最近はめっきり更新頻度が減ってしまったこのブログ。
かれこれ7年近く(昔のブログから数えれば10年近く)ブログを書き続けています。
もちろん趣味という側面でやっていたというのが動機の大部分ではありますが、それ以外にも、始めた当初はさまざまな理由がありました。
その中のひとつの実験に、サービスの自動化というものがあります。
僕のこのブログは、現在有料サービスを利用しているわけですが、その費用はこのブログの広告収入で賄っています。
今は月に数本アップすればいい方という、この非常にやる気のないブログですが、それでも最低限、年の有料サービス代は売り上げが立つ程度のアクセス数が見込める仕組みづくりにしてあります。
更新しなくてもアクセスが見込める仕組みづくり
SNSの時代になって、アクセスの集客方法はSNSで拡散→サイトへ集客というのが主流になりました。
もちろん多くのコンテンツにとって、この流れが王道ではあると思うのですが、半面、未だに必要な情報に関しては検索→アクセスという方法は根強く残っています。
僕の肌感ですが、娯楽情報や流行ネタなどはSNSで、自分にとって必要な情報はGoogle検索でという棲み分けは未だにあるように思うのです。
少し話がとびますが、みなさんはバレンタインデーのBGMと聴くと、どんな曲を思い浮かべますか?
おそらく国生さゆりさんの『バレンタインデーキッス』を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
クリスマスや卒業シーズンというとさまざまな競合があるのに対し、バレンタインデーとなるとライバルが一気に少なくなる。
その上バレンタインデーは毎年必ず来るため、『バレンタインデーキッス』は毎年必ず曲が使われ続けます。
僕はこれを、マーケティングとしてかなり優秀だと思っています。
23歳くらいのころ、僕はブログを運営する戦略として、①毎年決まった時期に②需要が生まれ、かつ③その需要が生まれ続けるコンテンツを作れば延々とアクセスが増え続けるのではなきかという仮説を立てました。
そしてそのコンテンツの総和が生み出すアクセス数からくる広告収入額が、有料会員費よりも多ければ、何もしなくともブログが回り続ける。
そんな仮説に基づいて、上の条件に合致するコンテンツを所々に混ぜていきました。
大体それが全体の3%くらいのコンテンツ。
これがあるため、僕のブログは基本的に広告収入だけで賄えているため、更新しなくても、無理にアクセスを意識せずに好きなことを書いてもうまく回るようになっています。
ちなみにこの広告収入で得た収益の余り(ほぼ無いけど!)は、銀行に貯め続けてあり、ブログ文化が完全に消えるまでにいくら貯められるかの実験中(笑)
そんなわけで、僕は純粋に記事を書く以外にも、いろいろな楽しみ方をしています。
この前久しぶりにブログを書いている理由を聞かれたので、少し真面目に理由の一つをまとめてみました。
アイキャッチは僕がマーケティングにハマるきっかけになったバレンタインデーキッス