僕はイケメンが好きです。
というか、モテる男の人と他愛もない話で盛り上がるのが好きという方が正しいかもしれません。
(でないとあらぬ誤解を招く気が...笑)
僕は高校時代からなぜかずーーーっとイケメンの友達がたくさんいて、なぜか気が合い、イケメンの素に触れてきました。
自分でいうのもおかしな話ですが、女の人だったらむちゃくちゃ羨ましいポジションであったように思います(笑)
周りからモテて、いわゆるイケメンと呼ばれる男友達を「最前列」で見続けているうちにふと、僕は周りからイケメンと言われている人も、実は本当のイケメンは少ないのではないかと思うことがありました。
もちろん、平均と比べれば(それこそ僕なんかと比べたら)はるかにカッコいいのですが、写真や動画を通してしか知らないアイドルや俳優のような「イケメン」と比べると、そこまで超絶カッコいいという人は案外いないように思ったのです。
グループでわいわいやっている時は、テレビで見るカッコいい人たちよりもずっとイケメンに感じるのに、サシで冷静に顔を見る場合はわいわいしている時に感じたほどにはカッコよく見えない。
そんな感覚を何度も経験しているうちに、僕は「イケメンは振る舞いや言動で補正されるのではないか」という仮説を持つようになりました。
昔、学生時代のOB訪問会の時に話に来てくれていた、塾で働くおねーさんが、バイトでどんな人を採用するという質問に対して、少し考え込んだあとにボソッと「...イケメン」と答えて大爆笑が起こったことがありました。
その方は慌てて「あっ、雰囲気イケメンね!」と付け足していたのですが、初めのインパクトが強すぎて、教室はしばらくざわついたままでした。
周囲が「イケメン」という言葉につられる中、僕は「雰囲気イケメン」という言葉が気になり、その言葉を反芻していました。
「雰囲気イケメン」という言葉が、僕が周りの「イケメン」たちに感じた事にぴったり当てはまったからです。
僕の周りにいるイケメンたちは、カッコいいことは疑いようのない事実として、それ以上に立ち振る舞いや仕草、表情が圧倒的に「イケメン」だったのです。
みなさんも雰囲気イケメンと言われると、言葉ではどんな人か説明できなくても「あっ、◯◯君のことだ」と頭に浮かぶ人がいませんか?笑
「雰囲気イケメン」というパワーワードに出会ってから、僕は雰囲気イケメンの観察を始めました。
そもそも「イケメン」ってどんな人だろう?モテるとはどういうことか?みたいに、いろいろな観点から「雰囲気イケメン」について考えるうちに、僕の中でいくつもの仮説や説明ができてきました。
この「イケメンの研究」という連載もののエントリは、僕が雰囲気イケメンについて考える中で思いついた理論や仮説をまとめるためのものです。
例えばぽっちゃりした人は何故好印象なのかを説明した「レバレッジデブエフェクト」や、高校まではルックス=モテである場合が多い理由を説明した「イケメンタル補正」。
少女マンガに出てくるイケメンと少年漫画に出てくるイケメンとの比較や、そもそもの「モテる」という言葉はどういう状態を指すのか?
あるいは「同性に好かれるイケメンとは何か?」といったお話や金持ちバイアスの話やなどなど、「イケメン」を研究しようとした時に考えるべきトピックは枚挙に暇がありません。
こういった、現時点で僕が「イケメン」に対して考えた説明を1つ1つまとめていきたいと思います。
イケメンとは何か?モテとは何か?
その辺を、僕の膨大なフィールドワーク(笑)の末に得られた見地から考えてみたいと思います。
これ絶対友達が減る...笑
アイキャッチはイケメンで調べたら一番上に出てきたこの本
イケメンは、つくれる。: この物語の主人公「ユウキ」は、過去の僕の姿です。
- 作者: 藤沢篤
- 出版社/メーカー: ファストブック
- 発売日: 2016/09/29
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