新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



根性論が嫌いな人のための理屈勉強法6 | 成果が上がる方程式 頑張っているのに成績が上がらないという人の勉強改善法

勉強の成果を式で定義すると、以下のようになります。
  勉強成果=時間×回転率×学習の質
時間とは文字通り勉強を行う物理的な時間量のことをさします。
二つ目の回転率とは、勉強を行う際の時を書いたりするときのスピードのこと。
そして最後は、うまく演習・復習のバランスをとっているなど、より高密度な学習の工夫を指します。
勉強の成果は基本的にこの3つの積により規定されます。
すなわち、成績を上げるためにはこの3つの要因のいずれかを増加させることが必要なのです。

時間・回転率・学習の質の中でも最後の質に関しては、個人の主観が占める側面もあるため、初めに手をつけることはオススメしません。
できた気になってしまう恐れがあるからです。
学習の質という抽象的なものではなく、時間・回転率という、より具体的な所からメスを入れていく。
これが成果をあげる学習にとって必要なことであると言えるでしょう。

では実際に時間と回転率を上げるにはどうすればいいのか。
勉強時間を物理的に増加させるということは簡単です。
日常生活における勉強のプライオリティを高めて、できる限り空き時間は勉強に費やすようにする。
具体的に一週間でプラス○○時間勉強に捻出するというのを決めて、その上でスケジュールを書き出し、睡眠と学校の時間だけを書き入れた状態をつくります。
そこに、最初に確保したいと考えた勉強時間を他のどの計画よりも先に割り振り、それから習い事や課外活動、友達との約束を割り当てるようにする。
これで勉強時間は確保することができます。

上のように書きましたが、実際にはなかなか難しいかもしれません。
なにより、勉強時間を増やすこと自体は可能ですが、どうしても限界値があります。
そこで今回1番強調したいのが、勉強の回転率という考え方です。
先ほど少しだけ触れましたが、勉強の回転率とは、演習や筆記などのスピードをあげることです。
よく、非常に丁寧にノートまとめをする人がいます。
もちろん丁寧なノート作りは大切なことですが、必要以上の造り込みは回転率という考え方の元ではマイナスです。
あくまでノートをとることは自分の思考を整理するための手段に過ぎません。
であるならば、振り返った時に苦にならずに理解できる程度の見やすさが担保されていればいいわけです。
書くスピードが既に早い人は構いませんが、比較的遅いという人は、1度字のキレイさを8割くらいに落としてその分速く字を書くことを意識してみて下さい。
ほんの少し字の質を落とす事のマイナス以上の書くスピード上昇によるリターンが帰ってくるはずです。


これはあくまで経験則ですが、それぞれの人の書くスピードと思考のスピードには、相関関係があるように思います。
書くのが早い人は、その精度や思考の深さは別として、例外なく頭の回転が早い。
書くスピードを上げれば頭の回転が速くなるという因果関係が成立しているわけではありませんが、速く書くことで情報処理スピードを上げる訓練にはなるはずです。
つまり、速く書くことを意識することで、間接的に3つめの学習の質を上げるという効果も期待できるのです。
こうした側面からも、回転率を意識することが効果的であるといえます。
学習の質に関してはまた後日まとめようと思います。
まずは物理的な領域である、回転率と時間を増やすことを心がけて見てください。