薄口コラム

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嵐『Love so sweet』プチ考察〜「いとしのエリー」の引用から歌詞の意味を掘り下げる〜

数多くある嵐のヒット曲の中でも一段と人気が高い『Love so sweet』。
イントロが流れた瞬間にこの曲だとわかる人は少なくないのではないでしょうか。
そんな国民的人気を誇る『Love so sweet』ですが、歌詞を見ていくとある曲との共通点に気がつきます。
それはサザンオールスターズの『いとしのエリー』です。
いとしのエリーに出てくる〈これで最後のlady〉〈笑ってもっとbaby〉という歌詞はLove so sweetの〈笑ってもっと最後のlady〉に重なります。
また〈エリー My love so sweet〉と〈信じることが全てLove So Sweet〉というそれぞれのサビの終わりに出てくる「Love so sweet」という他にない言い回しからも、意図的に引用をしているのでしょう。
和歌の技法に昔の歌の一節を引用して広がりを持たせる本歌取りがあるのですが、Love so sweetはまさにそれが使われているように思います。
Love so sweetには、主題歌となったドラマに重なるように離れたところにいる二人の恋模様が描かれているわけですが、そんな二人が信じているのはいつか結ばれる姿です。
一方いとしのエリーに描かれるのは紆余曲折を経て結ばれた二人の姿。
まさにLove so sweetの中の二人が最終的に思い描いている終着点と言えるでしょう。
今は離れ離れだけどお互いを思い続けている。
この曲の中ではそんな二人の姿を描き、いとしのエリーのフレーズを引用することでそれとなく二人の恋が成就することをほのめかしている。
Love so sweetにはそんな遊び心があるように思います。
余計な掘り下げなんかしなくとも十分に名曲なのに、じっくり味わうことで違った楽しみ方ができる。
まさに国民的アイドルの嵐だからこその名曲と言えるでしょう。

 

アイキャッチはもちろんLove so sweet

Love so sweet (通常盤)

Love so sweet (通常盤)

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