新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



あなたは相手をダメにする!?~「メンヘラ製造機」の生態系とメカニズム~

数年前。
当時付き合っていた彼女と別れて傷心していたとき、知人から「メンヘラ製造機」というたいへん不名誉な通り名を頂いたことを、未だに覚えています。
なんでも彼曰く、「生徒や保護者の相談を聞くのと同じスタンスで彼女と接するから、相手をダメにしていく」のだそう…笑
言わんとすることは、分かるような、分からないような、という感じだったのですが、それ以降、僕の中で「メンヘラ製造機」タイプの人を見つけ度に気になって生態を観察していました。
そんな僕の「探究活動」が実り(?)、ある程度特徴がカテゴライズできてきたので、ざっとまとめてみたいと思います。


そもそもなぜ「メンヘラ製造機」になるのか?

冒頭から僕は「メンヘラ製造機」という言葉を多用していますが、もちろんですが僕がメンヘラと呼んでいるのは病気の人のことではありません。
そうではなく、相手への依存気質が高かったり、相手からの承認欲求を求めたがったりする人を指してこの言葉を使っています。
僕のいう「メンヘラ製造機」とは、相手をどんどん承認欲求を求める体質にしたり、構って欲しいという性格にしていってしまう人のことです。

では、なぜ「メンヘラ製造機」なる人たちたちが相手をメンヘラにしてしまうのか?
僕はその最大の理由は親和的承認の過剰供給にあると考えています。
親和的承認とは、山竹伸二さんが「『認められたい』の正体―承認不安の時代」の中で紹介している承認欲求のひとつです。
親和欲求とは、家族や恋人から与えてもらうタイプの承認です。
何かの見返りで得られるものではなく、また、決して尽きることのない、「無償の愛」のような承認のこと。
本来、親和的承認は他者からの贈与に近い性質のものですので、本人がいくら「もっと欲しい」と望んでも、無尽蔵に得られるものではありません。
しかし、「メンヘラ製造機」の人たちは、これを際限なく与え続けてしまう。
当然受け取る側としては、何らかのコミットをしなければ得られないタイプの承認(山竹さんはそれを「集団的承認」と呼んでいます)と無償で得られる親和的承認があるのなら、後者に流れます。
結果、どんどん親和的承認を求めるようになってしまうわけです。
これが、「メンヘラ製造機」の人たちがメンヘラを生み出してしまうメカニズムです。

 

メンヘラ製造機かを判断する3つの指標

マンガ家の山田玲司先生が以前自身の連載コラム(

付き合う約束をしない男が常に欲しがるもの/山田玲司の男子更衣室(2ページ目) AM

)で、男は、自分専用のAV嬢と、ホステスと、チアガールを求めているというお話をしていました。
山田先生はAV嬢の部分は肉体的な話として説明されていましたが、僕はこれが人の求める親和欲求の構成要素だと考えています(性別は関係ありません)。
AV嬢とは自分を気持ちよくしてくれる存在、ホステスは自分の悩みを聞いてくれる存在、そしてチアガールは自分を応援してくれる存在です。
つまり、人は自分のことを①気持ちよくしてくれて、②悩みを聞いてくれて、応援してくれる承認を求めているのではないかと思うのです。

僕が見てきた限り、「メンヘラ製造機」の人たちは、それが天性のものなのか、職業上習慣になってしまっているからなのかは別として、結果的に相手にとってのAV嬢、ホステス、チアガールになっています。
「気持ちよくして欲しい」「悩みを聞いて欲しい」「応援して欲しい」の3つの焦がれている欲求を際限なく満たしてくれるから、気付くとどんどんそれを求める体質にしてしまうのです。

僕が観察してきたかぎり、「メンヘラ製造機」気質の人には以下のような特徴があります。
①ちょっとしてサプライズをしたり、ひと言お礼を添えたりしがち。
②自分の話をするよりも人の話を聞いている方が、けっこう面白いと感じる。
③何かに頑張っている人をみると、尊敬したり、損得関係なく協力したくなる。
3つ全てに大きくうなずく人がいたら、あなたは十中八九「メンヘラ製造機」です。
彼女さん、彼さんを「承認欲求モンスター」に化けさせないために、AV嬢出力、ホステス出力、チアガール出力を意識して調節することが重要です(笑)

 

アイキャッチは「メンヘラ製造機」特性をプラスに転換する主人公が出てくるスーパースーパーブルーハーツ。