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新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



成果物に見る作り手の特徴4分類と、評価する側との相性

仕事に限らず、何かの活動をしていれば、必ず何かしら自分の手によって生み出される成果物が発生します。
仕事の企画書もイベントも、Webページもロゴデザインも、文章も全部そう。
僕で言えば毎日の授業なんかもこれにあたります。
もちろんその人のやっている仕事にもよるかと思いますが、この成果物がどのようなものであれ、生み出した人の性格が色濃く反映されます。
僕は、成果物を生み出す際に作り手が何を意識するのかによって、4つに分類しています。
そして、作り手と評価する側がそれぞれ4分類のどこに属するのかによって、同じ成果物でも評価にバイアスがかかると考えています。
具体的な4分類のしかたは以下の通り。

横軸には作り手が成果物を通して伝わる自分の主張を重要視しているのか、それとも成果物と自分は切り離して、あくまで成果物自体を評価して欲しいと感じているのかが入ります。
そして、縦軸は最低限の質が担保されたものを一定のペースで生産することに重きを置くか、量産することよりもひとつひとつの成果物の質がその都度いいものであるかに重視を置いているかです。
この縦軸と横軸で分けた特性にそれぞれ名前をつけるとこんな感じ↓
①起業家タイプ(成果物に込めた想いが伝わることを重視×最低限の品質を保ち一定ペースで生み出されることが大切)
②サラリーマンタイプ(自分の主義主張ではなく成果物自体を見て欲しい×最低限の品質を保ち一定ペースで生み出されることが大切)
③職人タイプ(自分の主義主張ではなく成果物自体を見て欲しい×一点物の価値をその都度創出することが大切)
④アーティストタイプ(成果物に込めた想いが伝わることを重視×一点物の価値をその都度創出することが大切)
どれが言いというわけではありません。
ただ、それぞれが属すタイプによって、重視している点が違うため、作り手側と評価する側の組み合わせによっては、出てきた成果物の評価が必ずしも正当なものにならない可能性があり、そのことを考慮にいれることが大切だと思うのです。
例えば、経験則ですが「評価する側→作り手」の関係が①→②、②→③、③→④、④→①という場合には、その成果物は本来の価値よりも低く見積もられてしまうことが多いように感じます。
起業家タイプは初期の原動力になるものを重視しており、だからこそ思いの入っていないものをあまり評価しない傾向にあります。
サラリーマンタイプが重視するのはスピードとその中で生み出す一定のパフォーマンスであるため、納得のいくところまで突き詰めたい職人タイプに対する評価は低くなる。
職人タイプは職人タイプで、できたものの質で勝負したいという気質が強いため、そこに込められた意図を重視するアーティストタイプは好きになれません。
最後、自分の思いを形にして、それを受け入れられることこそが物を作ることであるといった志向が強いため、マーケティング的に考える起業家タイプの成果物を作る人とは馬が合いません。
逆に上の関係において作り手と評価するものが入れ替われば、反対向きのベクトルになると評価が高くなる傾向にあります。
例えば評価する側が職人タイプで作り手がサラリーマンタイプといった場合。
これは評価する側がそもそも価値基準と考えない部分で作り手が成果物を生み出しているからです。
この場合は本来以上に評価が高くなる場合が多くなります。
これはあくまで「成果物」を介したコミュニケーションに関しての話なので、単純な人間関係の場合にこの関係が成り立つわけではありません。
ただ、どのカテゴリに属する人であっても、成果物に対する評価が低いのは気分のいいものではないと思うので、この関係を頭に入れた上で相手の評価に沿ったものを制作するor相性を考えたら評価が低くても仕方がないと割り切る(因みに僕は完全に後者です 笑)みたいな処世術としては役に立つのではないかなと思います。
よかったらご活用下さい!