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新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



博学に見える人の話し方分析(β版)

何について話していても、この人は博学だなあと思う人がいます。
自分もそんな風な話し方ができるようになりたいと思い、そういった人たちの話し方を長いこと分析していると、一定の傾向があることが来ました。
現時点で僕が考えている博学の定義と、そのなり方を簡単にまとめて見たいと思います。

 

二種類の「情報」


博学な人の特徴をまとめる前にまず、トピックそのものについて考えてみたいと思います。
何かの話をするとき、当たり前ですが、話題となるネタが存在します。
そして話題のネタに対して自分持っている知識がある。
僕はこの「話題に対して持っている知識」には、2種類があると考えます。
具体的に、マス情報と差別化情報と名づけることにします。
マス情報とは、相手と会話をするうえで共通認識として持っている基本的な知識や、世論の立ち位置みたいなものです。
それに対して差別化情報とは、世間一般に共有している知識ではなく、その分野に関して、自分だけが知っている(相手は知らない)ような情報を差します。

抽象的過ぎるので、ワンピースを例にマス情報と差別化情報について説明したいと思います。
主人公モンキー・D・ルフィは海賊で、様々な仲間とともに伝説の秘宝「ワンピース」を求めて島々をめぐる冒険物語という大まかなあらすじは、マス情報の最たるものです。
これに加えて、ジャンプに連載していることや、アニメも好評で社会現象になるほどの人気であるということも、共通認識として持っているであろう事なので、マス情報に該当します。
それに対してコマ割りの特徴や単行本化する際の作者の話数に関するこだわり、作品から感じられるメッセージ性といったものが差別化情報となります。

何かについて人と話すとき、僕たちはマス情報を全く持っていなければお互いの話の内容がまったく分からず、そもそも会話が成立しなくなってしまいます。
逆に互いがマス情報しか持っていない場合は、既に知っている情報をお互いに言い合うだけになってしまい、共感やお互いに納得する以上に話が膨らみません。
マス情報をベースにして、お互いが差別化情報を持っていることによって、初めて話は盛り上がるのです。

 

差別化情報の分類

 

この人はだと思う人たちの差別化情報を見ているうちに、彼らの持っている「情報」が、ある程度の分類ができることに気づきました。
相手をひきつける差別化情報には、ゴシップ的なベクトルと専門的なベクトル、最新方面のベクトルと古典方面のベクトルの4つのベクトルが存在します。
この4方面に対してそれぞれの人がどれくらい深く掘り下げているかによって、「この人は博学だ!面白い!」と感じる度合いが決まってきます。
ゴシップ方面のベクトルとは、信憑性は低いけれど面白い意見・斬新な主張などです。
専門的なベクトルとは逆に、その分野における専門家の意見やより応用的な理論のこと。
最新情報のベクトルは、その分野に関して言われる最新の情報に対してどれだけ詳しいかを指し、古典的なベクトルとは、今までにどんな主張や研究がなされてきたかという方面に関してどれだけ詳しいかを指しています。
ある人の博学の度合いは、特定ベクトルに対する深さではなく、4方向に対する深さからなる面積の大きさによって測ることができる(図のような感じ)というのが僕の考え。
いくら最新情報のベクトルが深く伸びていても、他のベクトルがなければ、博学とは呼べません。
この面積の大きさにより、その人の博学度合いは決まるのです。

 

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以上を踏まえて話している相手に、この人は博学で話が面白いと思ってもらうために必要な要素をまとめていきたいと思います。
まず多くの分野のマス情報をしっかりと抑えていることが大切です。
あらゆるジャンルにおけるマス情報を抑えていれば、自分が興味の無い分野の話題に関しても、少なくとも相手が話している内容を理解することができます。
相手とマス情報の共有ができていれば、その話題に関して「相手の話を聞く」ことができるのです。
話題に詳しくなくても、相手の話を聞くことで会話が成り立ちますし、聞く行為によって知らない分野に関する情報が蓄積されていきます。
それが長期的には差別化情報として生きてくることさえあるのです。
多くの分野についてのマス情報を得ると同時に、自分の興味のある分野に関して少しずつ差別化情報を蓄えていきます。
そのときに意識するのが、先に挙げた4つのベクトルです。
一定のベクトルに偏った情報ではなく、4方向に興味を持つことで、話すときの情報が一気に個性的で面白くなるわけです。
以上が現時点で僕が考える、博学で話が面白い人にみえるようになるメソッドです(笑)
実際にこれに基づいて実践しているのですが、やっぱり難しい。。。
もうちょっと細部まで考えがまとまったら、再度エントリとしてまとめようと思います。