新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



超攻撃的太鼓持ちのすすめLV2~熱のこもった言葉は帰納的に発見する~

言葉に熱意を乗せる方法を考えるにあたって、僕はまず自分が世界の主人公であると思い込める人を「リア充」、自分は世界の中心だと思い込めない人を「非モテ」という分類をしました。
そして、「非モテ」タイプの人が苦手とする、自分の会話への熱の載せ方を考えていこうというのがこの連載エントリの前半のテーマです。
繰り返しになりますが、別に「リア充」「非モテ」というのは性格を端的に言い表していると思って用いているだけで、実際にモテとは関係ありません
(実際に僕はモテませんが…)

リア充タイプの人と非モテタイプの人で世界に対する向き合い方が真逆であるのと同様に、熱意の感じ方も異なります。 
具体的にはリア充タイプは演繹的に熱量を見つけ、非モテタイプは帰納的に熱量を見つけます。
俺は○○がしたい!だからAもやるしBもやるしCもやるし…というのがリア充タイプの演繹的な熱量。
一方でなんとなくAもBもCも興味があるからやってみたんだけど、全部に○○が共通しているってことは私の興味はこれなのかも…っていうのが非モテタイプの機能的な熱量です。
どちらのタイプの同じように欲求も熱量も持っているんですが、発見の仕方が異なるんですよね。
だから、リア充タイプに「あなたがやりたい事についての話はいいから、やってきたものを教えてくれ」といってしまえば途端にその人の熱量は感じられないものになってしまうし、反対に非モテタイプの人に「まずはあなた自身の欲求を明確化しよう」というメンターみたいなことをしてもやりたいことが分からないなんてなってしまうわけです。

初対面で相手に熱量を伝える必要がある場合、演繹的熱量と帰納的熱量のどちらが相手に伝わりやすいかと言われれば、前者の方であるというのは明らかでしょう。
帰納法的なそれは自分の中での発見なので、時間が短い場合や関係性が薄い場合には伝わりづらいんですよね。
社会でのコミュニケーションにおいて「熱量を伝える」というのは演繹的な文脈で行われています。
だから非モテタイプの人は自分の熱量や欲求を予め演繹型の説明に対応できるように準備しておくことが不可欠なのです。

統計学の中に、集めたデータを表にして、その中に一定の方向性を見いだす回帰分析という手法があります。
クラス全員の身長と体重のデータを並べたら、なんとなく右肩上がりの直線になっているよねというのを発見するイメージです。
非モテタイプの人は、人に自分の欲求や熱意を伝えるためには、あたかも集めたデータに回帰分析の直線を引くように、予め自分が面白いと思って行動してきたものを羅列して、自分なりの傾向を理解しておく必要があります。
僕はこれを「熱意の公式化」と呼んでいるのですが、これをすることで、非モテタイプの人でも自分の欲求や熱量を初対面だったり、時間の限られたりという中でも伝えることができるようになります。

「熱意の公式化」に必要な具体的なアクションは、自分の行動の明文化に尽きます。
まずは思い出せる限り事細かに、自分がやったことを書き出して見て下さい。
ここでのポイントは、いい悪いに関係なく書き出すことと、些細なことでも漏れなく書き出すことです。
ここで、「あの時どんな風に思って行動したんだっけ?」みたいなことを思い出す必要はありません。
(そういう行動の欲求を思い出すのが苦手なのが非モテタイプですので、それを始めた途端に書き出すのが苦痛になってしまいます。)
あくまで目的は「データ集め」です。
「いつ」「どこで」「誰に」「どんなことをした」みたいな、記録でかまわないので書き出してみましょう。
で、できるだけ書き出すことができたら、その上で全て(できるだけ多くの要因)に共通しているものを考えて見て下さい。
またこの段階で「なんでそんなことしたんだろう?」を考えて見て下さい。
そこで出てきた共通項が、その人の欲求や熱量の源泉です。
これが帰納タイプの人の熱量の言語化の仕方。

次回以降のエントリで、ここで発見した熱量を用いた「攻撃的太鼓持ち」のなり方をまとめていきたいと思います。

 

アイキャッチ太鼓の達人(笑)