新・薄口コラム(@Nuts_aki)

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



2022-01-01から1年間の記事一覧

9月から逆転内定の就活術①〜志望理由の具体例〜

僕は仕事柄かつての教え子だったり、知り合いの会社のインターン生やボランティアさんだったりと、学生さんから就活の相談を受けることがあります。 そんなわけで少なからず就活生を見ているため、「ああこの子は苦戦するやろな」というのが話し方や考え方を…

指定校推薦の校内選抜を攻略するための1つの視点と3つの武器

毎年、夏〜この時期にかけて、指定校推薦やAO入試の相談が増えてきます。 また、お盆休みにはかつての教え子の子たちから、就職活動の相談をチラホラ受けました。 彼ら彼女らの話を聞いていると、共通して悩んでいる箇所があるように感じたので、今日はその…

back number『ベルベットの詩』考察〜機織りをモチーフにした作者の意図と、主人公の変化を追う〜

先日、8月26日に発売されたbuck numberの『ベルベットの詩』。あまり新曲の貸し考察はしないのですが、ちょうど知り合いから詞についてたずねられたので、今回は新曲の考察をしてみたいと思います。 タイトルの分類とこの曲のタイトルの難解さ 曲のタイトル…

DREAMS COME TRUE『未来予想図Ⅱ』考察〜3部作を比較して主人公の内面の変化を追いかける〜

突然ですが、みなさんは「部屋の扉を5回ノック」と聞いたとき、どんな「合図」が頭に浮かぶでしょうか?おそらくほとんどの人の頭に浮かぶのは「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」なのではないでしょうか?実は「部屋の扉を5回叩く」というのは、ドストエフスキ…

山口百恵『プレイバックpart2』考察〜和歌の技法を使った歌詞の意図を読み解く〜

山口百恵さんといえば『いい日旅立ち』『秋桜』をはじめ、言わずと知れたアイドル。 『少女A』『DESIRE』『飾りじゃないのよ涙は』などのヒット曲を持つ中森明菜さんと並び時代を超えて知られる存在だと思います。 全く世代ではないのですが、お二人の名前と…

E-girls『Pain, pain』考察〜言葉遊びの裏に隠れた「Pain pain,don't go away」の真意を探る〜

「濁り」が消えて出てきた本音の「信じたい」と、「濁り」に溺れて見えてきた「キズ」の対比 お盆休みに久しぶりにインプットをしようといろいろな曲を聴き漁っていたとき、偶然Adoさんの『新時代』に出会いました。映画『ONEPIECE FILM RED』の表題曲で、Ad…

SEKAI NO OWARI『Habit』考察〜誰よりも優しい若者に対するFUKASEさんのエールを受け取る〜

少し前にSNSで大きく流行っていたSEKAI NO OWARIの『Habit』実は今回歌詞考察をするにあたって始めて作曲者のインタビューを事前に読みました。というのは、初見で僕が受けた印象が、SNSでの評価とあまりにかけ離れていたからです。僕がこの曲を聴いてはじめ…

Official髭男dism『ミックスナッツ』考察〜表と裏の顔を持つふた通りのミックスナッツを読み解く〜

僕の中で歌詞考察をしたいけれど難しくて保留にしている曲がいくつかあります。 今回の『ミックスナッツ』はまさにその代表例でした。 ただでさえ歌詞が複雑なことに加えて、アニメシリーズのネタも絡んでくるため、全部を拾い切れる自信がなかったんです。 …

堂島孝平『葛飾ラプソディ』考察〜なぜこの曲が「ラプソディ」なのか?〜

週刊少年ジャンプで40年に渡り掲載されていた『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、通称「こち亀」。 90年代後半からは長寿番組としてテレビアニメも放映されていました。 今回の『葛飾ラプソディ』はそんな「こち亀」のエンディングと知られるあの曲。 歌の世…

速度を変えて景色を変える

出勤手段を変えるということを僕はよく行います。 普段は電車の所をバスにしてみたり、歩いてみたり。少し贅沢だけれどタクシーを使ってみたり。 今は乗らなくなってしまいましたが、昔はここに「自転車」という選択肢も含まれていました。 僕があえて通勤手…

就活が始まった時点で圧倒的な差をつけるための思考法

「動き出す時点で準備を終えておく」 これは僕が学生時代に何かを行うにあたって結構重視していた考え方です。 社会に出るまで学生の勝負は(というか、ノルマが定められたあらゆる勝負が)、構造的にスタートとゴールの瞬間が一緒であることが少なくありま…

静かできれいなディストピア

最近SNSを見ていて、「ミュート」という機能が非常に気になっています。 不快であったり面倒だと思ったフォロワーをそっと非表示にして視界に入らないようにする。 まだ直感にすぎないのですが、僕はこれがこれからの社会を象徴的に表しているような気がして…

坂本冬美『夜桜お七』考察〜紅白の対比に込められた女性の気持ちを辿る〜

桜の時期が来るたびに思い出すのが坂本冬美さんの『夜桜お七』。改めて歌詞を読み込むと面白いところが多々あったので、今回はこの曲を考察してみようかと思います。 〈赤い鼻緒がぷつりと切れた すげてくれる手ありゃしない 置いてけ堀をけとばして 駆けだ…

「令和の虎」で失敗する人と就活で失敗する大学生の共通点

最近Youtubeで放送されている「令和の虎」という番組にはまっています。 昔あった「マネーの虎」という番組の後継番組のような立て付けで、出資希望者が投資家の前に登場し、自分のビジネスプランを売り込みます。 そのプレゼンを受けて、投資家の眼鏡に叶え…

年の初めの未来予測

今振り返ってみたら、年始は毎年何かしら「年始らしい」ことを書いていたので、今年は僕が考える数年の展望についてまとめてみようと思います。 ①コロナの社会とSFの世界 「その朝も目を覚ますと仮面をつけ,鏡に向かった。にせものの笑顔がそこにある。」 …

浜崎あゆみ『Love song』考察〜浜崎あゆみの葛藤と覚悟〜

僕の興味がある人リストの中に入っているavex代表の松浦勝人さん。 昔テレビのインタビューを見た時から、底知れない目の奥の鋭さ?みたいなものが気になりずっとウォッチしています。 そんな松浦さんが一年ちょっと前にYouTubeを開設したのですが、そこにク…