新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



女性の社会進出はどの程度望まれているか

社会の教科書にも載るようになって久しい男女参画の概念。
女性の社会進出について、最近特に注目されているように思います。
でも、実際にどの程度女性の社会進出が望まれているのかっていうのは、わからないというのが正直な所。

本音が必ずしも理想とは限らないのではないかと思います。
それは男性側の視点としても、女性の視点としても。
男は外に出て働き女は家庭をとか、そんな事が言いたい訳ではありません。
ただ、システム的に必ずしも女性の社会進出が現実問題として皆が求めているものではないのではないかという可能性を言っているだけです。


まず男性の視点からすれば、単純に仕事のクチが減ることに繋がります。
既存の仕事口が1000あるとして、そこに1200人の男が仕事を求めて集まっているとする。
そこに女性の社会進出といって、仮に半分は女性を採用しろといったら、単純に枠は半分になるんですよね。
多分それは嫌っていうのが、正直な言葉。
ちなみに、雇用側には関係ないように思うかもしれませんが、おそらく取締役の半分を女性にしろって言われたら、途端に反発の声が出てくると思います。
社員の一定数の女性を雇えという法律ができても、取締役の一定数女性を雇えという法律ができないのは、この辺に根っこがあるように思います。


必ずしも女性の社会進出を望まないのは、男性だけではありません。
おそらく、女性の中にも相当数の社会進出を望まない人がいるのではないかと予想します。
女性も外に出て、男と同じ土俵で競争したいっていうのんは、そこそこの大学を出て、キャリアを目指せる女性の意見。
そんな女性とそうでない女性で、どちらに属する人が多いかなんて、データを持ち出さずとも明らかです。

女性の社会進出みたいな目標を打ち出すのは、いつも高学歴で優秀な人たちです。
そういう人たちにとっての常識と、ドンキの前にキティちゃんサンダル履いて集まることが楽しみの人たちの常識が必ずしも一致するとは限らない。
中にはわざわざ社会にでて働くのではなく、早いとこ結婚して専業主婦になることを望んでいる女の人だっていると思うんですよね。
その方が絶対ラクだから。
(ここでラクって言っているのは働くよりも専業主婦の方がラクって意味ではなく、働きながら主婦をやるのと働かず主婦をやるなら後者の方がラクという意味です。)

もちろん理想的な社会は男女が完全にフリーで勝負できる社会です。
(因みに僕はそれがいいと思ってます)
でも、100%平等な社会を全員が望んでいるとは限りません。
本当の意味で平等ってことは、男性にとっては競争が倍になるし、女性にとっても仕事量が増えるということだから。
その辺も含めて女性の社会進出っていうのを考えると、皆の理想と個人の希望は必ずしも一致しないような気がします。


差別されてるおかげで保護されているということだってあるのだから。
小保方さんの記者会見の結果の周囲の反応をみていると、まさにそんな風に思いました。
平等に負の側面があるのと同様に、差別にもプラスの側面があるんですよね。
何かの議論や問題を取り扱う時、AとBの対立だけでなく、それぞれの事象の表と裏をとって4つの象限で考えることが有効です。


そんなことを、本日の行ったイベントで感じました。