薄口コラム

京都市在住の塾講師。中学受験塾の国語科主任をしていたり、25年以上続く個人塾で指導をしていたりします。このブログでは教材研究で集めた情報をベースに国語に関する発信をしています。質問等はYouTubeのラジオにぜひ!


【速報】2026年(令和8年) 京都府公立高校入試(中期)「国語」難易度・傾向分析と古文現代語訳

毎年書いている京都公立高校前期入試の分析です。総評の後、各問題の簡単な解説を載せておりますので、中期選抜に向けた対策に活用していただけたら幸いです。

問題はこちらから

また、こちらの記事で過去三年分の京都府前期選抜・中期選抜の解説と文法・知識分野の対策を書いています。よかったら勉強にご活用ください。

【保存版】京都府公立高校入試「国語」対策まとめ|3年分の過去問解説と頻出知識の攻略ドリル

●総評:令和8年度 京都府公立高校中期選抜の傾向と難易度

令和8年度の公立高校中期選抜は例年通り、古文1題、現代文1題の出題で、それぞれ『排蘆小船』(本居宣長)、2017年に出版された『まなざしのデザイン』(ハナムラチカヒロ)出題となりました。古文に関しては本居宣長の独自の視点を書いた歌論ということで、苦手意識があった人がいたかもしれませんが、内容自体は比較的とりやすかったのではないでしょうか。現代文に関して、文章量が約2400字と昨年の約2000字と比べてやや増加した(例年にもどった)ものの、文章内容自体は難しくなく、例年と比べればやや易しい文章であったという印象です。私たちの視点を窓に例えて、視点を変えることの重要性について論じた文章でしたが、比喩にとらわれず主張をつかめたかどうかが読解のポイントになったように思います。
 設問別に見ていくと、問題数や出題内容はおおむね変化がないものの、文法問題で「該当するものを全て選べ」という解答形式が二問登場していることが気になりました。文法分野でのこの形式の出題に対応するには、これまで以上に文法内容の正確な理解が求められます。次年度以降の受験生に関しては、このことを頭に入れておくことが必要でしょう。また、古文の仮名遣いを問う問題ですが、ここ数年、現代仮名遣いをたずねたうえで、歴史的仮名遣いと現代仮名遣いが変わらないものを選ばせる問題が出題されています。固定されつつある出題形式なので、確実に対策を練るようにしましょう(ここも該当する選択肢を全て選ばせる形式に変わる可能性は十分に考えられます)。
 漢字の問題に関しては読み書き共に小学生で習う漢字からの出題でした。難しい熟語や同音異義語と間違えるような問題でもないので、この二問は必答です。
全体の難易度としては、昨年度と同程度という印象でした。

●設問ごとの分析【第一問】古文(歌論)

排蘆小船

(1)指示語【普通】

きちんと読めていれば正答できる問題です。「それを本末を断ち」の「本」が「根」のこと、「末」が「梢(先端)」のこととわかれば正解できたでしょう。余談ですが「梢(こずえ)」は木の幹や枝の先端を表す言葉です現代文の文章でもたびたび見かけるので、知らなかった人は覚えておきましょう。直前をみて機械的に解答するとウを選ぶことになります。この選択肢を選んだ人は、古文・現代文に限らず、きちんと意味を考えながら文章に向き合う練習をしましょう。

(2)空欄補充【標準】

前の文との対比関係が取れていたかがポイントになる問題です。対比関係は次の通りです。

・なほなほ巧を精しうするときは、いく度も削り、節を避り、瑕のなきところの正味を得んとするときは、小ばかりになるなり
・粗相なることに用ひるには、曲節本末を構わず用ゆれば、大いなれども[   ]なり。

このうちそれぞれa使い方、bサイズ、c作り方、d木材の状態と考えると

aなほなほ巧を精しうするときは⇔粗相なることに用ひる
b小ばかりになる⇔大いなれども
cいく度も削り、節を避り⇔曲節本末を構わず用ゆれ
d、瑕のなきところの正味を得んとする⇔[   ]

というような対比関係が成立しているので、粗さを表すエが正解となります。

(3)仮名遣い【やや易】

単語の頭以外の「はひふへほ」は「わいうえお」に直すというのは基本知識なので確実に正解したいところです。仮名遣いが変わるものと変わらないものの判別は品詞分解をすることで対応可能です。このパターンが苦手な人は日頃から品詞分解をする習慣をつけておきましょう。

(4)内容説明【標準】

直前に「和歌は狭くして世上のこと広く詠みえがたしと思ふは誤りなり(和歌は言葉の制限が厳しくて、世の中の出来事を広く詠みきれない」と思うのは誤りである)」とあり、傍線部「おのづから狭く事少なくなる理なり(自然と狭く「事が少なくなる」のは当然だ)」に続きます。ここから、「世の中の出来事が広く読めない」という内容が「事少なくなる」の意味であることが分かり、正解はエとなります。

(5)①空欄補充【やや易】

古文の内容をふまえた会話文にある空欄を補充する問題です。空欄をみると「[ A ]である『正味』を得ようとする」とあるので、本文4行目、「いく度も削り、節を避り、瑕のなきところの正味を得んとするとき(何度も削り、節を避け、傷のない「正味良質な部分」だけを得ようとする)」の内容に合うアが正解となります。

(5)②空欄補充【標準】

本文全体の主張を問う問題でした。最終文に「拙き詞をも除かずにいはば、歌は歌ながらよき歌とはいはれぬ(下手な言葉も取り除かずに詠んだなら、それは歌の形式は備えていても、決して「良い歌」とは言われない)」とあることから、よい歌を詠むには「拙き詞をも除く」作業が必要であることが分かります。これは、冒頭の「詞を選びて狭くすること」をさすので、これが正解となります。

【現代語訳】排蘆小船

さて、和歌において禁止事項が多く、言葉を厳選して表現を狭くしていくことは、例えるなら木を切り倒して材木として用いるようなものである。木全体の姿は、歌の本来あるべき自然な姿に例えられる。根から梢まで、木であることに違いはないけれど、その木の根元や先を切り落とし、皮を削り取れば、元の木よりは少し小さくなるものだ。さらに入念に細工を凝らそうとすれば、何度も削り、節を避け、傷のない「正味良質な部分」だけを得ようとするので、結局はごく小さな材木になるのである。
 逆に大ざっぱな用途に用いる場合は、曲がった節や根・先の区別も気にせず使うので、大きさこそ保てるが、粗末なものになる。これと同じように、良い歌を詠もうと思うならば、狭い範囲の言葉の中からさらにより分けて選び捨て、整えて詠むべきである。もし悪い歌であることを厭わないのであれば、どのようにでも広く言葉を用いて詠めばよい。
 この道理を理解せずに、むやみに「和歌は言葉の制限が厳しくて、世の中の出来事を広く詠みきれない」と思うのは誤りである。風雅なものの中からさらに究極の風雅を求めようとすることなのだから、自然と言葉の範囲が狭まり、詠む内容が少なくなるのは当然の理屈である。世間の卑俗な出来事をありのままに詠み、下手な言葉も取り除かずに詠んだなら、それは歌の形式は備えていても、決して「良い歌」とは言われないのである。

●設問ごとの分析【第二問】現代文(文化論)

まなざしのデザイン

(1)語句の意味【やや難】

語句の意味を問う問題は毎年頻出のジャンルです。今回は「まんざらでもない」「モード」の意味が問われました。「モード」がやや難しい外来語で、かつ文脈からたどり着くのは難しくやや迷ったかもしれませんが、対応したいところです。

(2)理由説明【やや易】

傍線を含む一文に「b[村人たちにはその価値が見えなかった]のは、同じ場所に対する都会の人と村人とのそれぞれの意識の距離感が異なるから」とあります。それをふまえて2段落を読み進めると、村人にとって距離感が近く、都会の人にとっては距離感が遠いとかかれているので、ウが正解となります。この問題は選択肢の内容の複雑さというよりも論理力が必要な問題であったため間違えた人は主語述語や助詞に注目した丁寧な文の把握の練習をしましょう。

(3)空欄補充【標準】

空欄の直前の文との対比、直後に並列で並べられた内容との照らし合わせができたかが正誤を分けた問題と言えるでしょう。直前では「旅先で初めて目にするものが新鮮であるというだけではない」とあるため、空欄に入る内容は「見慣れたもの」であることが分かります。また後ろから、それらは「夜空の星や月」のようなものであることが分かります。これらに合致するアが正解となります。
イ「地元のものとは異なる」とエ「旅先の地に昔から生える」は選びたくないところです。ウで間違えた人は、おそらく「夜空の星や月」ということばのイメージから連想した可能性があるので、きちんと前の内容との対比を意識するようにしましょう。きちんとした内容理解を問う良問と言えるでしょう。

(4)漢字の読み【易】

ここは必答です。答え「[そ]って」

(5)漢字の成り立ち【やや易】

漢字の成り立ちは前期・中期を合わせれば三年連続で出題されている頻出分野です。確実に答えられるようにしましょう。今回は「二つ以上の字を組み合わせて新しい意味を表す」という会意文字の特徴が明確に書かれています。また、選択肢にも会意文字の例としてよく出てくる(中学1年生で習ったときも、教科書に例として登場していましたね!)「林」という選択肢があるので、正解したいところです。(ウ、キ)

(6)品詞【やや難】

問題自体が難しいというわけではありませんが、「すべて選べ」という出題形式に苦戦したかもしれません。それぞれ「ある(連体詞)」「方向(名詞)」「に(助詞)」ということでア、イ、エが正解となります。出題形式は変わっているものの、文節や品詞を問う問題は京都府の前期選抜・中期選抜の文法の最頻出分野であるので、確実に対策をして臨みたいところです。

(7)空欄補充【標準】

傍線部を含む一文をみると「こういう状態がg[まなざしの固定化]」とあるため、まずは「こういう状態」を明らかにします。10段落を読むと「窓の外だけにまなざしが向き、窓を動かすことを忘れてしまう」とあるので、ここをまずは押えましょう。その上で、設問を読むと、「例えばどの方向に窓があるかなどの[    ]ではなく」となっているので、空欄に入る言葉は「窓を動かすこと」に相当するものであることが分かります。
「まなざしの固定化」に関しては次段落(11段落)に説明があるので、その内容を読んでいき、「窓を動かすこと」に相当する「窓そのもののあり方」が正解となります。

(8)漢字の書き【易】

「性」と言う字は接尾辞として見慣れている上に、今回の使われ方も三字熟語として出ているものなので、ここは必答したいところです。答え「性」

(9)助動詞【やや難】

助動詞「れる」「られる」の識別です。識別問題自体は頻出ですし、「れる」「られる」の識別も難しくはないのですが、「該当するものを全て選べ」という質問に戸惑ったかもしれません。また、3つ正解があるというのも選択することに心理的ハードルがあるかもしれないので、次年度以降の受験生はこうした出題パターンがあることを頭に入れておくことが大切です。

(10)段落の関係【標準】

前期・中期問わずに頻出の内容です。この設問にたどり着いたときに選択肢を見て考えるのではなく、日ごろから段落同士の関係を意識した読解、意味段落を意識した読解をしておくことでこの問題には対応できるようになります。今回は具体例で始まり、次段落(2段落)で筆者の主張が来ているため、アが正解になります。それぞれイは「具体例」がNG(7段落は反対の内容が述べられています)、ウは「新たな話題」がNG(イと同じ)、エは「否定する立場」がNG(他の意見が出ているだけ)となります。
エを選んだ人は「反対」という単語に反応したと予想されますが、この文脈では否定する立場の意見が挙げられているわけではありません。ここを選択肢に入れているあたりに、きちんと内容理解をしてほしいという出題者の意図が感じられる良問と言えるでしょう。

(11)①空欄補充【標準】

「日常生活の中で旅人のまなざしを感じる」という内容の意味段落は5~7段落です。会話文にある「何かの目的に集中している時は旅人のように眺めることは難しい」というのは6段落の内容で、一方と続くのは7段落の内容であり、この段落に会話文にある「外からの風景として」という言葉を探しにいくと「目的と一体化していた自分自身が外から風景として眺められる」という部分にたどり着けます。正解(目的と~分自身)

(11)②空欄補充【標準】

会話文に「また、8段落に」とあるので、8段落を含む意味段落に注目します。8段落をまとめた内容が9段落に当たるので、その内容に適したウが正解となります。

(11)③空欄補充【やや難】

メガネの具体例が出てくるのは13段落なので、その段落に着目する。13段落のメガネの例は自分の意識が窓枠と同化していてその存在に気づかないことの具体例として挙げられています。したがって「同化している」という内容が正解ということにはたどり着けるのですが、その内容は2段落にあります。もちろん今回の文章が「景色を見る際の我々の視点である」ということに注意をして、意味段落ごとの繋がりを考えていけば、「旅行者のまなざし」と「日常のまなざし」の共通点の話であったことからここにたどり着くことも可能ですが、制限時間内でここにたどり着くのは難しかったように感じます。実際には「同化」というキーワードに注目して、冒頭からこうした言葉を探すという解き方になったのではないでしょうか。正解(自分と同化している)

(11)④要約のポイント【標準】

最終問題の発表や要約のポイントの問題も毎年出題されるもので、難しくないので確実に正解したいところです。また、「適当でないものを選択」というところに注意が必要なので気を付けなければなりません。(正解はエ)

 

英単語ターゲット1200定着確認プログラム【トレプロ】

英単語帳「ターゲット1200」を120%活用するためのプログラムです。

範囲を指定するとその範囲から単語がランダムで出題されます。

その単語の意味が頭に思い浮かんだら「答えを見る」ボタンを押してください。

「答えを見る」ボタンを押すと解答が表示されるので、その意味があっていたかを〇×で答えてください。

正誤、解答にかかった時間によって、スコアが加算されます。

スムーズに答えられるようになると出題範囲から消えてゆき、出題単語が0になったら終了です。

なお、一定時間(6秒)がたっても意味が頭に浮かばない単語は覚えられていないと判断され、「単語帳で意味を確認してください」と表示されますので、その単語帳を開いて意味を確認するようにしてください。

単語トレーニング

2.5秒以内の○で即卒業!



【予習シリーズ小4第3回】二字熟語の構成類題演習プログラム(トレプロ)

予習シリーズ小学4年上の第3回漢字とことばの類題トレーニングプログラム(トレプロ)です。

よかったら家庭学習にご活用ください。第3回の知識分野は二字熟語①です。この単元は挑戦しやすく、好きな選択肢を選べるようにしました。

なんとなく分かったつもりでもなぜかとけない。
そんな感覚になったことはありませんか?

熟語の構成は、覚え方があいまいなままだと、本番で一気に崩れやすい分野です。

特に多いのが、「同じ意味の漢字の組み合わせは分かるけど、目的語・修飾関係になると自信がなくなる…」といったように、特定の組み合わせだけが苦手なケースです。

そこで今回は、「とにかく量をこなす」ことを前提にしつつ、苦手な熟語の構成だけを集中的に練習できる一問一答トレーニングを用意しました。

 

使い方

まずは下のボタンから、練習したい熟語の構成の組み合わせを選んでください。

選択した構成だけがランダムで出題されます。

苦手な組み合わせを克服できたら、次はすべて選択して総合練習に挑戦してみましょう。

問題は、10問連続正解しないとクリアできない設計になっています。

さらに、連続正解を安定して出せるようになり、1問10秒以内で答えられるようになったころには、「熟語の構成」は得点源に変わっているはずです。

「なんかできそう...」と思った方は早速挑戦してみましょう。

 

※熟語の構成そのものがまだあいまいな場合は、このページの下に要点をまとめた簡単な解説を載せています。
最初はそれを確認しながら進めてください。

熟語の構成分野別クイズ

出題したい分野を選んでください(複数可)

モードを選んで開始!

熟語の構成

① 意味が似ている漢字の組み合わせ
起立→「起きる」も「立つ」も同じ意味   

願望→「願う」も「望む」も同じ意味

 

② 意味が対になる漢字の組み合わせ
兄弟→「弟」と「兄」は対になっている   

売買→「売る」と「買う」は真逆の動作
 
③ 上の漢字が下の漢字を修飾する(「どんな□□」って訳せる)
鏡台→鏡の(付いた)台   

親友→親しい友達  

曲線→曲がった線
 
④ 下の語が上の漢字の目的や対象を表す(「下の語を~する」「下の語に~する」と訳せる)
建国→国を建てる    

登山→山に登る   

求人→人を求める

 

⑤ 主語と述語の関係(「〇は□だ」「〇が□する」って言える)
日照→日が照る    

雷鳴→雷がなる  

国営→国が営む

 

⑥ 上の字が下の字を打ち消す意味になっているもの

(「無」「未」「非」「不」などが頭に付く)
非常 不安 未開 無敵

⑦ 後の漢字が接尾語になっているもの(「然」「化」「性」「的」など)
公的 毒性 平然 老化


⑧ 三字以上の熟語が省略されたもの。
国体(国民体育大会)   原発(原子力発電所)

【予習シリーズ小6上】第3回 漢字とことば | 三字の熟語①チェックテスト(トレプロ)

予習シリーズ小学6年上の第2回漢字とことばの類題トレーニングプログラム(トレプロ)です。

よかったら家庭学習にご活用ください。第3回の知識分野は熟語の構成①です。この単元は挑戦しやすい四択問題形式になっていますので、どんどん挑戦してみてください。

第2回 慣用句①トレプロ

第2回の知識分野は三字の熟語①でした。知識分野はいきなり問題を解くのではなく、しっかりと知識を頭に入れたうえで演習に取り組むことが大切です。この問題では、この回に学ぶ和語の確認テストを用意しました。この問題で十分に演習を積んだ上でテキストの問題に取り組むようにしましょう。

第3回の範囲の慣用句からランダム出題されます。

#四谷大塚 #予習シリーズ #漢字とことば #中学受験

【口語国文法】自立語と付属語の判別攻略ドリル|中学受験・定期テスト対応

単語の分類のはじめに戸惑う自立語と付属語の判別。

授業では理解できたつもりなのだけど、いざ解いてみるとつまずいてしまうというのがこの単元です。
今回もできるようになるまでしっかり挑戦できる問題を作成しました。

問題は制限時間がない標準モードと、五秒間の制限時間付きの鬼モードを用意してあります。

まずは標準モードでゆっくり考えながら、理解ができたと思ったら鬼モードで瞬発力で解けるところまで練習をしてみましょう。

問題プログラムの下には自立語と付属語の説明があります。苦手な人はまずはその解説を見ながら挑戦してみましょう。

問題

次の[  ]内の単語が自立語か付属語かを答えてください。

自立語と付属語の判別

10問正解でクリアです。モードを選んでください。

自立語と付属語

自立語:単体で文節を作ることができる単語

動詞・形容詞・形容動詞・名詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞が含まれる

付属語:単体で文節を作ることができない単語
助詞・助動詞(※自立語の下にくるもの)

【速報】2026年(令和8年) 京都府公立高校入試(前期)「国語」難易度・傾向分析と古文現代語訳

毎年書いている京都公立高校前期入試の分析です。総評の後、各問題の簡単な解説を載せておりますので、中期選抜に向けた対策に活用していただけたら幸いです。

問題はこちらから

数学の解答速報(動画)はこちら!

いつもの先生「令和8年度京都府公立高校前期選抜数学第1問

また、こちらの記事で過去三年分の京都府前期選抜・中期選抜の解説と文法・知識分野の対策を書いています。よかったら勉強にご活用ください。

【保存版】京都府公立高校入試「国語」対策まとめ|3年分の過去問解説と頻出知識の攻略ドリル

●総評:令和8年度 京都府公立高校前期選抜の傾向と難易度

令和8年度の公立高校前期選抜は例年通り、現代文2題、古文1題の出題で、それぞれ2024年に出版された『文房具の考古学:』(山本孝文)、2019年に出版された『虹と空の存在論』(飯田隆)、『日本永代蔵』からの出題となりました。現代文に関して、文章量がそれぞれ大問1が約1900字,大問2が約2300字で昨年とほぼ同じ分量だったため、文章量の観点で時間が足りなくなることは無かったように思われます。出題ジャンルはそれぞれ文化と哲学と入試頻出のテーマではあるものの、どちらも受験生が苦手とするジャンルであるため、読解には苦戦したのではないでしょうか。大問1は昨年に引き続き、私たちが普段当たり前に思っている事柄をより細分化していくタイプの文章(昨年はアートを機能美とファインアートに分けようというものでした)、大問2の文章は「存在」という抽象的なテーマに加え、言い回しも難しく、読み進めるのに苦戦した人は多いように感じます。また古文に関してはある人物の説明をしたもので、文脈を追うというものではなかったため、その点で苦戦した人もいたかもしれません。また14個の注釈がついており、この数は昨年度の中期選抜と並び過去五年で一番の注釈数となるので、その点も受験生を苦しめたかもしれません。

 設問別にみていくと、出題パターンはおおむね例年通りでした。今回初めて副詞の種類を問う問題がでてきましたが、焦らず処理しておきたいところです。それ以外の文法・知識問題では、例年の頻出分野である品詞分解(直近5年の前期・中期選抜で7/10回の出題)や動詞の活用と種類(直近5年の前期・中期選抜で6/10回の出題)とからの出題となっておりました。いずれも十分に出題されることが想定できる内容なので、確実に得点したいという印象です。

漢字の出典は読みを問う問題で「帯びた」「遂行」、書き取り問題で「著」が出題されました。読みは中学生で習う漢字を含むが、書き取りは小学生で習う漢字という点も例年通りです。たとえば「遂」という漢字は1年生の「『不便』の価値を見つめなおす」で初修の漢字です。非受験学年のうちからの丁寧な勉強が大切と言えるでしょう。

全体の難易度としては、昨年度と同程度という印象でした。

●設問ごとの分析【第一問】現代文(文化論)

文房具の考古学

(1)漢字【易】

冒頭で述べた通りです。「遂行(すいこう)」も「帯びる(おびる)」も難しい言葉ではないので、確実に得点したいところです。

(2)空欄補充【標準】

本文全体を通して表現が難しく、身構えてしまったかもしれませんが、内容としては第一問の前半の選択問題でよく出題される、一文を正確に把握できているかが試される問題でした。まずは空欄を含む一文、「文房具研究は[  ]が先行すべき一般的な土器や石器や金属器の研究などとは概念が異なり、馬具研究・武器研究・瓦研究などの概念に近く、用途論よりも、その出現が示す社会・文化変化の背景を検討するのに適した素材と言える。」を整理すると次のようになります。

A 土器や石器や金属器の研究の概念=用途論
B 馬具研究・武器研究・瓦研究などの概念=その出現が示す社会・文化変化の背景を検討する

今回の空欄はAに関する説明であるため、「用途論」という内容が入ったアが正解となります。イを選んだ人は本文を理解できぬままざっくり読んでいる可能性があります。京都の公立高校の問題は初めにしっかりと論点を押さえることがカギとなるので、中期選抜に向けて、要約などの段落単位の理解を意識した対策が効果的でしょう。一方、エを選んだ人は一文単位の論理を取り違えた可能性があります。主語や接続関係(特に何と何が対比されているか)を意識して復習しておくことが効果的です。ウを選んだ人は選択肢の吟味の練習をしましょう。(「実用性」の議論はされていません)
一文の論理構造を正確に読むことで解ける問題は京都府の公立高校の頻出パターンでもあります。間違えた人はしっかりと復習をしておきましょう。

(3)欠落文補充【やや易】

今回、欠落文の中に「紙や木の札が必ずしも文房具とはいえないことも同様である」と書いてあるため、欠落文を補う直前には「一見文房具として使われていると考えそうな道具が必ずしも文字を書くために用いられていたわけではない」という内容が来ることが分かる。こうした内容は「硯のような形の道具が、必ずしも隅を削る道具であるとは限らない」と、〈3〉の直前に書かれているため、ここが正解。

(4)理由説明【標準】

傍線bを含む段落から新たな話題が展開されるので、その意味段落の内容を押えていきます。まず傍線bの次文に「必ずしもそうではない」とありますが、指示内容を補うと以下のようになります。

必ずしも「硯や筆は文字を書くための道具」ではないからである。

次に、どういう点で「硯や筆」が「文字を書くための道具」ではないと言えるのかを次段落以降の内容から押さえていきます。すると次段落以降には、筆には「画筆」や「絵筆」や「化粧筆」といったものがあり、他の用途の筆も存在しているということが分かります。したがってこうした内容が書かれているイが正解となります。
迷うとしたらアですが、こちらは「硯や筆は文字を書くための道具」とは言い切れない理由が「絵を見ても筆の用途が判別できない」と書いてあり、この点が誤りとなります。ウ、エを選んだ人は段落を丁寧に読む練習を、アを選んだ人は選択肢の要素の吟味の練習を積みましょう。

(5)語句の意味【易】

いずれも難しい言葉ではない上に、文脈と語義の両面から判断する必要もないため、確実に正解したい問題です。 正解 Ⅰア Ⅱキ 

(6)副詞の種類【標準】

副詞の問題は前期入試が導入されて以降(前期・中期選抜を合わせ)文法分野では初の出題となりました。中期選抜や来年度以降でもこうした出題は十分に考えられるので幅広い文法分野の確認が必要と言えるでしょう。
「なぜ」は文末に疑問の助詞を伴って使う呼応の副詞なので答えとしては(ウ)呼応の副詞、(カ)たぶんが正解となります。

(7)品詞【やや難】

頻出分野なので、十分な練習を積んで確実に得点したい問題です。ただし、今回の問題は例年に比べてかなり複雑になっているので十分な注意が必要です。今回の「出たとして」を文法的に説明すると次のようになります。

出る(動詞)+た(助動詞)+と(助詞)+する(動詞)+て(助詞)

動詞+過去の助動詞の「た」の組み合わせや動詞+接続助詞の「て」の組み合わせは見落とす人が多いので、十分な対策が必要と言えるでしょう。 正解 ウ

品詞が苦手な人はこちらの記事をご活用ください

全11品詞の分類と見分け方!判定クイズで国語文法を一気に固める【完全攻略】

(8)-1空欄補充【標準】

例年通りこの会話文形式の要約問題に関しては①まずはどの意味段落の内容であったかを検討し、②会話文の前後の内容から該当部分を絞り込むという形で解いていきましょう。まず、友理と洋平の会話内容は「文房具を対象とする考古学研究の目的」であるので、冒頭2段落の内容であると見当がつけられます。その上でAの前後には①使用用途がほぼ限定できる、②社会や文化が変化してきた(  )ことができるとあり、これに該当する内容は2段落後半にあるため、「背景を検討する」が正解となります。

(8)-2空欄補充【難】

本文全体の構造を理解していなければ解けないため、やや難しかったかも知れません。(逆に言えばそれだけ良問であるともいえるでしょう)。空欄Bの前後を見ると、「出土したものに関してBというどちらの視点からも議論を深める必要がある」とあり、Bには文房具研究において必要な二つの視点が入ることが分かります。本文を意味段落に分けると以下の3つになります。

①古代の文房具を研究することの意義(1,2段落)
②文房具のような道具の用途についての注意点(3~6段落)
③社会における文字の必要性の大切さ(7段落)

今回は文房具研究において必要な二つの視点ということで、②と③の内容を書けばいいことが分かります。したがって、「文字を書く道具として使用されていたのかどうか」「社会が文字を必要としていたのかどうか」の2点を書けばいいことが分かります。

 

●設問ごとの分析【第二問】現代文(哲学)

虹と空の存在論

(1)内容説明【標準】

大問1の(2)同様に、本文を文法的に読めているのかが解答のポイントになってくる問題であると言えるでしょう。まず、本文を読むと「それでは、こうした神話や伝説は、もう何の役にも立たないものとして打ち捨てておけばよいのだろうか。そうしてはいけないとは言わないが、~」となっていて、ここを整理すると次のようになります。

「神話や伝説は役にも立たないものとして打ち捨ておいてはいけないとは言わない

つまり

「神話や伝説は役にも立たないものとして打ち捨ておいてもよい」(A)

その上で傍線は「そうしないことにも理由がないわけではない」すなわち「そうしないことにも何かしら理由がある」(B)と言っているわけです。
ABを合わせるとここでの傍線の意図は次のようになります。

「そうする」=「神話や伝説は役にも立たないものとして打ち捨ておく」
「そうしない」=「神話や伝説は役にも立たないものとして打ち捨ておかない」

つまり

「神話や伝説は役にも立たないものとして打ち捨ておかないのには理由がある」

これに合致するのはエとなるわけです。
ちなみにアとイはそれぞれ「~をしらなかったことにも」、「~ついて考えていないことにも」が誤りです。ウで間違えた人は「いけないとは言わない」「~ないわけでもない」といった婉曲表現で引っかかったと考えられるので、一文を文法に基づき論理的に把握する練習を積みましょう。

(2)漢字の書き【標準】

「著」は小学6年生で習う漢字であるとともに、教科書でいえば「クマゼミ増加の原因を探る」のところで出てきたと思います。日々の漢字練習を怠らず、確実に得点したいところです。

(3)動詞の活用【標準】

標準的な動詞の活用の問題でしたが、活用形と活用の種類が混同しているとやや迷ったかもしれません。しかしながら、Ⅱ群を活用の種類と勘違いした場合でもキとクに同じ下一段活用の動詞が置かれていることで、勘違いに気づけるようになっていたので、確実に正解したいところです。 正解Ⅰ イ Ⅱ カ

動詞の活用が苦手な人はこの記事をご活用ください。

用言の活用(動詞・形容詞・形容動詞)をマスター!無限練習クイズ

(4)接続語【標準】

標準的な問題のため、ここも必答と言えるでしょう。前期選抜、中期選抜の両方で接続語の問題を出している年度もあるので、間違えた人は確実に練習を積むようにしましょう。 正解 エ

(5)段落の関係【易】

段落の関係は京都府の公立高校の入試では頻出の内容なので、確実に対策を積みたい分野です。7段落の冒頭が「つまり」と入ることから、それまでの内容をまとめていることが分かります。さらに8段落の冒頭で「しかしながら」となっていることから反対意見がくることが分かるため、正解はエになります。

(6)-1空欄補充【やや難】

大問1と同様に、①この会話がどの段落の内容を指しているのかを特定した上で、②空欄の前後の内容から絞り込むという手法を基本方針として解答にたどり着きましょう。まず、健太の話を見ると、「科学と存在論は対象や手法は違えど、~共通している」と書いてありますが、「科学」について直接触れられているのは6段落しかありません。したがって、6段落に絞り込みます(①)。その上で、「科学と存在論の共通点」と書いてあり、6段落真ん中以降に「だが他方で、科学にしても哲学的な存在論にしても、結局のところは~」と共通点を示す言葉があるため、これを頼りに「われわれに正しいと思える理論」へとたどりつきます。ただし、具体的な文字数指定がないと難しかった問題と言えるでしょう。 正解 われわ ~ る論理

(6)-2空欄補充【標準】

会話文中で8・9段落と述べられているので、素直にその段落に注目します。その上で8段落文末に「こうした古代ギリシャ人の存在論を、できるだけそのままの形で取り出そうとするような試みを『内からの存在論』と呼ぼう」とあるので、この内容が記述答案の中心になることが分かりました。その上で、会話文には「古代ギリシャ人の具体例から分かるように」とあることから、これが何の例であるかを言い換えることが必要であると分かります。本文の言葉を借りれば、今回の「古代ギリシャ人」とは「過去の他人」のことなので、今回はこれらを合わせて解答にします。 

(6)-3空欄補充【標準】

「外からの存在論」の例は9段落に挙げられていました。その内容を読むとその内容に合致するものはウということになります。それぞれの選択肢がやや紛らわしいですが、ア、イは「古代ギリシャ人が考えたよう」に「神の存在を認める」となっている点、エは「人工物として神の存在を認める」がそれぞれ誤りとなります。ウとエはかなり紛らわしい印象です。

(6)-4批評文について

こうした発表や批評の仕方に関する問題は頻出だが、明らかに誤った選択肢が存在するので、確実に解きたいところです。 正解 ウ

 

●設問ごとの分析【第三問】古文(日本永代蔵)

(1)現代仮名遣い【標準】

ここ最近の標準パターンになった、現代仮名遣いと読み方が変わらないものをセットで答えさせる出題でした。近年はこのパターンが増えているので、確実に正解できるように対策をしておきましょう。 正解 かわる エ

(2)内容説明【やや難】

まずは「費」という字が持つ意味を考えたうえで、前後の対比関係を押えていきます。ここでの文脈は山奥の人たちに味噌や醤油を売る際のことでした。直後を見ると、主人公は「工夫して」捨ててある蓮の葉で味噌を包んで販売したとあります。つまりここでの展開は以下のようになります。

山奥に味噌や醤油を売りに行く際に
桶や俵を用意するのが(   )だった。※「費」に関連する内容
 ↓
捨ててある蓮の葉で包んだ(代用した)

選択肢を見るといずれも「費用」に関わることですが、ここではある人物が裕福になった過程がえがかれていました。そこから考え、イが正解となります。

(3)内容把握【やや易】

直後の「これにつつまぬ国もなし」に注目します。「つつま[ない]国も[ない]」と二重否定になっていることから、どれもがそれをした解くことになります。これに該当するのはエとなります。

(4)-1理由説明【標準】

本文に「次第に家栄ける」とあることや、注釈の「有徳人(裕福な人)」「分限になる(裕福になる)という言葉から、イが正解です。この問題は確実に得点したいところです。

(4)-2空欄補充【標準】

AもBも文脈を押さえていればどのような内容が入るかはつかめるので、間違えたくありません。本文「拾い集め」を会話文「( B )もの」に繋がるようにする問題ですが、複雑に考えると逆に戸惑ってしまったかもしれません。またCに関しても本文「味噌を包めり」を会話文「( C )味噌」に言い換えるという作業が必要です。あえて抜き出しになっている意味を考えることが必要だった問題と言えるでしょう。

正解B 拾い集めた C 包んだ 

(4)-3空欄補充【標準】

会話文に「程なくして」とあることから、本文の最後から4行「程なく~」の内容をとらえる問題であることに注目しましょう。主人公は庭の植物を次々と植え替えていくわけですが、いずれも「食用」や「薬用」になるという点が共通しています。つまり主人公は庭の植物をとにかく「役に立つ」ものに変えていったわけです。こうした内容が書かれているアが正解となります。注釈が多い場合、注釈に大きなヒントが潜む場合も多いので、迷ったら注釈にヒントがないか疑う習慣をつけましょう。 正解 ア

【現代語訳】日本永代蔵

中国の文王の庭園は、七十里四方もの広さがあったと言われている。その広大な庭に咲く千草万木の眺めも、わずか一間(約1.8メートル)四方の狭い庭に柊(ひいらぎ)を一本植えて眺めるのも、「ここは自分の屋敷だ」と思えば、楽しむ心に変わりはない。ここに越前国敦賀という大きな港町に、年越屋の何がしという裕福な人がいた。その土地に長く住み慣れて、味噌・醤油を造っており、初めはちょっとした商人だったのだが、次第に家が栄えていった。男は世の中のあらゆることに賢く、裕福になったそもそもの理由は、山間部の民家へ毎日売る味噌にあった。どこの店でも味噌を売る際には小桶や俵を用意するが、この費用が高くついた。その時、この主人が工夫を凝らし、七月の玉祭りの棚を解体した後、桃や柿が流れる川岸へ行って、捨てられている蓮(はす)の葉を拾い集め、一年間の小売り用の味噌を包む材料にしたのである。この賢いやり方を世間が見習い、今ではこれに包まない国はないほどだ。ほどなくして男は大きな屋敷を買い求め、その庭木にも花が咲き実がなるものを植えて眺めた。生け垣も、ただの木ではなく枸杞(くこ)や五加木(うこぎ)といった薬用や食用になるものを茂らせ、萩は根引きに、風車(に似た花)は実が食用になる十八ささげに植え替え、同じつる植物でも実用性のあるものを好んだようだ。古くなって捨てられた海月桶(くらげおけ)にも香辛料になる蓼穂を植えるなど、目に付くこと一つとして無駄で愚かな振る舞いはなかった。

中期選抜に向けて

みなさん前期選抜お疲れさまでした。国語に関して思考過程の振り返りは最も大きな効果のある学習法です。受けたばかりの前期選抜を復習することは中期選抜に向けても役に立つことでしょう。こちらの記事で過去三年分の京都府前期選抜・中期選抜の解説と文法・知識分野の対策を書いています。よかったら勉強にご活用ください。

【保存版】京都府公立高校入試「国語」対策まとめ|3年分の過去問解説と頻出知識の攻略ドリル

また、数学に関しても解答速報があります。中期選抜に向けてご活用ください。

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【桂中学校1年】学年末テスト| 漢字テスト練習問題

漢字は繰り返し勉強することが大切です。この問題では、今回のテスト範囲の漢字が毎回ランダムで10問出題されます。十分に練習ができたと思ったら、この問題で確認をしてみましょう。

漢字からランダム出題されます。

文法や知識分野の確認は次をご活用ください。

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漢字の成り立ち(指事・会意・形声)を即答!定期テスト頻出クイズプログラム

品詞の分類

全11品詞の分類と見分け方!判定クイズで国語文法を一気に固める

品詞の分類(自立語と付属語)

【口語国文法】自立語と付属語の判別攻略ドリル