうわけです。

そうすると、自分はこんなに頑張っているのに、あの人は努力もせずにズルいという感情が芽生えます。

そして、それが成功者や有名人の足をひっぱるという行為に繋がる。

と言うのが僕が考えるネット空間では成功者を蹴落とそうとする人が増える理由です。

 

ネットの普及により、情報発信者が誰でもできるようになったと言われていますが、そこには依然として生産者と消費者という明確な区分があるように思います。

誰かに読んでもらうことを想定している情報を生産者型の情報発信、ただ自分の書きたいことを書くのは消費者型の情報発信とすれば、生産者型の情報発信を行っている人口は、圧倒的少数です。

SNSが進化し、生産者側と消費者側の距離が近づいても、相変わらず生産者と消費者の割合が変化しなければ、ますます成功者に対する嫉妬の念は増大します。

この流れは避けられないものであるのかなあと、思ったりするわけです…

 

久しぶりに書いたら全然文章がまとまらなかった…