新・薄口コラム(@Nuts_aki)

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



浪費魔の倹約術

消費と投資と博打。
お金の使い方にはこの3種類があると思っています。
消費は文字通り、欲求に基づいてお金を使い、○円という価値をお金以外の「もの」と等価交換する行為です。
例えば、1000円の雑貨があったとして、それに自分が「1000円の価値がある」と判断して購入した。
これは消費です。

それに対して投資とは、投入した金額よりも多くの価値を再生産できるお金の使い方です。
例えば僕は今、はてなブログProという有料のサービスを利用していますが、有料にしているのはアドセンスアフィリエイトで払った額の倍くらいは回収できると踏んだからです。
これは分かりやすく払ったお金<手に入れるお金という例ですが、「価値」はお金には限りません。
僕は有料メルマガを幾つか行動していますが、これも間接的に仕事などで役に立つと考えているからです。
実際に話のネタや事象の切り口として、支払った額以上の価値が生み出せていると考えています。
これが投資。

最後は博打。
僕の中の定義では、理屈上は損することが大きいけれど、もし当たったら大きなリターンが手に入るものとしています。
具体的には[期待値<成功した時のリターン]という式が当てはまるもののことです。
最もわかりやすいのは宝くじです。
たしか、宝くじが一口300円であるのに対して、それにより返ってくる金額の期待値は半分程度。
もしかしたら当たるかもしれないけれど、確率的には価値が半分になることにお金を使う。
そして、その「大当たりした時の可能性」を買う行為。
これが僕の中の博打です。
この定義にあてはめると、パチンコやスロットはもちろん、声優学校やマンガの専門学校に行くというのも、僕にとっては博打です。

僕は財テクみたいなことには全く興味がなく、守るものもない若いうちにはむしろ稼いだ額は綺麗に使うべきくらいに思っているのですが、一応自分なりにお金がマイナスにならないための理屈みたいなものを組み立てています。
それが消費と投資と博打という3パターンのお金の使い方による考え方です。
論理式は以下の2つです。
①月単位で消費<投資にすること
②月単位で消費+投資>博打にすること
もちろん全部がお金で表される「価値」ではないため、額面の上ではマイナスに見えることもあるかもしれませんが、これを基準にしておけば、取り敢えず長期的にはマイナスになることはないだろうと考えています。
完全に休日にしか着られない服を買うのは消費、職場に着ていく服を買うのは投資(もちろん減価償却を考えた上で、ですが...)、自分の欲求を満たすだけのアダルトコンテンツは消費(笑)、ブログや仕事のネタになる本は投資といった感じです。
もちろんこれは、独り身でお金の使い方を単純化できる場合にしか成り立たないことですが、逆に言えば独り身の人にとっては、意外と役に立つ判断基準ではないかと思っています。
不必要な出費を抑えるという意味においても、そして不要な倹約を避けるという意味においてもです。

そもそもどれくらい稼いだのかも、どれくらい使ったのかもよく知らない無頓着な人間の節約術?なので、全く役に立つとは思えませんが、奇特な方がいるのなら、ぜひご活用ください(笑)

 

 

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