2022-01-01から1年間の記事一覧
僕は仕事上複数の会社とやりとりするため、色々な連絡アプリを利用しています。 その中のひとつにChatworkがあります。 フリープランと有料プランがあるのですが、少し前まではフリープランだと作成できるグループ数に上限があり、現在は仕様変更があり、フ…
先日、「ホワイト企業がホワイトすぎて辞める若者たち」という記事を目にしました。 転職する際の転職理由を聞いたところ、いわゆるホワイト企業に勤める若者が「ホワイトすぎる」ことを理由にやめるのだそう。 企業が本人に聞いた場合であれば、それの真意…
落合陽一さんが世間に注目され始めた2016年くらいのころ、彼がデジタルネイチャーの時代には一歩踏み出す、モチベーションにしたがって動ける力が大事であるというお話をしていました。 僕もこれについては完全同意だった一方、落合さんの主張に関しては同意…
今秋連載が再開したHUNTER×HUNTERですが、相変わらず毎回熱い展開を迎えています。 主人公不在でも他のキャラクターが主人公的なポジションを貼れるのはこの作品のお家芸だなと。 難しい設定や膨大な解説により、すでに読者が選定されているからこそ、さまざ…
「道草を楽しめ 大いになほしいものより大切なものが きっとそっちに ころがってる」 これはHUNTER×HUNTERの主人公のゴンの父親であるジンフリークスの台詞です。 小さな頃から会ったことのない父親ジンを追いかけて、やっと対面できた時にジンからゴンに送…
勉強や仕事への取り組みに関して、僕はよく同じ物でもどれだけ丁寧に観察するかという「解像度」と、その分析から見えた観点をいかに多く取り込むかという「情報量」が大切だという話をよくするのですが、今回の記事はこの「解像度」と「情報量」という言葉…
イーロンマスクがTwitterを買収し、さまざまな話題が世間を駆け巡っています。 今日はそれに絡めて僕が昔書いたTwitter関連の記事を再アップ。 こちらは8年くらい前当時24〜25歳の時に今後の自分の立ち回りの戦略を考えるにあたって記事として残したものなの…
ちょうど秋から冬にかけて、高校生ならば公募推薦を終えたあたりで、志望校に関して悩む生徒さんが出てきます。 この記事はFacebook向け(当時)に書いたものです。 脳科学者の苫米地さんが語っていたコーチングの手法を高校生向けに調整して、安易に志望校を…
こちらは、私の所属する塾のために書き下ろした過去のコラムの再掲載となります。 辞書を引く習慣についてのコラムを書きたかったのですが、ただ書くだけではつまらないと思い、実際にさまざまな辞書に載っている例文を比較するという構成にしました。 【201…
「待つことも恋でした」 映画『蝉しぐれ』の主題歌として一青窈さんの『かざぐるま』を聴いたとき、「これだけで映画のキャッチコピーとして成立してるやん」という印象を抱きました。この映画の正式なキャッチコピーは「20年、人を想いつづけたことはありま…
去年の夏あたりに、今後の社会変化に対応するため、SNSで色々な実験をしてみたいななんてことを思い、この一年ひっそりと実験をしていました。 noteを2本運営し、このブログと別のブログを作り、もともとやっていたTwitterに加え、tictok、 Instagram、YouTu…
僕は以前、ゼロ年代~10年代の漫画の特徴として、「壁」をテーマに考察を書いたことがあります。僕がライターの仕事をいただけるようになったのもその記事がきっかけだったので、感謝してもしきれないような記事なのですが、それを書いたのが今からちょうど8…
7年前、ちょうど日本酒にハマったばかりの頃、僕は「モテる日本酒の選び方」なんていうブログのエントリを何本か書いていました。 当時20代半ばに差し掛かったばかりで、フリーでようやく食えるかどうかくらいだった時に偶然激安チェーン店で飲んだ出羽桜で…
この曲の歌詞を見た率直な印象は、「もう小説やん!」でした。 それくらい複雑緻密に作られているなあと。 だからこそ漠然と聞いているだけでは色々と取りこぼす情報が出てくる気がします。 ということで今回は前置きなしで考察に入っていきたいと思います。…
僕はよく、マンガやアニメの展開を例に出して物語のパターンを話すこともあり、作品の予測を聞かれたらします。 そんな中でこの前偶然SPY×FAMILYの最終回を予想してくれと言われ、急遽話したものが思いの外納得してもらえたので、備忘録がてらここに残してお…
9月の29日にリリースとなったBUMP OF CHICKENの新曲『SOUVENIOR』。 この曲はアニメ「SPY×FAMILY」のタイアップ曲となっています。 タイアップということで、当然アニメと関連付いているところもあるこの楽曲ですが、僕の中でBUMP OF CHICKENの歌詞を考察す…
(最近Twitterに表示されるつぶやきがしんどくて開く機会が減っているのですが、その中の一つでジブリパークの「排除アート」に関する呟きが気になったので、思考の棚卸しとして記録しておきたいと思います。 もとは愛知県立大の研究者さんのつぶやきが発端だ…
アップテンポでライブの定番曲のようなナンバーは、しばしば「盛り上げ曲」として認知されがちです。 ポルノグラフィティの『ハネウマライダー』あたりは個人的にはその一つ。 しかし、そういう曲こそ丁寧に書き込んでみると新たな発見があることも少なくあ…
「なに大丈夫よ。大きな迷子ですもの」「迷子だから捜したでしょう」と三四郎はやはり前説を主張した。すると美禰子は、なお冷やかな調子で、「責任をのがれたがる人だから、ちょうどいいでしょう」「だれが? 広田先生がですか」 美禰子は答えなかった。「…
僕が好きな漫才のパターンのひとつに「パチンコ型漫才」があります。 といってもこんなジャンルが存在するわけではなく(たぶん)、この呼び方は僕が勝手にしているものです。 パチンコ型というのは初めから最後に成功パターンの前振りがあって、それがうまく…
「うちの子勝負に弱くて...」 こんな相談を持ちかけられることがあります。 大体この手の相談を持ちかけてくれるのは勝負強そうな親御さん。 多分仕事で結果も出しているだろうし、周囲の関係性でも常に中心にいるタイプ。 その実績やキャラクター自体は素晴…
2021年の出題は桜井厚『「モノと女」の戦後史』でした。文章の難易度としては2020年とどうレベルで、女性が着用する下着の意味の変遷が捉えられれば問題なく読めたでしょう。中盤の、女性の下着が性的視線から解放されたが、「セクシー&ヘルシー」という視…
2020年の出題は山口昌男さんの『文化人類学への招待』からでした。 文化人類学独特の通過儀礼への見方が、子どもの「ごっこ遊び」、おとぎ噺、王位継承等に派生していくため、現代文が苦手な人にとっては若干読みづらいものであったかもしれません。 しかし…
長いこと高校の教科書に載り続けている見田宗介さんの『南の貧困/北の貧困』という文章。 主張自体はシンプルなのですが、僕たちがこれまで思っていた「当たり前」を一旦壊すところから始めなければならず、そこでつまずいてしまう人が多いという印象です。 …
最近久しぶりにまとめて漫画を読んでいます。一時期仕事に“かまけて”趣味の時間を取れずにいたので、それを取り戻すかの用に乱読を。と、同時に、何かしら読んだ感想を熱量のままに保存して起きたいという思いが強く起きてきたため、今回は久しぶりの漫画の…
これまで多くの高校生を悩ませてきた、丸山眞男さんの『「である」ことと「する」こと』という作品。 僕のブログで挙げていた解説記事の中でもトップクラスのアクセス数でした。(後で全記事のURLものせます) 全部で1万字ほどの説明だったのですが、テスト直…
面接の準備で何をしたらいいのか分からない。 たまにそんな相談を受けます。 それに対して「どんな質問に答えられないの?」と聞くと出てくる個別具体的な質問例。 「あなたは周りからどんな人といわれる?」 「挫折経験は?」 果ては「自分を動物にたとえる…
前回は面接の話をしましたが、今回はちょっと趣向を変えて、「企業研究」についてまとめていこうと思います。極論を言えば、僕は企業研究はそんなにいらないんじゃないのと思っていますが、一方でそもそも企業研究の仕方を知らない人もいるんじゃないかなと…
前のエントリ(9月から逆転内定への道②〜面接が盛り上がらない理由と解決策〜 - 新・薄口コラム(@Nuts_aki))では、面接とはそもそも何を求められているものなのか?というゲームのルールについて説明しました。 ざっと振り返るなら、「面接のゴールは短時間で…
面接は楽しい?面接はつまらない? 突然ですが、みなさんは面接を受けて楽しいと思いますか?それともつまらないと思いますか?「面接なんて楽しいわけあるかい」と思うかもしれませんが、面接をスイスイと通過できる人にとっては、面接は楽しいものに感じて…