25年前の今月17日、日本を代表する俳優の一人石原裕次郎さんが亡くなった。
もし生きていれば77歳、ちょうど喜寿にあたる年だ。
私が生まれる前にこの世を旅立っているため、直接知るわけではないが、私を含め若い世代の人々も一度は聞いたことのある名前だ。
ぜひ生きている時代を一目見てみたかった。
裕次郎さんも世間に多くの影響を与えたであろうが、最近ではもっぱら兄の方が注目を集めているのではないだろうか。
尖閣諸島購入問題、新党構想などをはじめとし、兄石原新太郎氏も常に社会に影響を与えているように思う。
良くも悪くも彼の言葉には多くの人々がひきつけられる。
相対する性格の兄弟に思えるが、天性の人を寄せる力には共通した部分があるように感じる。
今の日本にもっとも必要である「リーダーの気質」を持った人たちだろう。
石原裕次郎さんはこんな言葉を残している。
「人の悪口は絶対に口にするな、人にしてあげたことはすぐ忘れろ、人にして貰ったことは生涯(一生)忘れるな」
まさに親分気質を体現したような言葉だ。
兄には若干足りない気もしなくない…
「人の悪口は絶対に口にするな、人にしてあげたことはすぐ忘れろ、人にして貰ったことは生涯(一生)忘れるな。」
与野党の対立を見ているとこの言葉を何度でも投げかけたい気持ちになる。