「美容師」「バーテン」「バンドマン」
女の人が恋をしてはいけない職業の3B(美容師はBじゃないけど…)としてマンガ家の山田玲司先生が自身の番組で言っていたこの言葉。
山田先生がこれを言ったときの驚きは今でもはっきりと覚えています。
今日の朝、起きて寝転がりながらニュースを漁っていたら、久しぶりにこれと同じレベルの衝撃を受けました。
それが「かわいいと言われて吐き気がしたことがあります」というこの記事
女子高育ちだった筆者が、セブンティーンに書いてあるような(裏返せば)男にモテるテクニックを片っ端から実践したというもの。
そこに書かれている具体例がとにかく面白い(ここに書いたらパクリになってしまうので上の記事を御覧下さい)くて、どれも男性側の率直な気持ちとして「そりゃ好きになるわ!」というものなんです。
で、筆者がそれらを全て行った結果感じたことを学校の先生に話したときに言われたという言葉が秀逸です。
「でも、共学で育った女性は、
好きな男子の話にしか笑いませんし、
好きな男子にしか親切にしません。
はじめてあなたに出会った男性は
自分が特別扱いされていると感じて、きっと
あなたが自分に恋してると思っていますよ。」
本来ならば好きな人にしかしないようなしぐさを手当たり次第に行っている結果相手に与えているであろう誤解を端的に伝えたこの先生の言葉が非常に面白いなと思いました。
この筆者さんのやったことって、山田先生が言った「女の人が恋をしてはいけない職業の3B」ちょうど女性バージョンなんですよね。
「女の人が恋をしてはいけない職業の3B」として山田先生が美容師、バーテン、バンドマンを挙げている理由は、彼らがいずれも「話を聞くプロ」であるということからでした。
しっかりと最後まで相手の話を聞いてくれる男性は、思いのほか多くありません。
大体の男は、自分の話をしたがったり、女の子の話を聞きながら、ついつい(上から目線の)アドバイスをしがち。
しっかりと女の子を主役にして、女の子の話に耳を傾けてくれる人は驚くほどに少ない中で、これらの職業の人は仕事で「聞く姿勢」を鍛えているから、当たり前のように話を聞けて、だからこそそんな男性の姿に「この人は私のことをわかってくれる」と思って好きになると痛い目をみるよという話だったみたいです。
女性にとって「男性が相手の話に真剣に耳を傾ける」というのは、基本的に好きな人に見せる姿であるように映るのではないでしょうか。
実際に男の立場から考えても、好意のある人に振り向いてもらおうとすると、しっかりと相手の話を聞こうという姿勢になります。
だから、しっかりと話を聞く=自分に興味があるのではないかと思われ安いというわけです。
これって、先ほど紹介したブログに書いてあった、「自分が特別扱いされていると感じて、きっとあなたが自分に恋してると思っていますよ。」というのと非常に近いように思います。
男性にとって「話に耳を傾ける」が好きな人にしか行わないサービスで、女性にとってブログに出てくるような一連の「かわいいしぐさ」が好きな人にしか行わない好意ではないかと思うのです。
このどちらも、注意喚起・失敗事例として書かれていますが、これらを意図的に行うのは「モテる」という目的に対してはかなり効果的なアプローチであるように思います。
ただしここで注意しなければならないことがあります。
それは、「モテる」という言葉の定義です。
僕がここで使う「モテる」というのは「不特定多数の異性から好意を抱かれる」という意味の状態動詞です。
自分が好意を持っている特定の異性に好きになってもらえるというのではありません。
それが全然興味のない会社の同僚かもしれないし、親の年くらいのおっさん、おばちゃんかもしれないけれど、不特定の何人かから声をかけてもらえる(男性の場合は食事に誘っても断られない)状態。
これが僕の考える「モテる」という状態です。
上に挙げたことを実践して得られるのは、あくまで「モテ」であるとうことは注意しておかなければいけません。
しかし、反対に「不特定多数から好意をもたれる」という状態でいいのなら、こうした方法で驚くくらいにモテることができるでしょう(笑)
僕はよく、雰囲気イケメン・雰囲気美人についての研究レポートをブログで書いていますが、上に挙げたのは全くの別モノ。
漢方薬みたいに徐々によくしようというものではなく、飲んだ瞬間に効くタイプのもの。
劇薬でもあるため、使用の際には分量と回数をしっかりと守る必要のあるものです。
今まで山田先生が言っていたことを参考に考えていた話が、「かわいいと言われて吐き気がしたことがあります」という記事を読んで完璧に補完されました。
とにかく面白い内容なので、是非読んでみてください。
っていう、あまりにも面白かったので勢いだけで書いてしまったエントリ。。
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アイキャッチは何度も紹介している、山田玲司先生の「モテない女は罪である」