「今度の定期テストの範囲が漢字の音訓なのにいまいちピンと来ない」
「えっ、その漢字って音読みなの!?」
一見すると簡単そうに見えるのに、こういった悩みを多く聞くのが「漢字の音訓」という単元です。
漢字の音訓が難しく感じるのはなぜ?
この単元が厄介なのは私たちの日常感覚と異なるものが混じっているから。
基本的に①その読みで頭にイメージがわくもの・送り仮名がつくものが訓読み、②その読みで頭にイメージがわかないものが音読みという判別をするわけですが、中には今の私たちの生活感とは合わないものが存在します。
肉という字は「音読み」?「訓読み」?
例えば「肉(ニク)」と言われると私たちは頭にお肉をイメージするので、訓読みのように思ってしまいます。
しかしこの漢字は音読みです。
みなさんは「肉」と聞くと、何肉をイメージしますか?
おそらく豚肉、鶏肉、牛肉を浮かべた人がおおいのではないでしょうか。
今の私たちにとって鳥肉や豚肉、牛肉は身近な存在ですが、実はこれらが日本で本格的に広く食べられるようになったのは江戸時代後期から明治時代以降と言われています。
つまり、それまで日本には「肉(ニク)」というイメージはなかったのです。(ちなみに日本では「肉」は訓読みで「しし」と言い、獣や獣の肉を表す言葉だったのです。)
このように、漢字の中には訓読みっぽいのに音読みになるもの、音読みっぽいのに訓読みのものが一定数存在します。
だから一見簡単に見えるのに漢字の音訓が苦手という人が増えるわけです。
漢字の音訓の攻略法
ではどうすればいいのか?
解決法はシンプルです。①まずは判別しやすい漢字の音訓で練習して、②慣れたら紛らわしいものも含めて練習すればいいわけです。
今回の一問一答プログラムは、基本編として音訓の判別がしやすいものと、応用編として音訓が紛らわしいものの二つの中から問題を選択できるようにしました。
まずは基本編だけを選択して分かりやすいもので練習を、それから基本編と応用編を選択して難しいものにも挑戦するというように挑戦してみてください。
(ちなみに応用編だけを選択すれば、紛らわしい漢字だけの出題モードにすることもできますので、挑戦したい方はぜひ!)
音訓が紛らわしい漢字に関しては下に一覧を用意してありますので、まずはそれを見つつ、ゆっくりと解いてみて下さい。
スムーズにとけるようになったころには、きっと漢字の音訓がマスターできていることでしょう。
それでは挑戦してみてください!
漢字の音訓練習プログラム
漢字の音訓
出題範囲を選んでください(複数選択可)
紛らわしい漢字の音訓一覧
【訓読みのようで音読みの漢字】
愛(アイ)、悪(アク)、胃(イ)、一(イチ)、絵(エ)、駅(エキ)、円(エン)、王(オウ)、億(オク)、菊(キク)、客(キャク)、曲(キョク)、気(キ)、金(キン)、銀(ギン)、死(シ)、詩(シ)、四(シ)、字(ジ)、質(シツ)、十(ジュウ)、象(ゾウ)、図(ズ)、席(セキ)、線(セン)、千(セン)、台(ダイ)、茶(チャ)、天(テン)、毒(ドク)、肉(ニク)、二(ニ)、日(ニチ/ジツ)、熱(ネツ)、番(バン)、百(ヒャク)、服(フク)、本(ホン)、万(マン)、陸(リク)、列(レツ)、楽(ラク)、夜(ヤ)、役(ヤク)、和(ワ)など。
【音読みのようで訓読みの漢字】
相(あい)、市(いち)、井(い)、貝(かい)、日(か)、黄(き)、生(き)、粉(こ)、木(こ)、事(こと)、言(こと)、路(じ)、関(せき)、巣(す)、千(ち)、血(ち)、名(な)、菜(な)、荷(に)、音(ね)、根(ね)、野(の)、主(おも)、小(お・こ)、場(ば)、辺(べ)、羽(は)、原(はら)、初(はつ)、馬(ま)、間(ま)、真(ま)、身(み)、実(み)、目(ま)、矢(や)、屋(や)、家(や)、夜(よ)、世(よ)、夕(ゆう)、輪(わ)、戸(と)など。