新・薄口コラム(@Nuts_aki)

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



自分に向いている仕事だから成功したのではなくて、何やっても成功できる人が好きな仕事をしているだけ

ここのところ試験的にスマホの音声入力でブログを書くと言うことに挑戦しています。
キーボードを使って文字で書く文章とスマホフリック入力で書く文章、そして音声入力で書く文章にどういう違いが出てくるかという特徴を分析したいからです。
iPhoneの音声入力はかなり精度が高く、普通のスピードで喋ってもほぼ誤字が出ることなく認識されます。
だいたい1,000文字ぐらいの文章であれば、作成時間は10分程度。
文章の作成速度としてはかなり早い方だと思います。
一方で弱点は句読点を入れられないこと。
何より大変なのは文章の内容と構成を頭の中で整理しながらしゃべることと同時に文法に注意しながら喋らなければならないことです。
口語だとどうしても文字と比べて文法事項がめちゃくちゃになりがちです。
その点を注意しながら勝頭の中で文の構成をリアルタイムで練っていくことが非常に難しい。
それは裏を返せば全く違った構成方法で文章作成できると言う事でもあります。
従って自分「らしく」ないコンテンツを生み出す装置としても使うことができるかもしれません。
以下の文章は試験的に音声入力で書いた文章です。
(もちろんこの文章も音声で書いています。)
しばらくは文章作成方法として、音声入力の可能性も実験していきたいと思います。

きれいな花は咲く場所を選ばないというのが僕の持論です。
ある職場にいる優秀な人間はたまたま自分が活躍できる場にいたからでもなく、また自分の好きな職業についたから成功できたわけではない。
そうではなくて何をやっても成功できる人材がたまたまその仕事をしていただけだと思うのです。
ベクトルの向きが根本的に反対になっている。
環境が与えられだから成功するのではなく成功できる人が特定の環境に偶然置かれているだけなのです。

僕が今まで出会ってきた成功してきた人々は、例外なく人よりも何倍も多くの出力を備えています。
つまり基本的に物事に取り組む際のエネルギーの量が圧倒的に多いわけです。
それはどんなに単純な作業を行わされた時にでも言えること。
些細な仕事でさえも圧倒的なエネルギー量で彼ら仕事に向かうわけです。
そんな人だからこそどんな仕事についているかとは関係なく一定の成果が必然的に出てきます。
そしてそういう人ほど自分のやりたい職業についている、やりたい職業につける可能性が高い。
その結果しか見ていない人々にとって、彼らは好きな仕事をしているからこそ活躍できているように写ってしまうわけです。

才能に溢れたように見える人のスペックを判断する際、基礎出力の高さと言う観点が不足している。
自分の持っている基礎出力が少ない人間ほど、成功してる人間は好きな仕事を自分の仕事にしたからこそ活躍できたのだと思い込んでしまうわけです。
その人の性格に合ったルールのゲームを見つけたから、あの人は運良く成功を収めたのだ。
出力の低い人の思考法です。
逆に基礎出力の高い人間ほど、ある分野に身を投じる前に自分の勝算を計算する。
ある分野が偶然自分に向いていたから成功したのではなく自分が成功できると思った分野に飛び込んでいっているのです。
しかもこうした思考をするのは、同一ルールの中で勝負をしたら基本的には競り勝てるというスペックを持っている人たち。
成功できる人とできない人の決定的な差は、この二つの思考の違いに全ての原因があるように思います

成功したことのない人ほど機会や環境が成功に与える要因が大きいと感じている。
逆に成功していればしているほど、自分の特性に合った環境を選ぶと言う事、また自分自身の能力及び努力の成果が成功に与える影響が大きいことに自覚的です。

だからこそ成功している人は成功し続けるのであり成功できない人はいつまでたっても成功できないのだと思うのです。
もし普通の人が成功しようとすれば能力をあげたり環境変えたりする前に自分の思考を変えることが何よりも大切です。
前でも指摘した通りその根本の思考を治さない限り、そもそも現在成功している人と同じだけの出力を出せるようにはならないのです。

自分の将来の夢や自分のやりたい事は確かに大切だと思います。
しかしそれはあくまで目標であって自分の能力を引き出すための起爆剤ではない。
成功すると思う人ほど自分の夢は何かということを考えるのではなく目の前にある仕事で一定の成果を出せることを重視しているように思います。
そしてかれらのそうした思考は事実一定の成果を出している。